Episode8 ついにモコロ王国へ!?

ジョン「行くって言ってましたけど車の色でバレるんじゃないですか?」


コムロ「そこは安心しろ。水で洗えば落ちるスプレーで色を付けておいた」


マーちゃん「さすがコムロだな」


クリック「では今度こそモコロ王国に入れそうですね!」


3時間後

マーちゃん「着いたな」


コムロ「だな」


マーちゃん「みんなちゃんと着替えたか?」


ジョン「見てみて!結構似合ってるでしょー!」


マーちゃん「ジョンは何着ても似合うな」


ジョン「ちょっと、照れるよ…」


コムロ「そうだ、入る時は少し声を変えないとまたバレるぞ」


クリック「どうすればいいですか?」


コムロ「マーちゃん・クリックは少し高めの声、ジョン・俺は低めで行こう」


マーちゃん「わかった、じゃあ行くぞ」


4人、警備員に近づく

警備員「すみません、パスポートをって服装からしてここの住民ですね、どうぞお入りください」


マーちゃん「ありがとうございます」


警備員「お気をつけて」


コムロ「無事入れたな」


ジョン「僕らの演技が上手かったってことですね!」


マーちゃん「それもあるが警備員の目が悪かった可能性もあるぞ」


クリック「とりあえず入れたのでミッションはクリアですね」


コムロ「さてここからなぜ我々がモコロ王国に入るのを拒否されたかを考えていこうか」


マーちゃん「とりあえず街の人に聞いてみよう」


ジョン「すみません。この国に初めて来たんですけど、おすすめの場所とかってありますか?」


ヤエノ「おすすめの場所か、浜辺はもちもんその他にもこの国のトップが住む館とかも無料で見学できて結構いいよ」


クリック「ありがとうございます」


コムロ「すみません、この国について調べているんですけど少し教えてくれませんか?」


ジョーダン「この国はまだ新しくてな、500年前にできたんだ。今と昔はあまり変わってないよ。ずっと昔のままさ。もちろん最高権力者は変わっているけどね」


コムロ「今の最高権力者の名前は?」


ジョーダン「グラス・フランクリンだ」


マーちゃん「その人には会えるのか?」


ジョーダン「館に行けば会えると思うよ、まぁあの人は忙しいからなかなか会えないと思うけどね」


コムロ「ありがとうございます」


マーちゃん「結構情報が集まってきたな」


ジョン「とりあえずこの国の館に行ってみる?」


クリック「行ったところで忙しいから会えないかもしれないんですよね?」


コムロ「あぁ」


コムロ「会えないかもしれないが、一応行ってみるか」


マーちゃん「だが、ここから館までの道は知っているのか?」


ジョン「さっきまで使ってたマップが…ってあれ?」


コムロ「ジョン、どうした」


ジョン「さっきまで使えていたのに使えなくなっているんです!」


マーちゃん「それは困ったな、どうしようか」


???「なにかお困りのようですね」


クリック「あなたは?」


???「あぁ私ですか、私はキールと申します」


コムロ(名前がギールと似てるな…)


マーちゃん「キールか、俺の恩人に似てる名前だな。俺はマーちゃんだ、隣にいるのが妻のクリック」


コムロ「俺はコムロ、横にいるのは俺の助手、ジョンだ」


ジョン「よろしくお願いします!」


クリック「よろしくお願いしますわ」


キール「ところでなにか困っている様子でしたがどうかなさったのですか?」


マーちゃん「あぁ、実はこの国の館に行きたくてな」


キール「館ですね!着いてきてください!」




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