喫茶記録２　関西の喫茶店巡ってみた-REVOLUTION-

2025年8月17日日曜日　15：03

暑い中、試験勉強をそこそこに、家を出て来た。

外の気候は真夏日、カンカン照りの日差しが俺を焼く。

それにもかかわらず、歩いて駅まで出て来た僕は、駅に着くや否や、熱中症で倒れるかと思った。

阪急電車に乗って大宮に行くには、大宮は準急や普通じゃないと止まらないから、地元から準急に乗る。

電車に乗っている間は、シートが空いているので、座りながら本を読む。

今読んでいる本は、「伊坂幸太郎」の「マリアビートル」と言う本だ。

ブラットピット主演でﾊﾘｳｯﾄﾞ映画化したこの小説は、高速鉄道の中で繰り広げられる、殺し屋たちの攻防が繰り広げられる傑作小説である。

とにかく、王子というサイコなキャラクターがめちゃくちゃ頭のネジが飛んでいて面白い。

物語は、王子・天道虫・あさがお(実際には常用で無い漢字表記、予測変換で出ず。)・木村・果物他数名の視点から多次元的に進んで行く。

さて、王子のチャプターを読んでいる間に、桂駅までたどり着いたので、王子チャプターを読み終えたら本を閉じた。

そういえば、上牧駅で大雨になったけど、大宮は雨が降ってなくてよかった。

さて、大宮駅を降り、僕はどこへ向かったか。

僕は、チョコザップ会員なので、阪急大宮駅近くにある支店に行って、2セットサーキットトレーニングをやって来た。

ここのチョコザップは、マシンが充実している、普通？というか、地元にあるチョコザップには、良くてもショルダープレスがある支店はあるが、レッグ・チェストのプレスたちと、ラットプルダウン、そしてトレッドミル、エアロバイク、デスクバイクに全店にあるだろうエステ系ブースやマッサージチェアがある。

大宮は、そのうえにアブダクションだかアダクションと、ショルダープレスもあるし、あのー肩をすくめるやつで僧帽筋を鍛えるのもある。充実している。名前は忘れた。

20分くらいで2周のサーキットを終えて、僕はチョコザップを出た。

次の目的は、執筆だ。

僕は、このチョコザップから徒歩5分ほどで、四条大宮の大通りにある、純喫茶、『Hattory』に来た。

純喫茶は、どこも今時珍しく、全席喫煙可能だ。だからか、たばこのにおいがプンプンする。僕は喫煙者じゃないし、家族も喫煙者じゃないから、普段になくこの副流煙を吸うことになる。

飲み物は、運動をチャラにしそうな強烈な甘い飲み物、『ミルクセーキ』を注文した。

これは、デリッシュキッチンで昔調べたところによると、記憶によるものだから正確ではないかもしれないが、卵黄を泡立て、砂糖と牛乳と混ぜて、火にかける。そして、なじんだところで氷を入れたグラスに注ぐ。そして、バニラエッセンスを振りかける。

僕は昔、京都市役所横のエイトという喫茶店に行って飲んだとき、ミルクセーキに惚れ込んだ。そんで、いつかまた飲みたいと思っていた。

だがしかし、残念ながら、このお店のミルクセーキはとてつもなく甘い。

上唇と下唇が糖分で接着しちゃうんじゃないかという程甘い。

あと、隣の席では、4人組の大学生とみられる男性たちが、スイーツを食いながら、タバコを吸うている。全員じゃないかもしれないが。

カウンターの席に座っている熟女も、タバコを吸っている。もしかしたら俺だけが、非喫煙者かもしれない。

ちなみにこの後は、四条通沿いにあるすぐそこの楽器店、MARUKA楽器に寄り道していこうと思っている。

この楽器店は中古品の専門店で、かなりギターの入れ替えが激しいお店になるので、在庫がネットで見るたびに変わっている。面白いお店だ。

狭いお店なので、これまでは試奏をさせてもらったことはないが、今日はさせてもらおうと思っている。

買う勇気はないが。

純喫茶、Hattoryさんの内装は、ヘキサゴンを寝かせたようなタイルが店を入って右手の壁にある。一階を入ってすぐの席に僕は座った。

ちなみに、今日はお盆のためだからか、18時には閉店するようだ。

二階にも客席がある、メゾネット？タイプのお店になっているのが魅力的だ。

最初は、張り紙が店の前にしてあるので、閉店しているのかと思ったが、中には寛いでいる人がいるので、開店してるじゃんと思って、入ってよかった。

未だミルクセーキは半分以上残っている。何とか飲み切らねば。

2025年8月17日日曜日　15：24