終戦とは一体いつなのか?!

戦争とは、通常、学校で教えていることがすべて逆になる異常な場所。

通常では、人は殺してはいけないこと。
でも、戦争では、人殺しが殺人罪にならず、称賛される行為に。
誰か瀕死の状態で困っている人を見つけたら、救護する世界から、トドメを刺す世界。

人格が壊れるのもむべなるかな。むしろ、人格が壊れることで全崩壊を免れるしかないのかもしれない。

国は赤紙一枚で引っ張ってくるが、戦後の精神ケアなど何もしてくれない。人格は壊れ、家庭も壊れる。

この作品を読むと、やはり、戦争は起こしてはならないのだ、全力で止めなければならないのだ、との思いがあらたになります。

多くの方に読んでいただきたい、戦争のリアル、そして、一度、戦争に行った者にとって、終戦は訪れないということを知っていただきたい。