タイトルが何重にも意味を持つ、祠破壊系ホラー。祠といえば破壊であり、破壊されたらヤバいものが出てきてほしいし、ヤバいものには破壊者に天罰を与えてほしい。そういった需要を満たしつつ、「ぼくはもう知らない」ままでいいのか、という葛藤と勇敢な行動と、先に待つ末路を楽しんでほしい作品。