セロリーヌへの応援コメント
沙理は紡を失って、半ば自暴自棄になっていたのだと思います。
彼女はお金に厳しかったとのことなので、本来は怪しいオカルトには手を出さないはず。でも彼女は紡を亡くした途端、二ヶ月で二十一万も使ってしまった。冷静な判断ができなくなった。
沙理はお金の使い道がわからなくなってしまったのかもしれません。というか、「お金を使うことで、その対価として夫にもう一度会えるかもしれない」と藁にもすがる思いだったのでしょう。
最終的には沙理の願いが叶い、夢の中でセロリーヌに夫を下ろしてくれた(と私は解釈している)。
「わたしが死ぬまで許さない」
このセリフが印象的でした。沙理と紡は何気ない会話を最後に、夢での再開を終える。それは「また会おう」という、言葉にはない約束だったのかもしれません。
長文になってすみません!
とても心温まる作品でした!
作者からの返信
そうですね。沙理は冷静な女性ですから、本当は少しずぼらな紡を叱るタイプであったはずなのですが、こんなにも短期間で怪しい話に散財してしまうというところに、紡への思いが透けて見えると思います。
落ち着いているように見えるけど、実際はきっと凄く動揺していてどうすればよいのかわからなくなってしまったんでしょうね。
「わたしが死ぬまで許さない」というセリフは、冗談のようではありますが紛れもない沙理の本音なんです。夢の中での紡の「俺のこと大好きだもんなぁ」というセリフにも、一見冷静な沙理の、夫に対する愛と執着を見ることができると思います。
けれど二人の関係はあくまで爽やかに描きました。何気ない会話で再会を終えるのも、お互いを信頼している証です。
いえいえ、とんでもないです!むしろすごく嬉しいです。というかこちらも長文で申し訳ないです。
読んでいただきありがとうございました!
編集済
セロリーヌへの応援コメント
物語の初めのインフィニティ愛美で笑っちゃいました笑。すごいインパクトのある始まり方ですね笑
文字数が少ないのに、始まりから終わりまで洗練された作品だと思いました。
旦那さんに会えた(?)のは、旦那さんを思う気持ちが、もしかすると、旦那さんに届いたのかもしれませんね……!
カクヨム甲子園、頑張ってください!
作者からの返信
笑っていただけましたか!よかったです!
インパクトだけが強みだと思っているので頑張っています笑。
洗練されただなんて…すごく嬉しいお言葉です。テーマがへんてこなのでせめて少しだけ読みやすく…とは思っています。
そうです。きっと思いが届いたのです。
読んでいただきありがとうございました!
セロリーヌへの応援コメント
おお! となりさん! これいいじゃないですか!
宮本さんがレビューしてたので飛んできました。
紡さんが、ホンモノの霊だったのか、夢だったのか判然としませんが、沙理さんが、混乱を経て、彼の言葉で精神的再生に向かう過程が丁寧に書かれていて、静かな感動を呼ぶ小説だな、って思いました。
沙理さん、きっともう大丈夫ですね。
良いお話でした。お星さまをパラパラしておきますー。
作者からの返信
ありがとうございます!!
「静かな感動」そんなふうに言っていただけて凄く嬉しいです。実は一番意識して目指しているところなんです!一見コミカルだけどちょっとだけ読む人の心に残ればいいな、って感じです。
沙理さんは、ちゃんと前を向けたと思います 。
改めて、読んでいただきありがとうございました!
セロリーヌへの応援コメント
セロリのぬいぐるみが作中で印象的に描かれていて、とても面白かったです!
夫の死を受け入れられない妻の心情や言動が、びっくりするほどリアルで、え、ほんとに同年代…!?ってなりました…笑
最後の「あの朱い印のついた紙切れと、キラキラした指輪だけがわたしたちのすべてじゃない」ってところ、めちゃくちゃ好きです!!ʕ•̀ω•́ʔ✧
素敵な作品をありがとうございます!(^^)/
作者からの返信
面白かったですか!ありがとうございます☺
リアルと言っていただけるのはとても嬉しいですね。想像で補完しているので毎回不安になるので笑
その言葉、手前味噌ですが私も気に入ってます!褒めていただけてハッピーです✨
改めて、読んでいただきありがとうございました!