歌を聴いて共感した話

昼月キオリ

歌を聴いて共感した話

まふまふさん(歌ってみた)の「命に嫌われている」、

まふまふさんの「生まれた意味などなかった」

を聴いていたら偶然流れてきた二曲。

 


可不・星界・カゼヒキさんの

「ただ病名が欲しかった」

彼岸 feat.可不さんの

「病名を教えて」



共感したとともに

病名のない弱さは時に甘え、頑張れない人、構ってちゃん、メンヘラと片付けられてしまう生き辛い現実世界。



この感情に苦しんでいるのは私だけだと思っていたので同じように苦しんでる人がいると初めて知り少し安堵しました。


"この病に名前をつけて

はらわたを泳ぐ化け物を診て

この痛みに名前をつけて

傷の無い虚構に終わりを処方して"



"またね病室に残っていた

鉄の匂いに微睡んでいた

花瓶には知らない花

ただ病名が欲しいだけなの"



何もしてなければストレスなんてないと言うけれど違うよ。

寝ること、起きること、息をすること自体がストレスだから生きている限りストレスが無くなることはないんだよ。



最近聞いた言葉で嬉しかったのは

"体が休んでいても脳がフル回転していれば休んでることにはならない

それは充分頑張っている

だから自分にもっと優しくしよう"


私でも頑張れていたんだと気付いた。


最近聞いた言葉で苦しくなったのは

"幸せになりたいのではなく今ある苦しみから解放されて楽になりたいだけ"


きっといいことがあると人は言うけれど

幸せになりたいなんて贅沢なこと思ってなくてただ苦しみから解放されたいだけなんだよね・・・。


結論、風に揺れるサルスベリみたいに

海を泳ぐクラゲみたいにゆらゆらとした柔らかい世界になって欲しいですね。



ただこれは昼月の勝手なイメージなので

サルスベリもクラゲも一生懸命生きていますし

痛い時も苦しい時もあると思います。

もし会話ができたら

私、僕ら、全然トゲトゲした世界ですよって言われるかもしれませんね。

その時は一緒にトゲトゲすることにします。

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歌を聴いて共感した話 昼月キオリ @bluepiece221b

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