和議への応援コメント
意見企画より来訪させて頂きました。
あらすじからこれは拝見せねばと思い、一気読みさせて頂きました。
大江山伝説については、FGOや東方といった漫画・ゲーム系からの知識しかないニワカですが、訳あって強い思い入れがあるもので。
さて、『大江山絵詞』以外にも『御伽草子』その他様々な伝承を取り入れておられますが、それ故に、物語の進行にあたっては様々な必須となる〝イベント〟が発生します。それを「ほほう、この場面をこう解釈するのか」と感心しきりで読ませて頂きました。
特に序盤を読んでいると、私にとって思い入れのある茨木童子に相当する者が居ない事を訝しく思っていた所に、彼の者〝達〟でそれを成すのかと、膝を打った次第です。
緻密に組み上げられた、愛と憎しみ、葛藤と苦悩から連なる、綺麗な着地点。
物語として純粋に、とても良い作品に出会えた幸運に感謝させて頂きたいと思います。
一方で、あえて苦言を述べさせて頂くとすれば、書式に乱れがある点を指摘させて頂きます。
特に、小説の書き方の基本原則である
●句点は「」の最後にはいれなくていい
という点を外されているのが気になりました。
何か拘りがあるのかとも思っておりましたが、終盤では句点が入っていない「」部分も散見されていた為、余計に気になりました。
他にも、文章の書き方で気になる点としては
●行頭の一字空けが、台詞の「」前にある箇所が散見される。
●場面転換を示す区切りが ・ 一つだけなので解り辛い(web小説では、〇や◇や△を数個並べたり、長めの罫線を引く手法が一般的)
●web小説では、台詞と地の文の間は一行を空けるのが主流ですが、一行を空けるのが上だけだったり、下だけだったり、上下とも空いていたり、逆に上下とも空いていなかったりと、統一性に欠ける。
総じて、物語に不満点はありませんが、この書式関係だけ気になりましたので、お時間があるようでしたら、その辺りを清書された方がよいかと思います。
それでは、改めてとても良い物語をありがとうございました。
作者からの返信
読み込んでいただいた上、高評価いただき、ありがとうございます。
別作で鬼を調べた際、GoogleMapで大江山の鉱山跡を見つけたのがきっかけでした。八岐大蛇伝説とも脳内で結びつき、また各地の鬼の伝説が鉱山にリンクしている不思議からイメージが膨らんだ次第です。執筆中の調査で知った晴明や金時の出自伝説も盛り込み、最初に想定していた着地点と異なるところに至りました。
また大江山の南の山に、茨木童子が拠点としたという鬼ヶ城伝説があることを知り、こちらもパズルのように繋ぎました。性別は男女両説があったのですが、絵的な方向も鑑みて鬼女と。
書式についてのご指摘大変ありがたく。小説に関する一般的なルールを知らぬまま、その日の気分で統一性もなく描いておりました。少しずつ清書してまいります。
和議への応援コメント
お疲れさまでした。いい完結でした。
ところで、蛇足ですが、八岐大蛇の『岐』は、分かれ目の事です。と、すると八岐大蛇の首の数は九本ではないか? という説もあります。調べてみると面白いですよ。
作者からの返信
ありがとうございます。キムオタさんのコメントに励まされ、なんとか終えることができました。
スリング入れたあたりから、おとぎ話がどんどんSF(すこしふしぎ系)に流れていくのを止められず。笑
登場人物に読者が好みそうな清純な女は一人もおらず、途中、これはエンタメになってるんだろかと疑問を抱きつつ書いておりました。
ただ、強引ながら、原作の伝説(香取本・大江山絵詞)の話のなんだか陰険な作戦を消化できたようには思います。
親娘で蜂群対決とか、里の祭りの話とか、書いたけども辻褄があわなくなるので破棄したシーンもいくつか。まだ描き残しもあるような気がしますが、蛇足になりそうなので残心です。
八岐大蛇、チェックしました。自分はネプチューン三叉の矛のような、草薙剣が出た尾が一本に八分岐のイメージでいましたが、いろいろあるんですね。
八の頭に八の尾があって一六分岐とか、分岐点中心に四十五度ごと配置の八つ頭ゆえに分岐も八とか数学っぽいのも。
キングギドラが八岐大蛇ベースというのも面白かったです。
勝敗への応援コメント
はばねろで、笑わせていただきました。これ、実際に実用化されていたら、日本の歴史は変わっていますね。鉄砲の無い時代、これ以上の投擲武器は無いんじゃないでしょうか? 民明書房ネタかも。
鎌倉時代、元寇の頃は、う〇こが重要な投擲武器だったそうです。毒、腐敗という二次属性に加え、単なる汚物としての印象が士気低下に多いに貢献したとのこと。でも、はばねろがあったなら、違っていたかも知れません。
作者からの返信
物語の序盤に、金時に対して虎熊が唐辛子目潰しを使うミス。書いたあとで唐辛子が日本に渡来するのは数百年後と知り、どう辻褄をあわせようか考えていたのです。
困った時の役小角(ドラえもん)でスリングが出てくるんだからいけるだろ。どうせなら最凶の唐辛子にー。冒頭部とテイストが違うのですが、エンタメじゃ〜と。
ハバネロ収穫時の大仰な装備を見て性質を追ったら、結構いい感じの非殺傷兵器になりました。
元寇への投擲武器。船内なのでかなりきっついですね。
病気も蔓延しそうです。なんでもありだな。古代。
大江山への応援コメント
いよいよですね。
話は変わりますが、この間、テレビで、前鬼・後鬼の65代目の子孫というのを見ました。奈良の前鬼村というところに住んでいるそうです。面白いのは、代々、宿屋を営んでいて、それが修験者専用の宿として今も使われているとのことです。役ノ行者の言いつけを守っているとのこと。何か、ネタになるかも。
作者からの返信
おお、宿屋経営。一般人は泊まれないか。
前鬼後鬼には五人の子供がいたという話は聞いていたので、その子孫の一系なのだとは推定します。なんかに使えないかな。
やはり鬼とか土蜘蛛とか八岐大蛇なんかは、朝廷の支配及ばぬ一族だったんでしょうね。特に鬼は鉱山があった地域に伝承に残っている者が妙に多い。八岐大蛇なども尾から剣がでてくるとかそれっぽい。
朝廷が討伐する際に、おどろおどろしく理由をつけさせただけのように思います。平将門などは天皇家の血筋なので名が残っていますが。
土蜘蛛は「土籠り」が五尾変化したもので、竪穴式住居に住んだアイヌや縄文系民族の一族だったとの説も読みました。
蟲めづる姫君への応援コメント
コメント失礼いたします。
まるで能舞台の上で、蛍の光が揺らめくような物語でした。
高貴な姫君の孤独と、都の闇が絡み合いながら、大江山へと伸びてゆく道筋が、艶やかでありながらもどこか恐ろしくて……惹きつけられます。
姫君と右馬佐、二人の関係も粋です。
最後になりましたが、自主企画へのご参加まことにありがとうございます。
対峙への応援コメント
蛍は、史実と異なり、綱に切られなかったのですね。
これから、どうなっていくのか? 茨城県民ではありませんが、期待します。
作者からの返信
茨木童子の伝説はいろいろなものが入り混じっています。渡辺綱が腕を斬ったところも、いくつかあっていろんな説があります。
1、羅城門(歌舞伎「茨木」・今昔物語)
2、一条戻り橋(橋姫伝説・女性に化けて襲撃)
3、七条の堀川(御伽草子版・大江山戦前に女性に化けて襲撃。)
すくなくとも伝説上斬られたのは、京都の周辺のようです。
茨木童子は何故か女性である説と男性である説が混在している(昭和の映画では女優が演じていたり)ので、今回の斬られシナリオは歌舞伎の「茨木」を軸に2、3の要素も混ぜて、大江山襲撃前に男の腕が斬られ女が取り戻すというベクトルに持ち込みました。
歌舞伎「茨木」解説
https://www.eg-gm.jp/e_guide/memo/a/memo_ibaraki.html
綱が単独で大江山と京都の間の別の山で対峙するのは↓福知山市のWEBにあった「鬼ヶ城」伝説になぞらえた感です。
「鬼ヶ城」伝説掲載箇所
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/onihaku/densetu/index.html
この鬼ヶ城のある山にも、明治時代あたりまで大江山同様に、鉱山の採掘跡があったりして、いろいろと想像が膨らんだところです。
「大江山」の南の「鬼ヶ城」
https://maps.app.goo.gl/DBSDgXqyx7XHCuyJ6
開拓への応援コメント
御作を最初に拝読した時から、気になっていたのですが、永井豪の「手天童子」という漫画をご存じでしょうか? SFなので、あまり参考にはならないのですが、私が「伏線」を使った最高傑作と思う漫画です。下記URLにウィキペディアを貼っていますので、もしご興味があれば一読されると面白いです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E5%A4%A9%E7%AB%A5%E5%AD%90
作者からの返信
ありがとうございます。永井豪さんの「手天童子」存在はしってまして、子供時分、連載時に何話かちらほら読んでた記憶がありますがこれまで、全体は読んでいないのです。
しかし読むと確実に影響を受けそうで今回は避けておりました。
全て書き終えた後、ぜひ読みます。似てるところはあるのかなー。
女たちの砦への応援コメント
いよいよ、決戦ですね。
「すりんぐ」。何か、昔、へラクレスかなんかの映画でみたような……
民明書房刊「投擲武器の系譜」でも、力の無いものが大きな敵を倒す際に「金的」という的を狙うのが有効と記されています。平安の日本でもありうる話ですね。
作者からの返信
戦闘拠点に見えない拠点を作らねばで、スリングに至るまでに戦略をむっちゃ悩みました。
イナゴで兵站襲わせようか=>でも京都はそれほど遠くない
毒蛾とか使えないか=>どうも幼虫のが毒あるし、痛いだけみたい
毒蜘蛛は日本にいたっけとか、
まあぐるぐるしつつゴムがあればスリングショット(ゴムのパチンコ)とか使えるなーとか思ったとこで、いやいやその前の投石器あんじゃん☆ぴきーんと。
ビジュアルで一番有名なのが、ミケランジェロのダビデ像で、左手に持ち肩にかけているのが「スリング」とのことです。
石を叩き込むのは、巨人のゴリアテなので、イニシエから、弱者が強者に抵抗するときに使われる武器だったようです。
女子が金的を狙うのは、ドローンで数十億の戦闘機を叩き潰すような非対称戦略ですね。別の方向で狙ってくれ。
民明書房どっかで使いたいな。
鬼と隠への応援コメント
今、気づいたのですが、金時の語尾「~じゃん」は神奈川の方言ですね。前に四股の説明にも湘南地方の古地名があったようで、なかなか研究していますね。
作者からの返信
気づいていただけましたか。
足柄山出身にちなみ、キャラクタづけ語尾いじりは安直なのですが、コメディリリーフにはありがたく。
現代の神奈川方言なんですが、ラノベなんでまあおもろければいいかと。
小余綾(こゆるぎ)は和歌にも詠まれ、大磯あたりを指すのだそうです。江ノ島あたりに今も小動岬(こゆるぎみさき)など残っていたりしますが、富士山がいまの桜島のようにどかんどかん噴火していたときに、地面がゆらぐことからそう呼ばれたとの説があります。
接触への応援コメント
いよいよ、酒吞童子が出てきました。
>彼の体はひと回り大きくパンプアップした。
このバンプアップという言葉は、意味は分かりますがあまり平安らしくない。拙作「思い出のかたち」では「怒張」と表現しましたが、怒張は血管が太くなることなので厳密にはバンプアップではない。しかも、「朱天は怒張した」ではあきらかに変態です。難しいですね。昔のジャンプの裏表紙の広告では、「みるみる太く逞しく増大」ですが、これも変態です。何か、いい言葉がないでしょうか?
「猛々しさを増した」でしょうか?
作者からの返信
ご指摘通り結構迷ったんですよ。
歴代酒呑童子が描かれた画はとにかくデカい。
頭が源頼光の体くらいのサイズがあって、どうにもウルトラマンの小型怪獣クラス。
今回の酒呑童子は、あくまで普通の人間サイズなので、どうデカくするか悩むわけです。魔的にボディサイズアップでは微妙。
でまあデカくなったを、普通人で考えるとトレーニングの果てのパンプアップに近い感じかなと。書いちまうわけですが
そもそも考えてみると、酒呑童子がデカくなければ、ビジュアル的に騙し討ちで殺す正当性が出ないんですよね。要は京の朝廷側を正義に見せる都合だったりするわけです。
今回は、朝廷にまつろわぬ者なので描写いらんかなー。
もちょっと迷って編集します。これもまた楽しからずや。
考えに考えて修正。まんま大袈裟なパンプアップですが
>全身の筋肉に血液が流れ込みひと回り大きく膨れ上がる。力が漲る。
---------
https://ja.wikipedia.org/wiki/酒呑童子#/media/ファイル:NDL-DC_1310286-Tsukioka_Yoshitoshi-頼光四天王大江山鬼神退治之図-元治1-cmb.jpg
編集済
血文字への応援コメント
マヂすぎて、突っ込みづらいのですが。キムオタです。
>>坑道内で大人が入れぬ隙間に火薬を差し込み、
平安の日本には、まだ火薬は無いはずです。火薬が日本で使われたのは、たぶん蒙古襲来の時に蒙古軍が使っていた鉄砲(てつはう、今の手榴弾のようなもの)が最初ではないかと。
あと、間違いでは無いのですが。現代名古屋では味噌にぎりは庶民の食べ物で常識ですが、平安時代には味噌は貴族階級ではないと食べれない貴重品です。確か、紫式部かなんかの大好物が皿に味噌を塗って火にかざした焼味噌で、それを詠った歌があったはずです。
作者からの返信
ありがとうございます。火薬ちょっと考えて修正します。
(火焚き法の薪にしてみた)
建物とかも当時ので考えてるので考証はありがたく。
握り飯は赤味噌塗ったのを食したかっただけです。
塩にしました。
式部の旦那さんが正五位下、右馬佐はあれでも正六位なので、京にいたならギリ入手できたのか。笑
蟲めづる姫君への応援コメント
企画より参りました。
まずは良い点から
「常識との断絶」によるシンクロの誘発
「蟲めづる」奇行によって、主人公の姫君は、現代の読者(または閉塞感を持つ読者)が抱く「既存の社会や常識に対する違和感」を体現しているように感じました。これは、読者が姫君に“自分と似た異端性”を見出し、「この息苦しい世界で、この人はどう生きるのだろう」という強いシンクロの動機となっている。
特に「彼らの考える“美”や“作法”は、自分にとって息苦しいだけの、無意味な飾りだった」という描写は、姫君の“内面”を代弁しており、読者の共感を深めている。
「不浄」の描写による価値観の転倒
都の悪臭や、貴族の生活が「不浄」と蔑んでいた者たちの労働に支えられていたという気づきは、「傲慢さが滑稽に思えた」という姫君の視点を通して、読者に痛快な”視点の転換”を提供しています。
これもまた、旧体制の価値観を否定する姫君との知的なシンクロですね。
冒険への動機付けの明確さ
侍女・小柴の身分違いの恋と妊娠、そして「鬼の棲む山」という禍々しい噂の地へ、希望を持って向かう姿を見たことで、姫君の旅の動機が「個人的な好奇心」から「大切な友人への心配と、世界の真実を自らの目で確かめるという強い使命感」へと昇華されている。この動機は、読者にとって追体験するに値する、非常にクリアな動機づけとなっていて良いですね。
読者の離脱を防ぎ、シンクロを加速させるために作品の核となるテーマはすでに確立されているので、ウェブ小説のマーケティング戦略(集客)としては、情報量と「フック」を強めるといいかもしれませんね
あくまで私の感想です
参考程度に