第3話
学校まだ必死に走った。
今からでも辞めさせないと!!
学校についた瞬間、羽は完全になくなり、肩から止まらないほど出血をしていた。
首輪をされていた。
空 「あ、きたきた!春!見てよ!これ」
「・・・っ」
あまりの現実に言葉が出なかった。
彼女の目には完全に光がなく、痛みと羽を失った絶望で言葉が出ないようだった。
「みんなこれは、幾らなんでも」
春の声を無視して、
空 「こいつさぁ、今度から大山が買うことになったんだよね」
「え、」
「獣人の人身売買は今日から許可を得られたからね。さっそく私が捕獲したて売はことにしたんだ」
大山が手を振る。
空 「アイツさぁ、獣人が趣味の変態なんだよね。きもぉ、でも金持ちだからね」
彼女が鎖で引っ張られて、
「・・・やめ」
辞めてとは、言えない。口が動かない。
自分も今まで散々したきのに、今更言えない。
彼女は、そのまま青山の方に投げられて青山を彼女の胸を鷲掴みにしている。
「キモォ」「まぁでも金はあるからな」
青山「よっしゃー、これでペット三人目!」
「すでにもう、契約してんのかよ!」
「羨ましいぜ!」「クソォ、金がありゃ」
クラスメイトはケラケラと笑う。
春はもう一緒に笑うことは出来なかった。この現実の中からもう自分は居ない。
そして、
「そういえば、春も妹居たじゃん、獣人のこいつ獣人コレクションしたいんだって、だからしかも高値で払ってくれるよ。」
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