第2歌 月の女王を迎えにゆく歌

 夜明けの渋谷は、まるで色を失った絵のようだった。

 ビルの谷間に差し込む朝日が、砕けたガラス片や錆びたガードレールを鈍く光らせる。

 割れた窓からは、風が吹き抜けるたびにカーテンの切れ端がゆるやかに揺れ、遠くの高層ビルの屋上には、かつて誰かが置き忘れた鉢植えが朝露をまとっていた。

 廃墟と化した街並みに、ほんのひとときだけ金色の縁取りが浮かぶ。

 渋谷エリュシオン・モールの監視デッキは、かつては夜景を楽しむカフェのテラスだった場所だ。

 今は鋼板と有刺鉄線で囲われ、缶詰や弾薬箱が積まれた見張り台となっている。

 だが、朝日を受けたガラス片のきらめきは、まるでこの場所がまだ人の暮らす街の一部であると錯覚させるほどだった。

 炎司はその縁に腰をかけ、背後に集まった小さな影たちを見やった。

「昨日の話の続き! あの橋の上でどうやってゾンビを倒したの?」

「そのあと澪さんが出てきたとこまで聞いた!」

 子供たちが目を輝かせてせがむ。

 炎司は、口元にわずかな笑みを浮かべた。


「――あの時の俺たちは、ホメロスの神話に出てくる英雄みたいなもんだ。闇の大河を渡る途中、屍の軍勢が押し寄せてきてな……」


 語る声は低く、しかし熱を帯びている。彼の手振りひとつに合わせて、子供たちの表情が変わる。

 錆びた街の朝の空気の中、炎司の語る物語は、彼らにとって唯一の冒険譚だった。

 その背を、子供たちは勇者のように見上げていた。

 その遠くから、荷物を運んでいた数人の大人たちがちらりと視線を炎司たちに向ける。


「……また始まったぞ」

「今日は何の話だ? ゾンビ百体を蹴散らした話か?」

「どっちにしても最後は『Prism†Echo』の話になるんだろ」

「まあ、あの人は頼りになるけどな。推しの話になると止まらんから」


 ひそひそと笑いながらも、声色にはどこか安心が混じっている。

 炎司は戦闘や防衛では頼れる仲間として一目置かれていた。だが、彼の人物像の中に必ずアイドルグループ『Prism†Echo』の名が乱入してくるあたりだけは、誰も本気で理解していなかった――そして、理解しようとする者もいなかった。

 炎司はゆっくりと立ち上がり、遠くの廃墟を見下ろすように顎を上げた。


「――聞け、勇敢なる子らよ。光の女神『ひより』(白川 ひより)は、闇の中でも道を示す。だが、世界の秩序を保つのは氷の女王『ゆづき』(白銀 弓月)だ」


 子どもたちは息を呑んだまま、炎司の口元を見つめる。


「彼女は嵐の渦中にあっても舞い、地を踏むたびに大地は凍り、敵はその場で足を奪われる。氷刃のごとき視線を向けられれば、屍の軍勢すら動きを止めるのだ」

「ゆづき様、すげぇ……」と子どもたちの誰かがつぶやく。

 炎司は目を細め、ひと呼吸置いて続けた。


「俺は一度だけ、その月の女王から選ばれし者の印を授かった。戦場に立つ俺に、ほんの一瞬、笑いかけてくれたんだ」


 子どもたちは憧れと羨望の入り混じった眼差しを向ける。

 聞き耳を立てていた大人のひとりが、肩をすくめて囁いた。


「……またやってるな」

「もうすぐクライマックスだな。最後は月の女王に会いに行く話で締めるんだろ」

 二人はくすくす笑いながらも、視線を炎司から外さなかった。







 子どもたちとの語りが終わると、炎司は「続きはまた夜にな」と約束し、監視デッキを降りた。

 一階の食堂スペースには、すでに朝食の配給を待つ列ができている。缶詰のスープと乾パン、それにわずかな缶コーヒーが今日のメニューだ。

 炎司はトレイを手に、隅の席へ腰を下ろす。腰ポーチから取り出した小さなプレイヤーを起動すると、耳に差し込んだイヤホンからPrism†Echoのデビュー曲『Echo Prism(エコー・プリズム)――光が屈折しても、声は響き合う――』が流れ始めた。




 ♪街の灯りが消えても

 ここにあるよ 君の色

 波打つ声 七色の風

 交わるたび強くなる

 ♪届けたいのは言葉じゃなく

 心臓を叩くこのリズム

 ひとりじゃ出せない響き

 今 重ねよう




 無意識のうちに、足がビートを刻み、肩が揺れる。

 やがてサビに差しかかると、炎司は椅子に座ったまま右手を上げ、独特の手首のひねりで光の弧を描く振付を再現した。




 ♪光れ! Echo Prism

 君の声と 私の声が

 虹を越えて 夜を裂いて

 明日を呼ぶ

 たとえ空が割れても

 何度でも

 七色(なないろ)はここにある

 Echo Prism――!




 近くのテーブルで食事をしていた大人のひとりが、半分笑いながら小声でつぶやく。


「……炎司さん、朝から推し活全開かよ」

「放っとけ、あれがルーティンらしい」


 スープを持ってきた澪が、その様子を見て片眉を上げた。


「おはよ……って、何やってんのあんた」

「身体が勝手に動くんだよ。音楽ってそういうもんだろ?」

「せめて口ずさむのやめろ、こっちまで頭に残る」


 炎司はにやりと笑い、さらに小さく歌詞を口ずさみながらスプーンを口に運んだ。


「残して何が悪い。朝から耳に『Prism†Echo』の声が降臨するなんて、贅沢な一日の始まりだぞ」

「……降臨ってあんた」

「特に弓月様な。月の女王の一振りで、ゾンビの群れも凍りつく」

「それ、現実じゃなくてあんたの脳内ミュージックビデオの話でしょ」

「映像は心の中で完成するもんだ」


 炎司はスプーンを置き、胸に手を当てる。

 スープの湯気が、薄い朝の光の中でほどけていく。

 炎司は再びスプーンを口に運びかけて、ふと止めた。金属の背に映る自分の顔が、妙に遠く見えた。


「どうしたの。スープが睨み返してきた?」


 澪が冗談めかして言う。炎司は笑わず、視線だけで過去を見た。

 ――人の海。揺れるペンライト。

 あの夜、白銀 弓月はステージの端でターンをほどき、ほんの一瞬こちらを見た。

 指先が空を切る角度は、練習で磨かれた刃物みたいに正確で、笑顔は氷の面に差す日差しみたいに短かった。

 それでも、その一秒で十分だった。

 誰にも触れられず、誰にも触れたくなかった頃。世界の音が全部遠くに聞こえていた頃。

 彼女は、ただそこにいる自分を肯定するみたいに頷いた——気がした。

 勘違いだとしても、あの頷きで、肺はちゃんと空気を吸った。夜が、少しだけ後ろへ下がった。


「……あれを返さなきゃならないんだよ、命ででも」


 炎司は低く言い、やっとスプーンを口に運んだ。味はいつも通りだったが、喉を通る感覚が少しだけ違った。

 澪はしばらく黙っていた。テーブルの上の紙ナプキンを、きちんと四つ折りにそろえ、それを炎司の前へ押しやる。


「……お前、ほんとアホやな」


 関西出身の澪は、時折関西弁が出る。

 その言葉は冷たいのに、置かれたナプキンはやけにやわらかかった。


「褒め言葉として受け取っておく」

「勝手にどうぞ。ただ、返すなら——ちゃんと帰ってきてからにして」


 炎司は軽く肩をすくめ、スプーンを皿に置いた。


「俺はな、まだ全員生きてる前提で動いてる。戦う理由なんて山ほどあるが、あの人たちを見つけるためってのが一番だ」


 澪は少し目を細めた。


「……生きてたらいいね」

「生きてる」

「願望でしょ」

「信念だ」炎司は即答した。

「信じる奴のもとに奇跡は降りる。俺はその奇跡を迎えに行く」

「はいはい、奇跡と弓月様ね」


 澪はスープをすする炎司を見ながら、わずかに口元を緩めた。


「……まあ、もし見つかったら、全力で逃げるの手伝うよ」

「ほらな! お前だって信じてるじゃないか」

「信じてるんじゃなくて、あんたがそのとき腰抜かしてたら困るだけ」

「そのときはお姫様抱っこで頼む」

「全力で置いてく」


 二人のやり取りに、隣のテーブルの大人たちがくすくすと笑った。炎司は意に介さず、再び小声で歌詞を口ずさみながらスープを口に運んだ。







 炎司が二杯目のスープを半分ほど飲み終えた頃、食堂の隅に置かれた無線機から、急に雑音が弾けた。


「……こちら第二拠点、応答願います……男女十五名程の集団を発見……うち一名……」


 会話の断片が、途切れ途切れに流れ込んでくる。

 配給係の青年が慌てて受話器を取り、別の係員を呼ぶ。澪は席を立ち、そちらへ歩み寄った。


「どうしました?」

「第三避難ルート沿いで、集団を見かけたらしい。男性三人、女性八人。そのうち、一人は黒髪ストレートのふりふりのスカート……」

「黒髪ストレート……ふりふりのスカート……」


 澪が復唱した瞬間、後ろから椅子の脚が派手に鳴る音がした。

 炎司だった。


「黒髪ストレートって、月の女王だろ!」


 スプーンをテーブルに置き、もう立ち上がっている。


「まだ弓月様って決まったわけじゃない」


 澪は手を上げて制す。


「ただの髪型の一致かもしれない」

「一致で十分だ。行く」

「おい、落ち着け。場所は?」


 青年が地図を広げるより早く、炎司は腰の装備を確認し、ジャケットを羽織り始めた。


「やっぱりな、奇跡は信じた者のもとに降りるんだよ」

「……はぁ、もう止めても無駄か」

 澪は額を押さえ、配給中のスープを近くの隊員に渡す。

「わかった。私も行く」

「お、今日はノリがいいじゃないか」

「誰かさんが現場で倒れられたら困るだけ」

 炎司は満面の笑みを浮かべ、肩から銃を下げた。

「じゃあ決まりだ。月の女王を迎えに行くぞ」







「まあ待て、お前ら」

 背後から低く通る声がした。振り返ると、油まみれのツナギに缶コーヒーを持った久保田 仁が立っていた。

 四十を過ぎたがっしりした体つき、動きには一切の無駄がない。笑えば豪快で、怒れば一喝で黙らせる。必要とあらば物資も武器もどこからか調達してくる男だ。

 炎司たちの愛車や装備の整備を一手に引き受ける、この拠点の影の補給係でもある。

 久保田は缶を飲み干し、片手で握りつぶすと、無言で床に転がした。


「ついて来い」


 それだけ言い残し歩き出す。

 炎司と澪は顔を見合わせ、無言のまま後に続いた。

 モールの地下へ続く通路は、かつてはテナント用の搬入口だった。だが今は分厚い鉄扉が二重に設けられ、その間の空間は完全に密閉されている。

 扉の内側には赤外線センサーと簡易監視カメラ、壁際には自動作動式の閃光弾発射装置が据え付けられていた。


「ゾンビは光にも反応するからな。暗闇に慣れた目を潰せば、突っ込んでくる勢いも鈍る」


 久保田の説明に、炎司は満足げにうなずく。

 さらに進むと、床には細かい鋼のメッシュが敷かれ、その下でわずかに電流が流れている音がした。


「電気柵を逆さにしたもんだ。四つ足だろうが這ってこようが、ここで感電して落ちる」


 久保田は慣れた足取りで金属製のスロープを降り、三重目のシャッター前に立つ。

 そのシャッターには外側から鉄骨で補強された厚板が貼られ、わずかな隙間からも侵入できないように目の細かい金網が溶接されている。

 久保田が指紋認証と暗証コードを入力すると、シャッターがゆっくりと上がった。

 現れたのは、油と金属の匂いに満ちた広いガレージだ。天井には蛍光灯ではなく、防水型のLEDが等間隔に吊るされ、床は滑り止め付きのエポキシ塗装。

 壁際には大小さまざまな工具が整然と並び、作業台の上には油まみれのエンジン部品や補強用の鉄板が積まれている。

 奥には三台の車両。いずれも窓にメッシュガード、タイヤは軍用仕様、車体には即席の補強装甲が溶接されていた。


「ゾンビはもちろん、物資狙いの人間にも対応できる。ここに入れるのは、俺が許可したやつだけだ」


 久保田はそう言って、中央に鎮座する艶消しブラックのSUVに手を置いた。

 艶消しの黒塗装に、窓には分厚いメッシュガード。バンパーには鉄パイプ製のカンガルーバー、ルーフには即席の機関銃マウント。タイヤは泥や瓦礫にも耐える軍用オフロード仕様。さらにルーフには、即席の銃架に据えられたM60機関銃が鎮座していた。ハンヴィーの車載銃を思わせる構造で、上から群れに鉛の雨を浴びせられるようになっている。


「こいつは『ゾンビバスター・マークⅡ』だ。防弾、耐火、衝突耐性あり。後部には予備弾薬と非常食、投光器まで積んである」


 炎司の目が一気に輝いた。


「名前からして頼もしいな」

「おまけに、後部座席の床下にはちょっとしたお土産も仕込んである。まあ使うなとは言わんが、使ったら帰りは徒歩だと思え」

 久保田はニヤリと笑い、缶コーヒーを一口あおった。

 澪が半眼になって炎司を見る。

「……あんた、運転できるの?」

「できる。少なくともゾンビよりは速くな」

「その台詞、帰ってくるときも言えたら褒めてやる」

 久保田はボンネットを軽く叩き、「さあ、出発だ」と促した。







 ガレージのシャッターが開き、朝の冷たい空気が流れ込む。

 炎司は運転席に飛び乗ると、迷いなくCDを入れカーステレオのスイッチを押した。

 スピーカーから、軽快なシンセと透き通る歌声が流れ出す――『Prism†Echo』の白銀 弓月がメイン・ヴォーカルとつとめた曲『月影の祈り』だ。




 ♪君が迷う夜には

 わたしがそっと光になる

 騒がしい声を閉じて

 眠るように進めばいい


 ♪どんな闇も いつか終わる

 月は君を見つけている

 ただ信じて

 目を閉じて

 朝を待っていて




「……出発前に縁起担ぎ?」

 澪が助手席でジト目になる。

「戦いの前は神に祈るもんだろ? 俺にとってはこれが御神楽だ」

「はいはい、せめて音量は半分にして。外まで丸聞こえよ」

 その言葉もむなしく、曲はサビへ突入し、炎司はハンドルを叩きながらリズムを取る。

 助手席の澪はため息をつきつつも、懐から小さな布袋を取り出した。

 その中には、細長い護符が何枚も収められている。神社を離れてからも、彼女は常に符を仕込み、戦場で役立つよう折を見て更新していた。

 ひときわ古びた一枚を指先にとり、額に当てて静かに目を閉じる。

「……おかしいわね」

 澪の呟きは、炎司の大音量にかき消されて誰の耳にも届かない。

 その護符は、周囲の気配を探知するための「響応符」。敵が近づけば微かに震え、温度が変わる仕組みのはずだった。

 だが今、その紙片は外からの刺激がないのに、脈打つように微かに揺れている。

 まるで、遠くから寄せ集まった無数の声に共鳴しているかのように。

 符の表面に走る朱の線が、一瞬だけ光を帯びた。

 澪は首をかしげながら袋に戻す。「気のせい、か……」

 そう呟いたが、眉間には小さなしわが刻まれていた。

 その瞬間、ふと幼い日の記憶がよみがえった。

 まだ澪が十にも満たなかった頃、祖母の膝に抱かれながら夜を過ごしたことがある。

 山あいの小さな神社。虫の音が鳴き止み、蝋燭の炎がわずかに揺れていた。


 祖母は低い声で語った。

 「死者は声を持つんやで。耳で聞ける声やなく、心に届く声や」

 「声……?」

 「せや。逝った人は土に還る。けど魂は風や水の中に溶けて、ふとした拍子に囁きを残すんや。符はな、その囁きを写し取る紙やと思えばええ」

 澪はその言葉の意味を幼心には理解できなかった。ただ、祖母のしわだらけの手が符を撫でる様子と、夜風の中に微かなささやきが混じっていたような感覚だけが残っている。

 ――死者は声を持つ。

 その教えは今も胸の奥に沈んでおり、彼女の符術の根幹になっていた。

 だからこそ、いま手の中で震えた符の異常を、澪は見過ごせなかった。

 あれはただの気のせいではない。確かに、どこか遠くから「何かの声」が呼んでいる。

 だが炎司の大音量と軽口にかき消され、澪は思わず苦笑しながら袋を閉じた。

 ――気づいてはいけない。そう思いたかった。

 符を袋に戻すとき、ふと古い墨の匂いが鼻先をかすめた。

 その護符の墨の匂いが鼻をかすめたとき、澪は幼いころ読まされた一節を思い出した。

 それは「古き符に残された断片」と題された紙片。

 筆者は〈神代忌門〉と記されていたが、どこの誰なのか、実在の人物かどうかすら定かではない。

 そこには――




【古き符に残された断片】

 筆者:神代 忌門


《記録》

 死者の声は風に宿る。

 符はその囁きを留める紙片にすぎぬ。

 我らが知る「死」とは、肉の滅びではない。

 記憶は層を越え、響きは門を渡り、いくつもの界を往来する。

 ある界には、鏡のように似た世界があり、そこでは同じ名を持ちながら別の生を歩む者たちがいる。

 彼らの声は、夢の中で交わり、符に染みつく。

 その響きはやがて群れとなり、意識を超えた大きな意思を形づくる。

 それを「群体」と呼ぶ。

 群体は門を求め、門が開かれれば境界は消える。

 我らは記す。

 声は消えぬ。声は巡る。声は世界を越える。

 それが救済であるか、滅びであるかは、まだ誰も知らぬ。

《了》




 墨は掠れ、朱の印も判別できぬほどに薄れていた。

 だが、わずかに残る「門」「群体」の文字は鮮烈に浮かび上がっていた。

 澪は小さく首を振って記憶を追い払うと、符の袋を懐にしまい込んだ。

 炎司は気づくはずもなく、曲に合わせてハンドルを叩いている。

 だが護符の震えは、確かにそこにあった。







 モールの二階からは、荷物を運ぶ者や巡回中の警備員たちが足を止め、車を見送っていた。

「またあの曲かよ……」と苦笑する者もいれば、手を振る子供たちもいる。

 炎司はアクセルを軽く踏み込み、艶消しブラックのSUVが静かに走り出す。

 朝日がフロントガラスに反射し、流れる音楽とともに車は荒廃した渋谷の街へと消えていった。

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