家に帰って来たら、銀髪、オッドアイの少女が夕食を用意して待ってました。とりあえず考えることをやめて夕食を食べることにしました。

牧村和樹(グレイレッド)

幻を求めて

第0話 始まりは……

「……」


 僕、渚純なぎさじゅんは、小学生の時にSNSの画像かインターネットのどこかで銀髪、オッドアイの少女の画像を見た。


 渚は一目惚れなのか、取り憑かれたように銀髪、オッドアイの少女に会いたいという気持ちが強くなった。


 渚はここから、銀髪、オッドアイの少女を調べ始めた。


 しかし、調べても渚が見た、銀髪、オッドアイの少女の情報が全く見つからなかった。


 渚は諦めずに1人で探し続けた。


 同時に銀髪、オッドアイの少女に会う為に必要か、わからないが勉強、運動、努力もしていた。


 渚は諦めて忘れようと考えた。


 そして、9年が経ち、高校に入った。


「……」


 高校の入学式を終えて、友達とカラオケに行き、解散して家に帰ると何故か居間、台所が電気が付いていた。


 渚は消し忘れたかな?と思って、台所に行った。


「……」


 台所に行くと銀髪、左目が赤い瞳、右目が青い瞳のオッドアイの少女がテーブルに夕食を並べて座っていた。


「……」


 諦めていた者に不意に会えた状況に渚はフリーズしてしまい固まってしまう


 どうして、いるんだろう?とわからないまま渚は今日の入学式を終えた時間まで振り返りながら、銀髪、オッドアイの少女を見ていた。


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