九州北部で活動する、女流巨乳作家の最新作です。
前世の遺作がここに蘇りました。
だけど、あはは、こんな話だったっけ? すっかり忘れてました。
またこの妖精が典型的なエロ親父で、目黒漣に変身できるなら最初からしろよ、なんで、目黒祐樹w って感じです。お茶目でサービス精神があるんですね。ちょっと好感持てます。
だけど最後は、もう一人女子探してチュパチュパしに行くって、どこまで俗物なのかしら? まだ満足してないの?
でも、このお話で浮彫になるのは、Gカッブ美女、京香嬢のやさしさ。まるで聖母のようです。ちょっとがさつに見せて、根はとても優しいいい女ですね。このキャラ設定で、この巨乳小説が変に下品にならず、多くのファンを獲得しているのでしょう。
きっとモデルは九州北部のあの人なんでしょうね!
死ぬ前に最後にしたいことと言えば?
なんでも一つ願いが叶うとしたら。それは永遠のテーマ。
本作の主人公であるGカップの「癒しの双丘」を持つ京香さん。彼女の目の前に現れたのは、なんと妖精(小さいおじさん的なもの)だった。
妖精さんは間もなく寿命が尽きるらしい。だが、死ぬ前に願いを果たしたいとして、京香さんの胸にダイブしたいという。
妖精と言えば、頼みごとの代償として「人間の願い」を一つ叶えるなどをするのが定石。本作でももちろん、妖精は京香さんにとっても「あるメリット」を提示することに……。
妖精すらも魅了(ホイホイ)してしまう強烈なパワーを秘めた京香さん。
本作はまるで白雪姫のごとく、小人を魅了してしまうことに。
これはまさに文学! そう断言するしかない「深み」を持っている!
ついに妖精という文学的な作品にまで干渉をし始め、幻想存在が持つ「死生観」に深く切り込んだ本作。実に哲学的にして深遠なテーマが扱われています。
果たして、妖精のその後の「運命」は? 奴の明日はどっちにあるのか?
彼の命の最後の灯火を、是非とも見届けて頂きたい!!