第3話
店主がカウンターから出て来た後 メニューを注文しようとしたら、店主の顔が曇った。
「うちはお任せだ」
「じゃあお任せで」
「材料はお前だ」
それから恐怖の時間が始まった。
扉が自動で閉まり、ミラーボールが動き出してまるで悪夢の中にでもいるかに様な感覚になった。
逃げ回ると店主が包丁を持って追いかけて来た。
たまたま床に凹むを見つけて足を踏み込んだら床が抜けた。そこは地下室へと続いていた。
地下室は床から数メートルあって店主はすぐには降りてこられない様だった。
「チッ」と舌打ちが聞こえた。
地下室は部屋が炎天下の如し明るさだった。
何と地下室にはパンダがいた。
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