禁断を破れば、何か一つを失う——。
平凡な女子高校生、深町伊都には関係ないもの。
そのはず、だったのに——。
ある日始まった、破天荒な唯一の親友、アニエスの問題行動……『連続禁断破り』。
「禁断破りをしまショー!」
「……え?」
親友に巻き込まれる形で『禁断破り』をしてしまう伊都。
最後の青春の中、二人が失っていったものとは——?
そして『禁断破り』に関わってしまう人たちは増えていく……!
元気いっぱいのアニエス、訳あり美少女、寂しがり屋の幽霊。
そして——。
私がこの物語を読んで失ったもの:
恋愛はまどろっこしいという心
恋愛小説への苦手意識
微笑ましいシーンや胸キュンなシーン、どれも上手に描写されていて非常に読みやすかったです。ずっと心の中でエールを送りながら読んでいました。
禁断の先の先まで、末長くお幸せに!