第2話 中学時代のプロレス漬け
中学になると、プロレスの面白さを友達に伝える日々が始まった。
テニス部ではただのテニスでは飽き足らず、サーブに名前をつけて後輩に教え込む。
「これは念仏サーブ。打つときは心の恥を捨てるんだ!」
後輩たちは笑いながらも真剣に学んだ。
授業中もプロレスの話を先生に振り、その時間を丸々プロレス談義に変えたこともある。
異質であることは、俺にとって誇りだった。
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