上の世代の人たちの話は、積極的に耳を傾けない限り、かれらの死とともに永遠に虚空に雲散霧消し、「なかったこと」になってしまいます。
戦争の経験もそうですし、戦後の様々な庶民の生活も同様です。
「あの時の価値観は今と違う」などと必要以上に思い詰める必要はないのです。
どんな時代であっても、人々が殺し合う「戦争」が「良いこと」のはずはないですし、どんな時代であっても、戦争のおかげで権益をほしいままにする特権階級の連中がほくそえんでいたのです。
お盆で帰省されている方、祖父母の昔話に、一度じっくり耳を傾けてみられてはいかがでしょうか?