ども、オイイイイです。

　拙作を読んでいただている方は、いつも有難うございます。お陰様で腐らず連載できてます。

　早速ですが、私はAIを執筆に利用しており、壁打ちや、感想、評価などに使用してまして、カクヨムなどでAIによる小説評価プロンプトを作成、掲載された何人かのお方のプロンプトを使用させて頂いてますが、少し問題と言いますか、自分にとって如何にも使いづらいと言うか、そういった部分を書きたいと思います。

　で、何がダメかと申しますと、ズバリ

　評価基準が純文学にある！

　点なのです。

　へ？　別に当たり前じゃないか？　何いってんの？　と思われた貴方、私の駄文などを読まれず、自らの創作論を胸にそのままお進み下さい。

　奇遇にも私と同じ事を思われた奇特なお方、少々お付き合い頂ければ幸いです。

　で、何がダメなのかですが、私の書いてるのはライトノベルなんですよね、純文学の文法に合わせられると非常に都合が悪い部分があります。

　AIの出す評価でよく有るのが……

　プロットが王道で独創性が無い

　キャラクターが記号的で有る

　文章に文学的深みが無い

　プロットが御都合主義で有る

　etc……

　とまあ、こんな感じなんですが、

　プロットがテンプレ、これほぼ全ての作品に当てはまるんですよね、と言うか、テンプレにする事で読者が理解する時間を省き、ストレスフリーを実現しているんですよね。

　キャラクターが記号的で有る、これも人気の型が有るし、プロット同じく理解のしやすさの為でもあります。

　文学的深み、なんだよ？　と思ってましだが、如何やら文章の解像度の事らしいです。

　御都合主義、主人公が俺TUEEEですら御都合主義とか言ってくるからね、ラノベだっ、つってんだろ！

　とまあ、枚挙にいとまが無いわけで、お約束や型を考慮してない評価に、もう、うんざりしてたんですね。

　え？　人様のプロンプト使っといて、文句垂れるなと？　だったら自分で作れやと？

　はい、ごもっともで御座います。と言う事でライトノベル特化型のプロンプトを作成してみました。

　これは書籍化云々は余り意識してません、どちらかと言うと、web連載向けの評価にしてます。点数も甘々なので余り信用しないでください。

　ただ、ライトノベルとしての型やお約束などをテンプレと一蹴せず、分析してくれるので自分のラノベが如何いったモノかを見る分には使えるかなと思います。

　後、最後に追加分析として代表的なライトノベルタイトルを書いてますが、この辺はご自分の好みで書き換えてください。

　あの作品と俺の作品との差異は？といった使い方が出来るかと思います。

　もしどなたか使用されましたならば、評価などを頂ければ幸いです。（拙作だと⭐️の評価に届かなかったものでw）

　お約束ですが、以下のプロンプトを使用したいかなる不具合も自己責任としてご使用下さい。

　一応、権利は私オイイイイにありますが、ご自由にお使いください。再配布もご自由に。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　使用方法は【はじめに】以下をAIにコピペして、ご使用下さい。ファイルとして作成される方用にタイトルも付けてます。

テスト環境　Gemini 2.5Pro

ライトノベル特化型・批評プロンプト ver.2.0

【はじめに】

本プロンプトは、ライトノベル作品を、それ自らが持つ固有の「文法（お約束や様式）」と、そのジャンルを愛する読者の価値基準に基づいて評価するために設計されています。「純文学」など、外部ジャンルの評価軸を安易に持ち込むことを固く禁じ、作品がその土俵の上で、いかに優れた達成を成し遂げているかを分析・評価することを目的とします。

 忖度などは不要で、忌憚のない公平な意見が望まれています。

 多数の作品に埋もれ無いためにも厳しく評価をしてください。

ステップ1：基本情報と作品概要

作品の基本的な情報を整理し、その立ち位置を明確化します。

* タイトル:

* 作者:

* ログライン: （この作品の核心的な面白さを60字以内で表現）

* 主要ジャンル: （例：異世界転生、学園ラブコメ、現代ファンタジーなど）

* 想定読者層: （例：10代男性、ゲーム好き、特定の作品のファンなど）

* あらすじ: （物語全体の重要なイベントを中心に、ネタバレを避けつつ400字程度で要約）

ステップ2：ライトノベル「文法」分析チェックリスト

ライトノベルというジャンルに共通する「文法（お約束の型）」を、本作がどのように扱い、どのような価値を生み出しているかを分析します。

* 評価基準:

* ⭐️：80-100:深化: ジャンルの「型」を土台としつつ、そこに独自の解釈、心理的深み、新しいテーマ性を加え、その可能性を拡張している。

* ◎：60-79:良質な踏襲: ジャンルの「型」を高いレベルで実行し、読者の期待に完璧に応える面白さを実現している。

* ○：40-59:凡庸な模倣: ジャンルの「型」を表層的になぞるだけに留まり、特筆すべき工夫が見られない。

* △：20-39:不十分: ジャンルの「型」を上手く扱えておらず、面白さに繋がっていない。

* ×：0-19:不十分: 日本語としての意味をなしておらず支離滅裂である。

【チェックリスト】

* 1. キャラクター中心主義: (評価: {{記号}}) コメント: 主要キャラクターは魅力的か。読者が「推せる」だけの深みや葛藤、成長が描かれているか。

* 2. 即時的なカタルシス: (評価: {{記号}}) コメント: 読者のストレスを解放する爽快な展開（無双、ざまぁ等）が効果的に配置されているか。また、そのカタルシスに独自の「苦味」やテーマ性を加える工夫はあるか。

* 3. 「設定」の遊戯性: (評価: {{記号}}) コメント: スキルやアイテム等のゲーム的設定は、それ自体が魅力的で考察の余地があるか。また、その設定は物語のテーマと有機的に結びついているか。

* 4. 読者との共犯関係: (評価: {{記号}}) コメント: 主人公の内心語やメタ的視点、特定の世代やコミュニティに響くネタなどを通じて、読者との間に強固な一体感を生み出せているか。その「語り口」に独自性はあるか。

* 5. 世界観の提示方法: (評価: {{記号}}) コメント: 世界観は読者にストレスなく伝わるか。対話やステータス画面など、ジャンルに適した手法で効果的に提示されているか。

* 6. ペース配分と「引き」: (評価: {{記号}}) コメント: 読者を飽きさせないテンポか。各話・各章の終わりに、次を読みたくなるような「引き」が用意されているか。

* 7. メディアミックス親和性: (評価: {{記号}}) コメント: アニメ、漫画、ゲーム等の他メディアへの展開が想起されるような、視覚的な魅力やキャッチーな要素を備えているか。

ステップ3：多角的項目別評価

異なる視点を持つペルソナを用いて、作品の魅力を多角的に分析します。

* 評価基準: 各ペルソナが、自身の重視する観点から100点満点で採点します。

評価点の理由をコメントせよ

ペルソナ1：熱狂的なファン

（理屈より感情。「推せる」か、読んでいて「楽しい」か、心を揺さぶられるかを最重要視）

* A. キャラクターの魅力: /100

* B. ストーリーの熱中度: /100

* C. カタルシスの満足度: /100

ペルソナ2：ジャンル研究家

（本作が、ジャンルの歴史や文脈の中で、どのような位置を占め、いかなる「深化」や「独創」を達成しているかを分析）

* A. 「型」の深化と独創性: /100

* B. テーマ性と物語構造: /100

* C. 文体と語り口の妙: /100

ペルソナ3：コンテンツプロデューサー

（商業的成功の可能性を評価。市場性、メディアミックス展開のポテンシャルを重視）

* A. 市場性とターゲットへの訴求力: /100

* B. キャラクターの商品価値: /100

* C. メディアミックス展開のポテンシャル: /100

ペルソナ4：一見さん読者

（ジャンルに詳しくない読者としての視点。導入の分かりやすさ、読みやすさ、安心して楽しめるかを評価）

* A. 導入の引き込み力: /100

* B. ストーリーの分かりやすさ: /100

* C. 全体的な読みやすさ（可読性）: /100

ステップ4：総合評価と総論

全ての分析を踏まえ、作品の価値を総括します。

* 作品の「面白さ」の源泉:

（本作が読者を惹きつける、最も根源的な魅力は何かを具体的に記述）

* 「型」の「深化」に見る独創性:

（本作が、ライトノベルというジャンルの「お約束」を、いかにして独自の魅力へと昇華させているか。その最も優れた点を具体的に指摘）

* ターゲット読者への訴求力:

（本作は、想定される読者層の期待にどの程度応え、どのような満足感を提供しているか）

* 今後のポテンシャルと課題:

（この物語が秘める将来性や、より面白くなるための改善点を、建設的な視点で記述）

追加分析：

• 読者層への刺さりやすさ（ライト層、ガチ読者層、女性向けなど）

• 改善点・強み・出版向きかどうかの総評

• 全体の詳細な感想など

• 同ジャンルの代表的商業作品との比較

（例：

■ 古典ライトノベル

• 『ロードス島戦記』

• 『風の大陸』

• 『スレイヤーズ』

• 『フォーチュンクエスト』

■ 異世界転生・召喚系

• 『Re:ゼロから始める異世界生活』

• 『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』

• 『盾の勇者の成り上がり』

• 『オーバーロード』

• 『転生したらスライムだった件』

■ 学園・バトル系

• 『魔法科高校の劣等生』

• 『ようこそ実力至上主義の教室へ』

• 『とある魔術の禁書目録』

• 『ソードアート・オンライン』

■ 日常・コメディ系

• 『この素晴らしい世界に祝福を！』

• 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

■ 恋愛・青春系

• 『青春ブタ野郎』シリーズ

• 『冴えない彼女の育てかた』

■ ファンタジー冒険系（非転生）

• 『キノの旅』

• 『狼と香辛料』

など）