思いつくまま

ソラタ

第1話母が泣いていた

朝の四時、目が覚めた。

台所で母が泣いていた。


「薬が無い、躰の具合が悪いのに」

嫁が義母の躰のため薬をたくさん飲まないよう箱に入れていた。


私はそっと明かりをつけ薬箱を出してやった


「あんな、薬飲んだこと嫁には言わんときよ」

「わかっとる」


薬箱をガサガサしながら薬を探している母にコップ一杯の水を汲んでやった。


背中が泣いていた。

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