第12話:財務大臣テル(3) 言語化される「鎖」への応援コメント
言い切った!
日本に巣食う「柵」やら「鎖」やらを引き千切るには、このくらいはやりませんとね。
ただ、このままだとテル君、暗殺されそうな・・・。
#高市フィーバーの中でコレを言うのはなかなか勇気がいりますが・・・売上税がポシャった途端「全く同じ税を名前だけ変えて」成立させた自民党には、経済的に深い猜疑の念があります。
作者からの返信
「言い切った!」……そう感じていただけて、作者としても本望です。
この物語の最大の挑戦の一つは、日本を覆う「なんとなくダメだ」「閉塞感がある」というぼんやりとした空気を、構造化し、【鎖】という名前を与える(言語化する)ことです。
敵が認識できなければ、戦うことすらできませんから。
そして、「暗殺」のご懸念……。
鋭すぎます(汗)。
タブー中のタブーである「鎖」の正体を公衆の面前で暴く行為は、当然、その鎖を守ろうとする勢力からの猛烈なカウンターを招きます。
また、売上税の例、非常に重いご指摘です。
名前を変えてでも、何度拒絶されても、執拗に増税を成し遂げようとするその執念。
それこそが、政党の垣根を超えて政治家や官僚を支配する【貨幣の鎖】の恐ろしさであり、彼らが「鎖の番人」と化している証拠ですね。
第12話:財務大臣テル(2) 老獪なる決断 ― 鎖を断つ人事への応援コメント
高度成長期から、日本の財務省(当時は大蔵省)はゴミでしたね。
「帳簿をつける番頭」風情が「カネを持っている」と勘違いして、やりたい放題。
日銀総裁も低金利、低インフレが当たり前だった時代とは大きく異なるってことが解ってるんだか解ってないんだかの体たらく。
視線が高すぎて下々が見えてないのかなぁ?
官僚や財界人・政治家は、崇高な見識を持って高所から見渡しているんでしょうが、その高所を支える土台がもう支えきれずに倒れかけてるのにね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。その怒り、痛いほど分かります。
「帳簿をつける番頭」風情が「カネを持っている主人」だと勘違いしている……。
その傲慢さは、まさしく彼らの病理そのものです。
ただ、この物語で挑戦したいのは、彼ら個人を単なる無能や悪人として断罪することではありません。
「なぜ、この国で最も優秀な頭脳を持つはずの彼らが、国を滅ぼすような行動をとるのか?」
その構造的な原因を、物語として解き明かしたいと考えています。
その答えこそが、Sin様も感じておられる二つの鎖です。
一つは、財政法4条(赤字国債禁止)を教義とする「財務真理教」を筆頭とする
【貨幣の鎖】
これは、かつて遠国が日本の再軍備能力を削ぐために埋め込んだ安全装置です。
もう一つは、国家観や共同体意識を欠落させた「エリート個人主義」。
【思想の鎖】
戦前の全否定と東京裁判史観によって、公(おおやけ)のために尽くすという倫理を奪われた彼らは、省益と保身のみを追求するマシーンとなってしまいました。
彼らは、ある意味で戦後占領政策(遠国の支配)の「最高傑作」なのです。
テルが戦う相手は、目の前の官僚ではなく、彼らを生み出したこの「敗戦後の構造そのもの」です。
次回、国民に明かされる【鎖】の存在!乞うご期待。
第12話:財務大臣テル(1) コストプッシュインフレへの応援コメント
友人の小説で「スタグフレーション」を「須汰愚腑霊死怨」と当て字してましたが、ホント、アレは死よりヤバい怨念です。
問題なのが「脱出方法が解っているのに実行できない」コト。
現代日本も脱出しかかっては引き戻される・・・の繰り返し。
官僚サマは誰も泥を被りたくないですからね。
彼等の尻を叩くべき財務大臣も以下略(笑)
帳簿の数字と実経済は違うと云う事を、頭の良いお馬鹿さんに教えてくれる人が必要です。
作者からの返信
三章開幕早々コメントありがとうございます!
その当て字、天才的すぎます(笑)
めちゃめちゃニュアンスも含め伝わってきて友人は何者!?と思ってしまいました。
処方箋はあるのに、保身や省益、あるいは「財政規律」といった教義によって、誰も薬を投与しようとしない。あるいは投与しようとした人は追放されて残っていない。それこそが、この国を蝕む【貨幣の鎖】の正体です。
明日はいよいよ衆院選ですね。現実がどう動くかはわかりませんが、テルが「怨念」をどう祓うのかご注目ください。
選挙応援キャンペーン(謎?)として、
朝9時に12-2も特別連日公開いたします。
第11話:静かなる介入(5) 台湾海峡の夜明けへの応援コメント
勘違いしてる人が多くて辟易してますが、これぞホントの自「衛」隊ですねぇ。
「抜かずの刀こそ平和の誇り」と言った自衛官が居ましたが、イザと云う時に鞘から抜けないんじゃ、ただの模造刀。
その辺のバランスが分からなくて、旧日本は大戦に突入した訳ですが、震災が原点だった三兄弟には「守る」という事が何より優先。
このまま技術や体制を刷新していけば「世界に冠たるニッポン」が復活出来そうですね・・・内部さえゴタつかなければ(意味深)。
作者からの返信
いつも応援ありがとうございます。
「イザという時に抜けないなら、ただの模造刀」……。
その言葉、胸に刺さります。戦後の日本を縛ってきた【軍事の鎖】そのものですね。
カイたちが目指したのは、抜かないことでも、無闇に振り回すことでもなく、「抜いた一瞬で、相手を殺さずに無力化する」という、ある種、武の極致のような領域でした。震災のあの日、「力なき正義」の無力さに絶望した彼らだからこそ、辿り着けた「守るための力」の形なのだと思います。
そして、最後の意味深な一言……。
「内部のゴタつき」。
……鋭すぎます(笑)。おっしゃる通りです。
外敵(万里)を退けた日本が次に直面するのは、この国の内側に巣食う既得権益や、思考停止した構造、すなわち【貨幣の鎖】や【思想の鎖】との戦いです。
ここからは、長男・テルの戦場である「永田町」と「霞が関」に舞台が移ります。
「世界に冠たるニッポン」を取り戻すための、血の流れない、しかし苛烈な戦い。
編集済
第11話:静かなる介入(4) 鉄の棺桶への応援コメント
中国も遠国も、所謂「中華思想」が如何に傲慢か気づいていないのが救い難いトコです。
「幻の魚雷」に、さぞ肝を冷やしたことでしょう。
どうせならBGMにテレサ・テン(台湾人)でも流してやれば面白かったのに(笑)
ちなみに、海自の友人によると、ベテランのソナー手は「ガラスの引っ掻いた音」にも眉一つ動かさずに探知を続けられるとか・・・。
作者からの返信
「傲慢さ」が目を曇らせる……まさしく、それが今回、大国が足元をすくわれた最大の要因です。
そして、BGMにテレサ・テン!(笑)強烈なブラックユーモアでよいですね。
台湾出身の歌姫の曲を、台湾海峡で身動きの取れなくなった侵攻軍に流す……。
ある意味で、最強の心理戦かもしれません。
「ガラスを引っ掻いた音」で動じないという海自のご友人のエピソード...やはり侍の精神力は半端ないですね。
だからこそ、カイたちが仕掛けたのは、単なる不快なノイズではありませんでした。
「ベテランであればあるほど『これは魚雷だ』と判断せざるを得ない、完璧なスクリュー音」を合成し、全方位から浴びせ続けたのです。
いつも物語に深みを与えるコメント、ありがとうございます。
第11話:静かなる介入(3) 機能停止ドミノv2への応援コメント
あー、EMP・・・とゆーか巨大電子レンジ攻撃か(笑)
確かにこれなら証拠は残りませんねぇ。
昭和初期の子供向け科学雑誌には「殺人光線」(なんで光線?w)とか紹介されてましたが、現代でも戦闘機のレドームの前に立つのは禁止されてますし(第三世代機のレーダーでも充分に殺傷能力があります)、電子戦機が照射中のECM帯を突っ切った民間旅客機のアビオニクスが集団発狂したらしいですし(無線機は当然として慣性航法装置が三基とも発狂して大変だったらしい)。
ちなみに、どっかの国の潜水艦が、超大型の「クエ(魚)」と衝突して緊急ドッグ入りしたとかなんとか・・・。
作者からの返信
「巨大電子レンジ」……言い得て妙です(笑)。
外傷はなく、解剖してみると脳(チップ)だけが焼かれている。これなら物理的な証拠も残りません。ECM(電子妨害)の恐怖、ゾッとしますね。高度に電子化された現代兵器ほど、目に見えない「波」の暴力には脆いという、現代戦の急所です。
ただ、今回の戦場である「海中」には、空とは違う決定的な物理法則の壁があります。
それは「海水の導電性により、電磁波の減衰が凄まじく速い」ということです。
つまり、空中のように遠距離から電子レンジ攻撃を浴びせることは、物理的に不可能です。さらに敵艦は鋼鉄の殻(電磁シールド)で守られています。
だからこそ、カイの戦術は、敵のソナーやアンテナといった「装甲の隙間(感覚器)」に、ゼロ距離まで肉薄して「毒針」を刺すようにパルスを直接流し込む、というものです。
そのためには、敵に一切感知されず、ピタリと船体に張り付くことができる、忍者のような「極小サイズ」と「完全な隠密性」が物理的に不可欠でした。
これこそが、既存の大型潜水艦には真似できない『零潜』だけの圧倒的な優位性です。
この議論を踏まえて、11-3の原稿をv2にバージョンアップさせていただきます。
そして、「超大型クエ」との衝突!(笑)
「何かとぶつかったが、相手は魚だった(ことにする)」という、あの独特の空気感。
カイたちが目指すのも、まさしくそこです。
「攻撃された」という確証を与えず、「事故か? 故障か? それとも巨大魚か?」と疑心暗鬼に陥らせたまま無力化する。
敵の提督が、今回の事態をどう「言い訳」するのか。そのあたりも含めてお楽しみください!
編集済
第11話:静かなる介入(2) 深海のチェスへの応援コメント
ヤサカニ?・・・八尺瓊?
多くの玉を纏めてるものだから、放出型の収束機雷かな?
某国の「ホンネとタテマエ」を上手く表現してますね。
ただ、某国がモデルなら人民解放軍は「国家の兵」でなく共産党の「私兵」で、その特徴は「勝てないと思ったら絶対戦わない」ってのがあります。
昔、勝てると思ってベトナムに侵攻してケチョンケチョンに撃退された時、侵攻軍を編成した管区の共産党高官のクビが物理的に飛びました。
この物語の指揮官と派遣した高官は、電撃戦で内戦終了を宣言して外部からの干渉を防ぐとゆー目論見みたいですが、ホンキで勝てるの思ってるのかなぁ?
アトランティス以外の国のコトを忘れちゃいませんかね?
彼の国が半死体状態でも、三枚舌外交の国とか、マンゴーとバナナの国とか、米粉麺の国とか、勢力拡大を苦々しく思ったる国は多そうだけど。
作者からの返信
作戦名への考察、ありがとうございます!
「八尺瓊(ヤサカニ)」……確かに「数多の玉(クラスター)」を連想させますよね。
実はアマテラス関連でつけたのですが、作戦の本質を考えて
アマテラスが岩戸に隠れた時に訪れた世界...常闇(トコヤミ)へ変更させていただきます。
Sin様の鋭い読みのおかげで、より的確なネーミングに辿り着けそうです(笑)。
そして、侵攻作戦への軍事・地政学的な分析。
「勝てないと思ったら戦わない」というご指摘、まさしくその通りです。
だからこそ、彼らはアトランティスが機能不全に陥り、勝てる確率が最大となる「今」を選びました。
他国の介入についてですが、この地図を見ながら考えてみます。https://cdn-static.kakuyomu.jp/image/mMV2qTcv
かつての覇権国(三枚舌の国)は、すでに極東でのプレゼンスを失っています。
そして「米粉麺の国」などのインドシナ半島諸国は、北の「万里」に圧迫されて南下を余儀なくされた「中国(中華人民共和国)」によって、すでに勢力圏に吸収されてしまっているのです。そして中国も勝てない相手には挑まない…。
マンゴーの国も脅威を感じてはいますが、アトランティスの後ろ盾なしに単独で跳ね返す力はありません。
つまり、万里からすれば「邪魔者はいない」はずでした...。
『常闇』とはいったい何なのか。ご期待ください!
第11話:静かなる介入(1) 鎖を解く言葉への応援コメント
BGMに「わんだばだばだば~」とか聴こえそうなシーン(笑)
若しくは
「Fourth gate open. Fourth gate open.
Quickly! Quickly! 20 seconds before.
All out.
Pull the throttle. All right Let's go!」
・・・みたいな、ホーク1号発進シーンが思い浮かんだり。
やっぱり発進シーンはロマンだなぁ・・・。
前にもちょっと触れましたが、武装は何を搭載してるのかなぁ?
実弾武装は不発で相手に渡してしまうコト(第2次台湾海峡危機の時、ミグ17に不発だったサイドワインダーが突き刺さったまま回収されて、ソ連にコピーされた)を考えると、フォノン・メーザーあたりかな?
作者からの返信
「ワンダバ」と「Fourth gate open...」の脳内再生...ウルトラコンボで世代がバレてしまいますね(笑)。
やはり発進シーンは永遠に少年である我々男のロマンです。
作者として、いつかこのシーンがガンダムやマクロスのようなクオリティで映像化されたらなぁ……
と、日々妄想しております。
そして武装に関する鋭すぎるご指摘。
サイドワインダーの逸話、まさにその通りです。「撃った弾(技術)」が敵の手に渡り、コピーされるリスク。
隠密部隊であるカイたちにとって、それは撃墜されること以上に避けなければならない最悪の事態です。
「携帯性」「省エネ」「隠密性」に加え、「技術流出防止」と「証拠を残さない」こと。
これら全てを両立させるために、サクとカイが選んだ武装とは何か。
フォノン・メーザー(音響兵器)に近いのか、それとももっと地味な何かか……。
間もなく、その「答え」が明かされます。ぜひご期待ください!
第10話:八百万の神々の胎動(5) 歴史の歯車の軋み v2への応援コメント
うーん・・・アメリカ(相当の国)が自壊するとなると、それより先に中国(相当の国)が自壊してると思いますが・・・独裁者ぱぅわぁ~で乗り切った?
現在のきんぺーなら自壊待ったなしでしょうが、独裁制は優秀な人間が舵を取ると盤面が180度ひっくり返る事もあるのが厄介。
つーか、テル君、いつの間に国防部会長なんて云う重職に?
・・・あ、まだ代理だったか(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、万里も内実はボロボロです。
ですが、ご指摘の通り独裁制には「無理やり蓋をする力」があります。
今回の侵攻は、その蓋が吹き飛ぶ前に、外に敵を作ることで国内を引き締めようとする、独裁者特有の「破れかぶれの賭け(あがき)」でもあります。
対するアトランティスは、まだ完全に崩壊はしていませんが、民主主義ゆえに国内の分断が意思決定を遅らせ、完全に「麻痺」している状態です。
「動けない巨人」と「焦る独裁者」。この最悪の噛み合わせが、今回の危機を招きました。
そしてテルの肩書き(笑)。
ご安心ください、まだ「代理」です!
この「代理」というのがミソでして、決定権はないけれど会議には出られる、一番裏で動きやすいポジションをちゃっかり確保しています。
……と、ここまで書いて改めて読み返すと、確かに選挙からここに至るまでの過程の描写が不足しており、唐突感がありましたね(汗)。
Sin様のご指摘を受け、空白期間(ドローン消耗戦の泥沼化と、テルの『ヤタガラス計画』での暗躍)の描写を補強すべく、第7話〜第10話の各所に加筆修正(v2)を行いました。
お時間のある時にでも、パラパラと眺めていただければ幸いです。
鋭いご指摘のおかげで、物語の解像度がまた上がりました。本当にありがとうございます!
第10話:八百万の神々の胎動(4) 深海の訓練場への応援コメント
群れによる戦術行動・・・。
群体生物の行動解析によるクラスター・フラクタル・モデリング・システムってのを、海自で研究しているそうです。
魚の群れを”動的柔フラクタル構造体”と捉えて、そのフラクタル構造体の中から個々をクラスターと解釈し、三次元モデリング解析を行うことを骨子とするシステムだそうで(なんのこっちゃか、よく解らんw)。
コレを軸に潜水艦「隊」の戦術に応用するシステムで、各艦のセンサー情報を結合し、情報を共有。
そのデータを基にしての索敵。
索敵した敵の中から脅威度を判定。
抽出した高脅威度の敵を索敵を「継続」しつつ追尾。
ロックオンから発砲。
なんでも、潜水艦と動かないクジラも100%見分けられるとか。
着底して敵をやり過ごそうとする潜水艦も、このシステムの前では無力なんだとか。
作者からの返信
いつも鋭く本質的な情報、ありがとうございます。
ここまでくると、もはや「海自の研究開発部の方ですか?」と真顔で聞きたくなるレベルですね(笑)。
「動的柔フラクタル構造体」……生物の群れを数学的に定義するその概念、非常に興味深いです。
ただ、そんな高度な理論も、実用化まで持っていくだけの予算が本当についているのか……。今の我が国の現状を考えると、現場の研究者たちがまともな環境で研究できているのか、正直疑わしい(絶対足りてなさそう)ですよね。
技術的な課題としても、おっしゃる通り膨大なデータを扱う「計算コスト」と、何より深海における「個体間の通信」が壁になりそうです。
現実の研究が予算と通信の壁に苦しんでいるとするなら、サクたちは逆に「情報の極限までの最小化(気配のみの共有)」と「自律判断」でその壁を突破しようとしています。
現実の厳しさと、物語のアプローチを比較する素晴らしい視点、ありがとうございました
第10話:八百万の神々の胎動(3) 魂のインストールと覚醒への応援コメント
中島飛行機に勤めていた大叔父は、零式艦上戦闘機をゼロ戦と呼ぶな!・・・と怒ってました(笑)
にしても、無音潜行出来る潜水艦とか、他国にとっては幽霊みたいなもんで、恐怖するどころか実態が掴めなくて混乱するでしょうね。
どうせなら、3Dホログラムで船幽霊でも映写したら面白いのに(笑)
深海から「ひしゃく貸せぇ~」って手が伸びてきたら・・・うん、怖いを通り越して発狂レベルだわwww
作者からの返信
中島飛行機にお勤めの大叔父様…!
自衛隊のご友人といい、Sin様の周囲には物語の核心に迫る方々(歴史の証人)が多すぎです(笑)。
正式な「レイセン」とすべきか、遠国が恐怖した「ゼロ」とすべきか…「零」であることは間違いありません。
実はカイがこの機体の基本構想を完成させたのは令化二十二年……すなわち『皇紀二千七百年』なんです。
かつて皇紀二千六百年に採用された名機への敬意と、百年越しの「0」の因縁を込めて、カイ自身が正式名称『零式潜水攻撃機』、通称『零潜』と名付けました。
そして……「船幽霊」!!
読んでいてドキリとしました。その読み、鋭すぎます。
無音潜行の本当の恐ろしさは、物理的な破壊力以上に、実体が掴めない混乱と疑心暗鬼にあります。カイたちがその「幽霊」としての特性を使い、敵にどんな「悪夢」を見せるのか。
ひしゃくは出ませんが(笑)、Sin様の妄想が、あるいは形を変えて現実になるかもしれません。
ぜひお楽しみに!
編集済
第10話:八百万の神々の胎動(2) 国産AI『アマテラス』の思想への応援コメント
ニューロモーフィックときましたか。
確かに想像上の産物である量子コンピューターより、脳ミソとゆー「現物」が存在する分、動作イメージ並びにプログラム構築はスムーズ(?)ですね。
コレ、一歩進むと人工生体計算機のとっかかりになるかも?
量子相関音響通信とエンタングルメント(量子もつれ)ですが、今の電子計算機界隈で一番ホットな話題(2022年にノーベル物理学賞を受賞したし)。
ただ、ニューロモーフィックを扱えるような計算機なら、疑似脳量子派も扱えるんじゃないかなぁ?そっちの方が効率も影響範囲も大きい(かも)し。
エンタングルメント関連は調べれば調べる程、既存の物理学が全く通じない、まさに「なんじゃこりゃぁ~!」な世界で、文献を漁るのが楽しいです(笑)
#ニューロモーフィック・チップで某サ〇コ・フレームを想起した自分は、軽いガノタ(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「脳という現物がある」という着眼点、非常に鋭いですね。まさにサクは、既存の究極の省エネ装置の脳の模倣を合理的に選んだのでしょうね。
量子もつれは、私のような凡人にとっては、なんじゃこりゃ〜ですが、サクはなんかイキイキしてて楽しそうです。
そしてサイコフレーム…
ご指摘いただきが付きましたが確かに本質が全く同じですね。あの世界での脳波(テレパシー?)が、この機体ではアマテラスの振るタクト(同期信号)になっていると考えると非常にしっくりします。私も無自覚なガノタのようですね(笑)
編集済
第10話:八百万の神々の胎動(1) わがまま大王の美学への応援コメント
明けましておめでとう御座います。
本年も楽しく興味深い作品を執筆なさることを期待しております。
・・・いきなり最高神降臨!?
ヤオヨロズ(各器官)を従えるアマテラス(頭脳)とは、これほどになく似合ったネーミングですが、そうするとアマテラスを支える副脳は、うねりがスサノオ、静けさがツクヨミかな?
作者からの返信
あけましておめでとうございます!
令化八年の幕開けに、Sin様からコメントをいただけて、大変縁起が良いです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、ネーミングへの鋭い読み……さすがです。「三貴神(アマテラス・ツクヨミ・スサノオ)」で揃えるのは王道ですよね。私もすごくいい配置だと思います。
ですが、サクのこだわりは少しマニアックでして(笑)。
脊髄モーターが生み出す強烈な「うねり(物理的な力)」を担当するのは、天岩戸をこじ開けた剛力の神...。(次話あたりで名前が出ます!)
では、夜を統べる神『ツクヨミ』はどこへ行ったのか?
サクは、この国のインフラ全てを影から守る「別の巨大なシステム」のために、その名を温存しているようです。
スサノオがどこで暴れるかも含め、神々の配置(神キャスティング)も楽しみにしていただければ幸いです!
第09話 深海の設計図(7) 月明かりの相模湾への応援コメント
モーション・トレースや思考制御は、割と万能の様に語られるコトが多いですが「装備している人間が出来ない事は出来ない」って欠点があるんですよねぇ(バク転の出来ない人間には、コントロールしてる機械をバク転させる事は出来ない)。
カイ君がどーやって、どーゆーイメージで、脊髄と皮膚のピエゾ素子をコントロールしてるのか、全く分かりません(笑)
--閑話休題--
複数脳がヒントってコトは、ガン〇ムの「A〇ICE」と、レイ〇ナーの「〇イ」の共演!?・・・それとも、某・永野護氏のファ〇ィマ?
クローンした生体脳とかゆー、怖い話になったらどうしよう(笑)
作者からの返信
大晦日まで鋭いコメント、本当にありがとうございます!
そして、「人間が出来ないことはトレースできない」というご指摘……まさにその通りです。
少しだけ技術的な補足をさせていただきますと、実はこの機体、駆動系が二つに分かれています。
推進力を生む脊髄は「リニアモーターによる共振」、乱流を抑える皮膚は「ピエゾ素子による微細振動」です。
カイがあの夜、絶望したのは、この「共振(パワー)」と「ピエゾ(繊細な制御)」という、全く性質の異なる二つのシステムを、VRを通して人間の脳一つで統合しようとしたからです。
おっしゃる通り、それは「人間がイルカの着ぐるみを着て、必死に演じている」領域を出ず、思考する前に体が反応する『魂(反射神経)』がなければ成立しないシステムでした。
そして、解決策への予想……!
「クローン生体脳」なんてマッドな展開にはなりませんのでご安心ください(笑)。サクはあくまでエンジニアですので。
ですが、ヒントはSin様がおっしゃっていた「複数脳」の概念にあります。
シリコンチップの上で、それをどう工学的に実現するのか。
次回、サクが出す「回答」は、アトランティスとは全く異なる、日本的なアプローチになるはずです。
本年は、作品の深みを増す素晴らしいコメントの数々、本当にありがとうございました。
来年も、三兄弟の戦いにどうぞお付き合いください。良いお年を!
第09話:深海の設計図(6) 遠国の魂、二つの破綻への応援コメント
現行のノイマン型で分散型アーキテクチャを動かすのは無謀(インテルが試みて大失敗してます)。
それこそステゴザウルスの旧説みたいに複数脳が無いと。
ヘテロジニアスでやりたければ制御側の進化が必要ですが、量子コンピューターあたりを開発しないとなぁ・・・。
作者からの返信
専門的な領域への鋭い言及、痺れます!
「ノイマン型の限界」……まさしく、アトランティス製のAI(中央集権型)がX-0を乗りこなせなかった原因は、その構造的なボトルネックにあります。
そして、「ステゴザウルスの複数脳」!
この例え、最高に分かりやすいですし、次回の展開の核心を突いています。
巨大な中央の脳が、末端の筋肉まですべて制御しようとするからパンクする。
ならば、おっしゃる通り、脳を分散させればいい。
次話でサクが提示する回答は、量子コンピューターのような未来技術を待つことなく、今ある技術の延長線上でその「複数脳」を実現するものです。
それは、ソフトだけでなく、ハードウェア(機体の構造)の常識すら覆すアプローチになります。
Sin様の予見された「進化」を、サクがどう具体化するのか。ぜひお楽しみ!
第09話:深海の設計図(5) 職人の魂への応援コメント
こりゃ、形容詞に「MAD」とか付く人達が、うじゃうじゃ集まってくるんだろうなぁ(笑)
リアルでも、もがみ型護衛艦建造では日本造船界のキ印・・・げふんげふん、精鋭が集結したそうですが・・・少なくとも、自分はそんな人たちの統率は無理とゆーかしたくない(大汗)
真田さんが100人乗艦した某・宇宙戦艦とか「物理法則?それはあくまで紙の上のハナシ」とか言い出すだろうし、無敵すぎて怖い(笑)
作者からの返信
真田さんが100人……!
その「物理法則無視」の無敵艦隊、頼もしすぎますが、指揮官の胃には確実に穴が空きますね(笑)。
もがみ型のエピソードも然り、困難なプロジェクトにおいては「MAD」や「変態」が不思議と誉め言葉に聞こえてきます。
日本には、昔からこうした「一芸に秀でた変人」を、ある種の敬意を持って許容する土壌(多様性)があったように思います。ただ、彼らは普段はバラバラで、扱いづらいことこの上ない連中ですが……。
論理や利益ではなく、カイの「守りたい」という、あまりに純粋で強い願いが、彼らを一つにまとめているのでしょうね。
要は血が騒ぐんです。
引き続き、熱い展開をお楽しみください!
編集済
第09話:深海の設計図(4) 神の手を持つ男 v2への応援コメント
ホンモノの職人は「無理」とか「無茶」と言われると、返って燃えるらしいですが・・・カイ君、上手く煽りましょう(笑)
F-2 の仕様書を見た時に、対艦ミサイル「四発携行」とかの文字を見た半職人は「無理だぁ~」と言ったらしいですが(当時の基準で考えると、ムチャもいいトコ)、開発主任の神田國一(故人)氏が、絶対に成し遂げると発奮したおかげで、世にも強烈・奇天烈な対艦番長な機体が誕生しましたから。
作者からの返信
相変わらず、引き出しが多いですね!
ここでF-2のエピソードが出てくるとは……まさにこの物語のテーマである【技術の鎖】と「職人の意地」に、完璧にマッチする最高のエピソードです。
「対艦ミサイル4発携行」。
おっしゃる通り、当時の常識ではF-16ベースの機体には物理的に不可能と言われた要求仕様でした。
しかし、それを技術者の意地で実現してみせた。
そのエピソードこそ、まさに今カイがやろうとしていること――「職人の魂への着火」の、偉大なる先例ですね!
かつての開発陣が「無理」を覆したように、山田社長がどう「発奮」するのか。
カイの煽りと、職人の覚醒を、ぜひ楽しみにしていてください
第09話:深海の設計図(3) 二つの模倣への応援コメント
ピエゾ素子とは吃驚。ウチにもピエゾ素子使用のスピーカーや、エレクトリックギターがありますが、想像の外でした・・・。
確かに構造が単純で高耐久ですけど。
積層型なら、可動部分にもってこいの素材ですが、アレって酸化チタンのセラミック材だから原料が日本に無いんじゃ?
つーか、この世界でのセラミック材の発展はどんなもんなんだろう?
ダイヤモンドは天然のセラミック材と言われるくらいだし、人造ダイヤが作れる位の技術があれば、大型(戦闘機に積める位の)高出力レーザー兵器が実用化できますが。
作者からの返信
ピエゾへの反応、そして原料への鋭いご指摘、ありがとうございます!
おっしゃる通り原料は輸入頼み【資源の鎖】ですが、今回は何万機も量産するわけではないので、特殊部隊用であれば既存の市場調達や備蓄で賄える想定です。
この物語のルールとして「物理的に不可能な魔法」は出しませんが、ご推察の通り、それを実現する「開発スピード」だけは、天才たちの力に依存したフィクション(早回し)になっています(笑)。
レーザー兵器もロマンがありますが、カイの至上命題である「省エネ・ステルス」とは相性が悪いので、あくまで既存技術の泥臭い組み合わせで「不可能」を突破していこうと思います。
いつも技術的な裏付けを深める議論、感謝いたします!
第09話:深海の設計図(1) 確信の瞬間への応援コメント
> これから創造すべき「獣」
潜水艦型ゾイドってのがアメリカ海軍相手に大暴れする小説を読んだコトありますが・・・まさか違うよね?(笑)
確かに、漸深層まで潜れる潜水「艦」があれば、非発見率は恐ろしく低下しますが、問題は高水圧下での武器の展開だなぁ・・・。
作者からの返信
今回もコメントありがとうございます!
潜水艦型ゾイド…!(笑)
ご安心ください。カイが作るのは「巨大有人ロボ」ではなく、あくまで冷徹な計算に基づいた「小型の無人機」です。派手に暴れまわるのではなく、深海の闇に溶け込み、静かに任務を遂行する…そんな存在です。
そして「高水圧下での武器の展開」。
これまた、技術的な急所を突く鋭いご指摘です。(またしても非公開原稿漏洩を疑ってしまいました笑)
おっしゃる通り、数千メートルの深海ともなれば、通常の魚雷やミサイルは発射機構を含めて作動が困難です。
だからこそ、カイの「獣」は、水圧と喧嘩をするような既存の兵器を基本的には搭載しません。そして、機体構造そのものにも、水圧に対する常識外れの設計思想が隠されています。
まもなくその全貌が明らかになります。お楽しみに!
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(6) 眠れる獅子の覚醒 v2への応援コメント
まぁ、このまま同じ土俵で勝負をしても物量差で押し負けるのが見えていますからねぇ。同じ土俵どころか、全く新しい競技を作る勢いでやらないと。
他国が決して真似できない、日本特有の「固有スキル」で勝負を掛ければ、先行者のアドバンテージもありますから、当分の間は安泰になるのかな?
ただ、日本の技術屋の悪いクセで、枝葉末節に囚われて、一時期のガラケーや家電の様に、本筋から外れた部分にリソースを突っ込むと・・・。
作者からの返信
相変わらず、鋭い読みですね!
ガラケーの例……「土俵をずらしたつもりが、単なる枝葉末節(高機能な孤立)に入り込んで自滅する」という、日本の技術屋が陥りがちな罠への警鐘、深く同意します。
では、日本が勝てる「本質的な次の土俵」とは何か?
カイたちが注目したのは、日本を取り巻く地政学的な特性、そして「忍者」のように気配を消して戦うというコンセプトです。
しかし、その新たな戦場は、空とは全く異なる過酷な物理法則が支配する世界です。
既存の技術の延長線上で戦えば、ご指摘の通り「ガラパゴス化」して自滅するでしょう。
だからこそ、カイは、その物理法則を根本から逆手に取った、全く新しいアプローチを選びました。
それがガラパゴスか、革命か。
カイが導き出したその答えが、次回明らかになります!
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(5) 敵の頭脳への応援コメント
古来、戦闘は「アタマを潰せば終わり」が長く続きましたが、現状の人工知能もソレにならった「箒型指令系統」なんですよね。
ココから脱却すると、パーソナル・AI の時代になるんですが、それにはソフト・ハード共に「進化」が必要。
昔のSFや、某・宇宙海賊船アル〇ディア号の中枢コンピューターみたいに、一部屋まるごと演算装置・・・なんてスケールだと、とても「パーソナル」とは言えません。
せめて、某・機動戦士のALICEやレ〇ズナーのレイくらい小型化しないと。
まぁ、小型化・高機能は日本のお家芸ですし、その点ではトンでもな進化をしそうですけど(笑)
作者からの返信
アル〇〇ア号から、AL〇CE、レ〇まで……!
日本のアニメや漫画は、昔から驚くべき精度で未来を予言していますよね。その先見性には、いつも驚かされます。
おっしゃる通り、これからのAIは巨大な集中管理型から、個に寄り添う「パーソナル」な方向へ進化していくのが必然でしょうね。
そのためには、「高性能化・小型化」そして何より「省エネ化」が絶対に欠かせません。
昨今の生成AI界隈でも、電力消費の問題が深刻化していますから、この「省エネ・小型化」という日本のお家芸こそが、ブレイクスルーの鍵になると確信しています。
サクがこの「日本のお家芸」をどう活かして、Sin様が予見された「トンでもない進化」を実現するのか。
ぜひ、今後の展開を楽しみにしていてください!
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(4) ヤタガラスの心臓への応援コメント
一時期、日本の産業従事者は
「りめんばー・すーぱぁ・さんまるいち」
・・・が合言葉だったとか(笑)
このまま八咫烏プロジェクトが上手くいけば、もしかしたらこの世界線ではTRONが窓や林檎を蹴散らかすかも?
是非、窓OS を蹴散らかして、窓11とかゆー不愉快極まりないOSへの未来をツブして頂きたいものです(切実)
作者からの返信
リメンバー・スーパー・サンマルイチ......!その呪文に、背筋が凍ると同時に、苦い記憶が蘇ります。まさしく、日本の半導体や国産OSの夢が、理不尽な政治圧力という【技術の鎖】によって潰された象徴的な出来事です。
そして、TRONの無念と、窓や林檎への対抗。非常に夢のある展開ですが、この物語ではあえて『もしあの時TRONが勝っていたら』という歴史の書き換えは行いません。窓や林檎にプラットフォームを完全に握られ、搾取され続けているこの絶望的な現実を、動かしようのない【技術の鎖】として直視し、前提として受け入れた場所からスタートします。
過去の敗北をなかったことにするのではなく、その敗北ドン底の『今』から、サクがどうやって現実的に挽回していくのか。
最新の窓への怨嗟も飲み込んで(笑)
あくまで現実の延長線上にある逆転劇を描きたいと思っています。ヤタガラスがその翼でどんな風を起こすのか、ぜひご期待ください!
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(3) ヤタガラスの翼への応援コメント
> YS-11が、政治的な思惑によって、商業的には失敗
確かに政治的な思惑もありましたが、アレは戦闘機の設計概念を民間機に流用してしまったコトと、認知度を上げるためのバーゲンセールのやりすぎもあったかと(笑)
実際、自衛隊や海上保安庁装備のYSは高評価で、現在も2機が「現役」で飛んでますし(機齢何年だ!?)。
飛行機関連で言えば、半国営のMRJ計画が頓挫して、HONDA-JET が成功したのか?・・・こそが政治的な思惑の賜物かと思います。
#最近読んで面白かった書籍に「ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡」ってのがありまして、如何にバイク屋・自動車屋のホンダが飛行機を開発していったのか?が解って面白かったので、一読をお勧めします(アマゾンで800円しませんし)。
作者からの返信
ランキング上昇への援護射撃、そして今回も深い知見に基づいたコメント、本当にありがとうございます!
YS-11の「戦闘機の設計思想」が抜けきらない頑丈さ。50年以上経っても現役というのは、日本の技術力の凄まじさと、それを商売に繋げられない不器用さを同時に象徴しているようで、胸が痛むと同時に誇らしくもあります。
そして、MRJとHondaJetの対比。非常に鋭いご指摘です。ボーイングやエアバスを見れば分かる通り、航空産業は本来、国家が全力で支えて初めて勝負になる領域です。にも関わらず、そこを民間の「バイク屋」魂だけで突破してしまったHondaJetは、ある意味で奇跡であり、Sin様が仰る通り、日本人の底力の証明です。
ただ、裏を返せば、これは日本の民間が強いというより、官の支援なしでも勝てるほどの『異様な強さ』を持った自動車産業のような企業しか、この国では生き残れなかった、という残酷な現実の裏返しなのかもしれません。
かつて世界を席巻した電機や半導体も技術はありましたが、国を挙げた総力戦(産業保護政策、産業スパイ)を仕掛けてくる他国に対し、孤立無援で戦い、敗れていきました(無関税、円高など)。
MRJの悲劇もまた、日本政府に産業を死守し育てるだけの財政出動(兵站)の覚悟が欠けていたこと、つまり【技術の鎖】と【貨幣の鎖】が原因だったのではないか……そう考えています。
ご紹介いただいた『ホンダジェット』の本、早速ポチらせていただきます!
生き残った異様な民、頼みではなく、彼らの熱量を国家の投資で正しく支える。この両輪が噛み合った時、日本がどう覚醒するのかを描いていきたいと思います。いつも執筆の糧となる知識を授けてくださり、感謝いたします
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(2) テルの招集への応援コメント
こんにちは。一気読みでここまで来ました、なかなかに面白い時間を過ごせました。
おそらく10年以内に起きるであろう東海・南海トラフ地震その時にどのような事態が起きうるのか。少しですが垣間見れた気がします。
そして3人兄弟の行く末が、今の日本国と重なり未来の子供達のための素晴らしい社会が生まれてほしい。
筆者様へ、無理はなさらず、ゆるがぬ信念のもとお書き下さい。ありがとうございました。
作者からの返信
あんことゼロコーラは正義様
はじめまして、ヤマト・ハジメです。★の応援と温かいコメントをいただき本当にありがとうございます。一気読みしていただけたとのこと、作者としてこれ以上の喜びはありません。
おっしゃる通り、震災はそう遠くない未来に起こり得る現実です。だからこそ、そこから顕在化する絶望的な現実ー日本を縛る【五本の鎖】ーから目を背けずに描くことが、この物語のスタートラインと考えました。
そして「未来の子ども達のための素晴らしい社会が生まれてほしい」というお言葉に、胸が熱くなりました。私たちの子や孫の世代に、どんな未来を残せるのか。三兄弟の戦いを通じてその希望の形を描きだしたいと願っています。
温かく力強い応援、本当にありがとうございます。揺るがぬ信念のもとに、最後まで描ききるので、どうか三兄弟の行く末を見守ってください。
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(2) テルの招集への応援コメント
> 我々はいつまで、アトランティスの下請けで終わりたいのか?
「我々はいつまで、アトランティスの下請けでいればいいのか? 」
もしくは
「我々はこのまま、アトランティスの下請けで終わりたいのか?」
かと思います。
弁が立つ人間は、ホントに凄い。
話術と云うか詐術と云うか(笑)
某しんずろー議員が防衛大臣を拝命したとき「???」と思った国民も、昨今の答弁を聞き、野党のつまんない質問にのらりくらりと答える姿を見て「適任だわ」・・・と(笑)
作者からの返信
細部まで読み込んでいただいた上での的確なご指摘、誠にありがとうございます。昨日即座に修正させていただきました。
話術か詐術かという鋭いつっこみまさにそのとおりです。中身のある話で、聴衆の心を掴むのはもちろん、中身のない話でも中身があるかのごとく話す才能が永田町では必要ですよね。
話題の某大臣は、適材適所の人事+上司が変わることでここまで変貌するのかと私も驚いております。
第08話:プロジェクト・ヤタガラス(1) 眠れる工場の溜息への応援コメント
TDK が開発中の磁気塗料 -フェライト- (なんでも、ビルの電波反射を防ぐ目的で開発したらしい)を、ペンタゴン直で特許を「寄越せ!」と言われた件と似ていますね(ステルス機用の電波吸収に使いたかったらしい)。
三菱のキャタピラ(殆どブルドーザーの使いまわし)も日本国産戦車に使われて、走破性の高さからフランスが欲しがったとかナンとか・・・。
あ、F-2 に使われてる炭素繊維強化複合材(東レと三菱ケミカルが開発)も、アメリカが欲しがってたなぁ(レーダー波が貫通して内部機器が反射しちゃうので諦めた模様)。
一昔前の話では、東芝のVTRカメラがミサイル制御回路に転用可能とかで、ココム違反で吊るしあげられましたし、日本の民生品は性能を突き詰めすぎて軍需転用が容易なのが、宿命なのかも?
作者からの返信
挙げていただいたフェライトや炭素繊維の話……すべて、本作の【技術の鎖】という概念を構築する上で参考にした現実の歴史そのものです。
おっしゃる通り、日本の民生品が優秀すぎて、結果的に仮想敵国含めた他国の軍事力を支えてしまっていたという皮肉。これこそが、日本の技術者が抱えてきた長年のジレンマであり、逃れられない宿命(カルマ)だと捉えています。
いただいた具体的なエピソードがあまりに本作のテーマ(昭納・平明時代の技術者の無念)を的確に突いていましたので、今回の原稿(第8話)の三船のセリフとして、加筆修正という形で組み込ませていただきました。ありがとうございます。こうしてSin様からいただいた知識が、物語のリアリティをさらに高めてくれること、作者としてこれほど心強いことはありません。
まさに逃れられない宿命。【技術の鎖】にがんじがらめにされ、もはや打つ手なしとも思える絶望的な状況……。この巨大な構造に対し、三兄弟の誰がどう立ち向かうのか? ぜひご期待ください!
第07話:三者三様の初手(7) 真理の探究へへの応援コメント
サク君は、相対性プラズマ励起場に於ける準高温領域核融合炉の研究でもしてるのかな?
水さえ供給すれば、勝手に重水素を取り出して供給するとゆー、いわば永久機関。
核融合の壁さえ越えられれば・・・(熱核融合を引き起こすのに必要な温度は1億℃、温度が上がれば上がるほど、それを縛る電磁場を維持する電力コストは青天井。最終的に、発生できる電力量より、消費する電力量のほうが多くなって、プラマイゼロどころか、プラズマの維持の方が必要電力が多くなる)。
たしかにコレがあればエネルギー問題は万事解決・・・どころかお釣りが来そうですが。
でも、こんなモン公表したら、石油メジャーや中東産油国、各国エネルギーメジャーから暗殺者が、各国家から拉致者が来ること間違い無し(笑)
潤沢なエネルギーさえ供給されるなら、出来る事は無限大。
水も食料も、空気さえも合成できます。
で、無尽蔵のエネルギー供給によって、世界と人の在り方が変わる・・・と。
その辺を狙ってるのかな?危なっかしいけど(笑)
作者からの返信
いつも私の想像の遥か上をいくコメントありがとうございます。政治から軍事、そして科学の最先端の核融合まで、シン様の知識の幅広さにはただただ驚嘆するばかりです。
まさにおっしゃる通り、核融合は究極のエネルギー源です。海水という無尽蔵で無偏在の資源。太陽光、風力などの不安定電源と異なる安定性。そして核分裂とは異なり、炉が壊れても止まるだけという本質的な安全性。これさえあれば、あとはエネルギーをどう配るかだけという話になり、その手段の効率が多少低くても構わないという世界になります。
ですが、シン様はその光が強すぎるが故に生まれる、深い闇、―石油メジャーや各国家からの妨害―も見抜かれている。この技術が【資源の鎖】や【技術の鎖】の最大のターゲットとなり、遠国の覇権が続く限り、「常にあと数十年で完成する」技術であり続けるでしょう。
そこで三男のサクは、科学的に最高の「解」ではなく、今この瞬間も現実を縛る【技術の鎖】、【資源の鎖】を計算に入れた地政経済学的な「最適解」を探し求めました。しかもそれは、【貨幣の鎖】、【軍事の鎖】と戦う2人の兄との完全な連携でもあります。
第07話:三者三様の初手(6) はぐれ者たちの集結への応援コメント
天野氏は某パト〇イバーのシバ・シゲオ枠、森田氏は某ヤ〇トの真田さん枠(笑)、古賀氏は沈黙の〇隊の前原滉枠?
こーゆー人材を腐らせておくのが、如何に勿体ないコトやら。
どーも日本は官民問わず、こーゆー「一芸に秀でる」人材を冷遇する風潮がありますねぇ。
作者からの返信
物語の裏側まで見通すかのような鋭いコメントありがとうございます。シバ・シゲオさんに、真田さん…的確すぎて最高です。…と同時にお互いの世代がバレてしまいそうですね(笑)
そして「一芸に秀でる人材を冷遇する風潮」。まさに、この国の組織に深く根ざした病理で、もったいない限りです。
そのご指摘は、カイはなぜ、これほどの天才たちをいとも容易く集めることができたのか?その核心をついています。まさしく彼らが冷遇されていたからです。
天野や森田のような独創的すぎる才能や、古賀のような神業的な職人は、【技術の鎖】や【軍事の鎖】の中では、その価値を評価されず重用されません。
つまり、日本を縛る【鎖】そのものが、皮肉にも、鎖を破壊するための「野良の侍」を生み出していたのです。カイはこの国の構造的欠陥そのものを、最高の仲間を集めるための武器に変えているのです。
第07話:三者三様の初手(5) 絶望の海へへの応援コメント
海自に知人は居ませんが(空自と陸自のみ)、作戦立案の現場は、こーゆー、しょーもない議論が交わされているんでしょうねぇ。
以前、空自の知人に「中国の空母をどうやって撃退する?」って聞いたら、
「退役寸前の潜水艦に最新鋭の防音塗装を施して空母の真下から浮上させて横転させる、これが一番楽で安く上がる」
・・・とかタワゴト抜かしてましたが(本人は至極真剣)、こんなバカバカしい奇策を思いつく様な隊員が、現代の自衛隊員に居る事を誇っていいのやら嘆いていいのやら(笑)
でも、こーゆー柔軟な思想を持った人間も必要だと思うんですよね。
作者からの返信
いつも物語に血肉を与えてくれるコメントありがとうございます!ご友人の一次情報非常に参考になります。
空母を真下からひっくり返す…(笑)なるほどと思う反面、一見、とんでもない「タワゴト」ですよね。ですが、その根底には、凝り固まった常識を打ち破る柔軟な思想があります。
そう考えると、カイが会議でぶちあげた「非殺傷、機能破壊」ドクトリンも、会議出席者からしたらご友人と同レベルの「タワゴト」に聞こえたことでしょう(笑)
正論だけで凝り固まった現実を打開するのは、いつだって常識外れの「タワゴト」なのかもしれません。
第07話:三者三様の初手(4) 永田町という魔窟へ v2への応援コメント
国会議事堂にある食堂のカレーは美味しい・・・は兎も角として(笑)
いよいよ伏魔殿に足を踏み入れた伝説の勇者ですが(笑)
今後は如何に同じ志を持つ議員を仲間にできるか?・・・ですねぇ。
RPG の序盤の仲間集めみたいに。
「清貧?ナニソレ美味しいの?」みたいな腐った議員が大多数ですが、議員の中にもマトモな人材がチラホラとは居るハズですので、まずはその人達にコンタクトかな?
・・・それこそ議員食堂でカレーでも喫飯しながら。
作者からの返信
いつも核心をつくコメントありがとうございます。
まさかの伏魔殿経験者ですか!?流石です。
そして、RPG序盤の仲間集めという展開。正直、そのプロットがあまりに魅力的で、いっそその展開で書き直そうかと考えてしまったほどです。将来、もし物語をバージョンアップするときには是非またお付き合いください(笑)
ご存知の通り外向的に見えるテルですが、その実ドライな戦略家でもあります。彼は仲間との共感を軸に少しずつ勢力を増やすよりも、最短距離で目的を達成するための孤独な道を選びがちでして…
sin様が予見された、熱いRPG展開は、実は意外にも内向的で不器用なカイが、泥臭く繰り広げることに…おっと、これ以上は口が滑りそうです(笑)
第07話:三者三様の初手(2) 静かなる殲滅戦への応援コメント
帳簿の上の数字よりも軽い命・・・政治屋サマ方にはそうみえていたんでしょうね。
東日本大震災の時は、司令官が「無断で」出動命令を出したおかげで多くの人命が助かりましたが、阪神・淡路大震災では災害派遣要請の手続きや現地の状況把握に時間がかかってしまって出動が遅れた。
被災地が、旧社会党の重鎮だった土井たか子氏の地盤でもあって、自衛隊の株が上がると党是に反するという空気もありました。
党是やエートスの方が、彼等には大事だったのでしょう(怒)
こんなこともあって、今回のお話には喝采を叫んでしまいました。
作者からの返信
今回も、物語の核心に深く踏み込むコメント、本当にありがとうございます。
「帳簿の上の数字よりも軽い命」――まさしく、テルがこれから戦うことになる旧世代の政治屋たちが抱える、根深い病理です。
そして、阪神・淡路と東日本の震災の例を挙げてくださったこと、まさに慧眼と言うほかありません。
おっしゃる通り、阪神・淡路の悲劇は、手続きや政治的思惑という【軍事の鎖】に縛られた結果、救えるはずの命を救えなかった、この国の構造的欠陥を象徴しています。
それに対し、東日本で多くの命を救った司令官の決断は、その【軍事の鎖】を断ち切るためには、現場の指揮官個人が「腹を切る」覚悟を強いられるという、あまりにも歪な現実を浮き彫りにしました。
本来英雄であるべき彼らが、組織の中では冷遇され、下手をすれば犯罪者とさえ見なされかねない。Sin様が喝破された通り、これこそが【軍事の鎖】の最も恐ろしい本質です。
そのご指摘を拝読し、私もまた、尖閣沖で映像を公開し、その職を賭した海上保安庁の一人の「侍」のことを思い出していました。
この国は、上に私利私欲の「政治屋」が巣食う一方で、現場には今もなお、国を想う真の「侍」たちが残っている。
この物語は、そうした名もなき侍たちの無念を晴らすための戦いでもあります。
テルが浴びせた言葉に喝采を送っていただけたこと、作者としてこれ以上の喜びはありません。
編集済
第07話:三者三様の初手(1) テルの出馬への応援コメント
この「青臭い」論法、イイですねぇ。
リアルの政治家サマが、お為ごかしで抽象的な空虚な話で誤魔化しているのに国民はイライラしてますから。
この位ストレートに言葉を飾らないで言ってくれた方が良い。
自分の政策のメリットもデメリットもブチ撒ける様な人の方が信用できます。
片山財務大臣が現在66歳で就任したのは、偶然とはいえ、凄いタイミングでした。
片山さんより先輩の官僚は、ぜぇ~んぶ65歳で天下りして、彼女より年上の年功序列でゴチャゴチャ言ってくる人間が消えてますから。
テル君も青臭い論理を叩きつけつつ、正論で政治「屋」どもを粉砕してほしいですね。
・・・問題は25歳という年齢ですが、バック・ボーンに中東辺りの人間がいたりするのかな?
作者からの返信
早速のコメント誠にありがとうございます。そして今回のご指摘には、正直に申し上げて、作者である私が、ハッとさせられました。
テルが掲げた青臭いプラカード。私の当初の狙いは、まさしく旧世代の政治屋に、「この若造には理想論だけの青二才だ」と油断させ、彼を公開討論の場へと引きずり出すための、「羊の皮」でした。
しかし、sin様はその「羊の皮」が、既存の政治にうんざりした国民の目には、寧ろ嘘偽りのない本物の言葉として映るという、もう一つの側面を完璧に見抜かれていました。弱々しい偽装ですら、状況によっては最強の武器になりうる。その批評眼の鋭さにただただ脱帽です。
片山大臣の件、たしかに【貨幣の鎖】の番人たる財務官僚の年功序列といつ一つの武器を封じる、高市首相の「神の一手」かもしれませんね。ニュースへの深い読みも流石です。
そしてテルのバックボーンへの疑問。正直なところ我が家にはカネもコネもなくてテルには申し訳ない限りです。ではそんなテルがどうやって、旧時代の巨人と渡り合うのか、その秘密も少しずつ明らかになっていきます。
第06話 アングラの誓い(6) それぞれの戦場へへの応援コメント
自衛隊の旧態依然としたシステム改良は難しいかなぁ?
なにより上意下達が「軍」の基本で、ソコに個々人の意思やら何やらが複雑に絡み合っての現状ですし(政界も似た様な面がありますが)。
やっぱり出世して統括幕僚に出世するとか、兄弟で結束して政治方面からのテコ入れが無いと相当厳しい。
・・・けど、コレやるには10年単位での時間が必要で、その前に日本が終わりそう・・・。
作者からの返信
いつも応援ありがとうございます。非常に励みになります。
いただいたコメントがあまりに的確で、あれ、もしや情報漏洩してるのでは!?と一瞬ヒヤリとしてしまったほどです。
おっしゃる通り正攻法では間に合わないこの状況で、果たして三兄弟がどんな常識外れの一手を打つのか。硬直化した組織を内部から変えるのは可能なのか?それとも外から?是非見守ってください。
第06話 アングラの誓い(3) 構想への応援コメント
タイムリーな事に高市総裁が誕生して、リアルでもカネを握る財務省からの脱却政治が始まりそうですね。
核融合が実用化できればエネルギー問題は解決しそうですが、石油メジャーに暗殺された関係者・研究者が何人もいるからなぁ・・・。
破滅級(カタストロフィ)技術と言われるのも納得。
作者からの返信
高市総裁の誕生、私もニュースで見て衝撃を受けました。まさに現実が物語に追いついてきたかのような感覚で、Sin様の言及に、深く頷いております。財務省という「カネを握る者」との【貨幣の鎖】を断ち切る戦いは、この物語の核心の一つです。
そして核融合に関するご指摘、その通りです。それは【資源の鎖】を破壊しうる破滅級技術でしょう。
しかし、それほどの技術をアトランティス合衆国(遠国)のペトロラル体制が許すはずもなく…おっしゃる通り、その裏には深い闇があります。
圧倒的強者の覇権国に対して、圧倒的弱者である属国の三兄弟がどう立ち向かうのか。ぜひご期待ください。
第06話 アングラの誓い(2) 熱気への応援コメント
悪だくみはこうでなくっちゃ(笑)
後年、歴史家がどう表現するのか?が楽しみですね(彼らはそんなこと全く考えてないでしょうが)。
作者からの返信
いつも温かい応援ありがとうございます。
悪だくみ、いい響きですね(笑)
彼らの、日本のみならず世界をも巻き込む壮大な悪だくみを、是非見届けてください。
第05話 研鑽の十三年(7) 食堂への応援コメント
プロローグのエピローグかな?
この先が楽しみです。
作者からの返信
いつも読んでいただきありがとうございます。
第05話の最後という意味でエピローグとしました。
改善を検討いたします。
最新話は10/3公開なのでしばしお待ちください!
第05話 研鑽の十三年(6) 空論への応援コメント
まぁ、そこらにある町工場が世界最先端の技術を持ってたりするのが日本ですからねぇ。
祖父は木工職人でしたが、ナニをどうやったら分からない工程で、トンでもない物を作ったりしてましたし、彼の作った現在の自宅は(築90年)、釘を出来るだけ排して「継ぎ」を多用して組み立てていたもんだから、先年のリフォーム時に工務店の監督さんが発狂してました(笑)
ベテランの整備員は叩いた音でネジの緩みまで解ると言いますし、人間の感性というものにコンピューターが追いつくのは、まだまだ先の話かもしれません。
作者からの返信
先程、9/20にいただいたコメントに返信し忘れていたことに気づきました。
これほどの宝物のようなコメントに、すぐにお返事できず、本当に、本当に申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます。
改めて拝読し、第5話で私が描きたかったことのすべてが、このコメントに凝縮されていると、ただただ感動いたしました。
お祖父様が建てられた築90年のお話、圧巻です。
釘を排し、「継ぎ」を多用した、現代の工務店が発狂するほどの職人技。
それこそが、机上の空論だけだったサクが、初めて目の当たりにした「血の通った技術」の、これ以上ないほど見事な実例です。
そして、「ベテラン整備員は叩いた音でネジの緩みまで解る」というご指摘。
まさしく、おっしゃる通りです。
人間の五感という究極の「ハードウェア」の上で、数十年の経験、勘、コツという名の膨大な「ソフトウェア」が
動いて初めて生まれるのが「職人技」なのだと、私も常々考えております。
2ヶ月近く経ってからのお返事となり、重ねてお詫び申し上げます。
ですが、このコメントは、時間が経っても全く色褪せることなく、むしろ今読み返すことで、この物語が描くべきテーマを、私自身に改めて教えてくれるものでした。
本当に、ありがとうございました
編集済
第05話 研鑽の十三年(5) 力への応援コメント
そう考えると、現在の自衛隊はなんやかや言われつつも、理想の軍隊に近いのかな?
統制された暴力なのは各国同じですが(暴走してる国もありますが)専守防衛というドクトリンに従ってソコに予算を注ぎ込んでいる現状は、なかなか稀有な状態かと。
自衛隊員に何人か知人が居ますが、極めて理性的で「軍というより、国際救助隊に近いなぁ~」・・・と笑って言っていた彼等が思い出されます。
実際、日航123便の墜落現場や東日本大震災という、精神崩壊しそうな現場で国民の為に耐えて活動していた彼等には頭が下がります(肉が食べられなくなったとかのとPTSDを今も抱えてるそうです)。
「少し歩く度に死体ばかり。一人ずつ生存確認をしていく。
サイレンが鳴り響く中、上官から言われたのは
『一斉に救助者がすがり付い来ても絶対に笑顔を絶やすな。絶対に泣くな』
泥だらけの救助者達が力の入らない手で俺の手を握り「ありがとう」と言われる度に涙を堪えるので精一杯」
「大丈夫か?無理すんなよ。」
とメールしたら
「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に気をつけろ、アホ」
コレがあの震災で私が見た自衛隊諸氏の真実でした。
作者からの返信
Sinさん、お帰りなさい。そして再びコメントいただけたこと、本当に、本当にありがとうございます。
そして、あまりにも真摯で、現場を知っているからこその重みあるコメントを拝見いたしました。目頭が熱くなっています。ご知人の自衛官の方々の壮絶な体験。想像を絶する現場で、国民のために心を尽くされた彼らの姿、それをすぐ側で見てこられたSinさんの言葉に、ただただ頭が下がる思いです。その貴重なお話を、私の作品に寄せてくださったことに心から感謝します。
お伺いしたお話は、私が描こうとしている「システム」の過酷さと、その中で奮闘する「現場個人」の尊さを、改めて浮き彫りにしてくれました。彼らがこれから出会うであろう、多くの名もなき隊員たち一人ひとりへの敬意を、決して忘れることなく、この物語を紡いでいこうと、決意を新たにしました。
第04話 灰色の教室(4) パズルへの応援コメント
「クマしか通らない道」とか揶揄されて縮小傾向だった公共事業が、東日本大震災で大活躍して「ムダな公共事業なんて無かったんだなぁ」・・・と思わされ、その後公共事業にケチをつける政治家・国民が減りましたが、この世界はどうなるかな?
ちなみに、阪神大震災で五千人〇しておきながら責任も取らず、厚顔無恥にも桐花大綬章を受賞した某ヴィレッジマウンテン元首相を、被災者の一人として私は絶対に許しません。
作者からの返信
最も重いコメント、ありがとうございます。
これほど真剣に、ご自身の「歴史」と、この物語を、重ね合わせて読んでいただけたこと、作者として、身の引き締まる思いです。
この物語は、まさしく、
なぜ、そのような悲劇が、起こるべくして起きてしまったのか、
その根源にある、この国を縛る、『五本の鎖』という巨大な構造(システム)そのものに、挑もうとしています。
私がお約束できることは、ただ一つです。
私はこの物語の中で、その構造の正体に光をあてます。
そして三兄弟が、それをいかにして、打ち破ろうとするのかを、
最後まで描き切ります。
どうか、最後までこの物語を見届けてください。
心からの感謝と敬意を込めて。
第04話 灰色の教室(1) 飼主への応援コメント
今の日本人が抱えている、何とも言えない「モヤモヤ感」を、上手く表現しているお話だと思います。
短期的な続きと、長期的なこの後の展開が凄く気になります (≧∇≦)ъ
作者からの返信
記念すべき最初のコメント、そして応援、心より感謝申し上げます。
作品を誰にも見つけてもらえないのではという暗闇の中、この最初の光が、どれだけ執筆の励みになったか、言葉にできません。
そして、何より「今の日本人が抱えている、何とも言えないモヤモヤ感」という一言に、鳥肌が立ちました。まさしく、私がこの物語で描きたかった核心を、完璧に見抜いてくださり、最高の読者様に出会えたことに打ち震えております。
短期的な彼らの戦いが、いかにして、長期的な日本の鎖の解放へと繋がっていくのか。
どうか、その両方の視点で、物語を最後まで見届けて頂けますと幸いです。本当にありがとうございました。
第12話:財務大臣テル(4) 守護者との対決への応援コメント
言い訳を一つずつ潰していく下り、イイですねぇ!
「計画経済・統制経済は必ず破綻する」
とは、ソッチ方面の偉い人の言ですが、そんじゃ、今の日本経済は財務省主導の統制経済じゃないんかい?・・・と聞きたいですね。
国民の方を見もしない経済政策にはウンザリです。
ガンバレ!テル(片山さつき)君!!(笑)
作者からの返信
「言い訳を一つずつ潰していく」カタルシス、楽しんでいただけて何よりです!
そして、「今の日本経済は財務省主導の統制経済ではないか?」というご指摘...
思わず膝を打ちました。まさしく、その通りです。
しかも恐ろしいことに国を富ませる計画ではなく
「財政規律のために、国を確実に衰退させる(デフレにする)ための計画」になっている点です。
どの世界線でも、財務大臣はここからが正念場です。
引き続き、熱い応援をお願いします!(笑)