あるダンジョン配信者は世界の守護神であった
ボブ雪ボブ男
ある神はダンジョン配信者であった
「今日も見てくれてありがとう。また明日、14時から配信するからよろしくね。ばいばい。」
今日の配信、結構見にきてくれてたな。
ダンジョン配信者『アオシロ』として1年くらいだが、登録者は7万人程度。
ダンジョンは相当な人気ジャンルなのにな。
俺、『神城 蒼(かみしろ あお)』は画面を見てそう呟いた。
まあ、この名前偽名だけどね。
ちなみに、俺の本名は『&+#;&!:)@』。
…あれ?
そういえば、こっちの言語だから分からないのか!
なんでダンジョン配信者なんてやってるのかって?
そりゃ、神サマだって暇なんだよ。人間も全然信仰してないし。
あと、俺この世界の守護神だけど、水の神も兼業してんのね?
言ってしまえば部下が沢山いるのよ。だって俺最上位神だし。
もちろん俺がやることはちゃんと全部やってるけど、世界の監視とかは部下に任せてるってわけ。
そんなこんなで、どう暇を潰そうかなって考えたときに人間界で面白そうなの見つけて今に至るんだよ。
暇を潰すためとはいえ、なんかもっと人気になりたいなー
なんてね。
やっぱさ、やるからには見てもらいたいじゃん?
なんかいいネタないかな〜
そう思って俺は配信サイト『ワクワク動画』を開いた。
いつもより俺の配信に来てくれた人が多かったとはいえ、登録者は増えていない。
やっぱ登録者多い人のやつ参考にしよっかな〜
…あれ?この人達、死にかけてない?
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