世界観と勢力図

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1. 世界観概要

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1.1 ルネアの世界

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魔法と機械が融合した独自の文明を持つ異世界。その平和は常に巨大な魔獣と、闇の勢力「アビス」の脅威に晒されています。


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1.2 魔獣(マジュウ)と魔竜(マギドラコ)

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ルネアの世界には多種多様な魔獣が生息し、人類の生活圏にとって自然の脅威です。魔竜(マギドラコ)は恐竜のような姿をした魔獣の最上位種で、火を吐くなどの魔法のような攻撃を仕掛けます。元々は自然の一部ですが、「アビス」の暗躍により凶暴化し、世界各地で脅威となっています。




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2. 主要勢力とその背景

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ルネアの世界は、複雑に絡み合う6つの主要勢力と、その他の小規模・非公式勢力が存在します。


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2.1 ヴァルキリー帝国

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ルネア大陸最大の軍事国家。「力こそが正義」とする弱肉強食の思想が根底にあり、魔導技術の研究開発に最も力を注ぎます。圧倒的な物量と火力を誇り、幻晶機保有数は約2500機。帝国内部では皇帝派と貴族派の対立が激化しています。

• 軍事力:

o レギオン・シリーズ: 約500機(最新鋭機として、最前線の精鋭部隊に配備)

o シリウス・シリーズ: 約1500機(帝国の主力として、各戦線に広く配備)

o ゲイル・シリーズ: 約400機(旧式ながら、地方防衛や訓練用に運用)

o エース機/その他: 約100機(シャドウ・ヴァルキリー、ヴァルハラなど)


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2.2 自由同盟

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かつてヴァルキリー帝国の侵攻に脅かされた複数の都市国家が、自衛のために同盟を結成。「個々の自由と平等」を重んじる民主的な思想を持ち、幻晶機はあくまで防衛の手段と見なします。幻晶機保有数は約800機ですが、練度の高いパイロットと優れた戦術で対抗。内部には強硬派と和平派が対立しています。

• 軍事力:

o ゲイル・シリーズ: 約600機(旧式が主力。多くの機体がベテランによって乗りこなされている)

o リベラ・シリーズ: 約150機(新型主力機だが、生産数が追いついていない)

o エース機/その他: 約50機(ヴァリアント、鹵獲機など)


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2.3 アクエリアス公国

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広大な海域と豊かな海洋資源を持つ島国。貿易と商取引を重んじ、中立を保つ実利主義的な側面を持ちます。幻晶機保有数は約600機で、海洋での戦闘に特化しています。

• 軍事力:

o マリナス・シリーズ: 約500機(水陸両用機として、沿岸部や海域の防衛に配備)

o レギオン・アクア: 約50機(公国の切り札。少数が精鋭部隊に配備)

o ゲイル・シリーズ: 約30機(陸上部隊用)

o エース機/その他: 約20機(オーシャン・ロードなど)


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2.4 竜骨山脈の部族連合

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外部の世界と隔絶された山脈で、魔竜や自然と共生する独自の文化を築いてきた少数民族の連合体。リアの故郷「竜の谷」もここに属します。自然との調和を何よりも大切にし、幻晶機は魔竜と対話するための道具と見なします。幻晶機保有数は約20機。

• 軍事力:

o ドラグーン・シリーズ: 約20機(部族独自の技術で製造された貴重な機体)


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2.5 謎の勢力「アビス」

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不明な成り立ちを持つ勢力。世界に満ちる闇の魔力を利用し、世界を混沌に陥れようとしています。幻晶機や魔獣を「道具」として扱い、世界の破壊を目論みます。主な目的は、各国の伝説機に宿る神の力を全て吸収し、究極の力**「アビス・コア」**を完成させ、最終兵器を生み出すことです。

• 軍事力:

o クロノス・シリーズ: タイプM(主力量産機)、タイプD(空戦特化機)


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2.6 裏社会の勢力:グレイ・シャドーとその組織

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幻晶機の部品や魔導素材、情報を扱う謎の商人「グレイ・シャドー」のような人物が属する、各勢力間の裏取引を取り仕切る秘密組織。各国の軍事技術や機密情報を売買し、戦乱を陰から煽る存在ですが、純粋に利益を追求するため、時にはユウキたちに貴重な情報をもたらすこともあれば、敵対勢力に重要な情報を流すこともあります。



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3. 幻晶機:戦力バランス

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主要勢力ごとの量産機シリーズと、伝説級幻晶機「コア・シリーズ」が存在します。コア・シリーズは超古代文明の遺産であり、覚醒時には一騎当千、30機分の底力を発揮し、戦局を根底から覆すほどの力を持ちます。

• アストレイア(風の神): 複座式。ユウキとリアが乗り込む伝説の幻晶機。「竜の谷」に眠っていた。

• ヴァルハラ(雷の神): 複座式。ヴァルキリー帝国が秘密裏に修復を進めている伝説機。

• アルテミス(月の神): 複座式。幻影の森の奥地に封印された伝説機。

• オケアノス(海の神): 複座式。アクエリアス公国が秘蔵する、海中に眠る伝説機。

• バハムート(地の神): 複座式。竜骨山脈の部族連合に伝わる、大地を司る伝説機。


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