第9話 神々
この世界は多神教になります。
一神教の概念だけは転生者から伝わっています。
多神教、
神は大きな力の塊です。
意思はあっても、善悪は人を超える為、人には矛盾している様に見える事も度々あります。
また神々が複数なので、教えが被る事もあります。
基本どの神様も(永遠の神以外は)アンデットは嫌いです。
また神々の名を呼ぶことは不敬とされる為、通称で呼ばれます。
以下は主な神々です。
主な神々以外にも神々は存在します。
正義と保守の神
通称は至高神
秩序を重んじ、変化を嫌う
支配階級の支持が大きく、人間世界で大きな教団を二つ、魔族で一つ持つ持ちます。
聖王国派
教義は正義寄り、魔族は罪人。
転生者に比較的寛容。ダークエルフに非寛容
聖神教派
教義は保守寄り、魔族は罪人。
転生者に非寛容だが、情報技術は集めている。
魔族派
教義は魔族の正義寄り。人間は害獣。
転生者には寛容
矛盾に見えますが、人間の正義も魔族の正義も認めています。
進化と自由の神
通称は妖魔の神
自由を重んじ、停滞を嫌います。
ダークエルフとの進化の契約説が有名です。
(ダークエルフは契約によりエルフから進化し、黒い肌と頑強な肉体を手に入れたとされる説)
人間の大抵の国からは禁教にされています。
ダークエルフとドワーフに信者が多いです。
農業と畜産の女神
通称は大地母神
農業や畜産を守護しており地方に信者が多いです。死神の側面もあるとされています。
育った魂を収穫する為奪う。
生命を草木を間引く様に奪う。
など。
旅と商売の神
通称交易の神
遊牧民や商人の他、冒険者にも信者が多いです。
盗賊が嫌いです。
知識と計算の神
通称は学問の神
魔術師や賢者に信者が多いです。
冷徹な計算による非情。
倫理なき知識による狂気。
などのサイコパス的な側面もあるとされています。
神殿は図書館を併設する事が多いです。
不死者の神
通称永遠の神
二足歩行の死者が魅入られるとアンデッドになります。
契約を交わして高位アンデッドになる秘術があるとされています。
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