結果報告:セカンドハンドストアは執筆に少し似たワクワク感がある
北野美奈子
ジーンズ一本売れた!何故か複雑な気持ち
予想よりも早く、セカンドハンドストアに預けていた私の古着のジーンズが一本売れた。同時に休暇を使って書いた記事に、これも予想より早く読者様からの反応があった。捨てる神あれば拾う神あり、埋もれていても誰かが見つけてくれるという奇跡をまた体感している。
執筆に反応があると、とにかく嬉しい。あまりそういうことを気にしないように、我が道を行くのではなかったのか、と己に問いかける。所詮は私もただの人。嬉しいものは嬉しい。苦笑い。
その反面、売れたジーンズはお金に換えてしまったので、もう二度と私の元へは帰ってこないのだと、妙にセンチメンタルになる。決心は固かったから後悔はしていない。それでも、この喪失感は何だろう。複雑な思いだ。
だからどんな人が買ってくれたのか、どんな風に着てくれるのか、新しい命をもらったことに思いを馳せることに気持ちを切り替える。ものは考えようだ。
行動を起こさなければ何も変わらない。私はしないで後悔しないように生きたいと常々考えているので、出来るだけ行動に移すようにはしているつもりだ。
お金では買えない幸福を執筆から得ている。書くことは鎮痛剤の役目も果たしていて、書いていないと気持ちのやり場に困る時がある。無性に何かを書きたいとか、何かに没頭していたいという気持ちに追い立てられている。
ここ数年人間関係が色々と複雑なので、それを題材にいくつか書いてみたいと思っているけれど、自由になる時間があまりない。幾つになっても人間関係のストレスは軽減するどころか増す一方で、言葉を飲み込み過ぎて時々息が出来なくなる。
皆さんも同じような思いを抱いておられるのだろうか。
抱えている問題が意外と大きいので、どう表現していいか分からないし、書くべきかすら迷っている。機が熟していないのかもしれないとも思う。
断捨離をして気持ちの整理をするのはいい。人間関係に当て嵌める訳にはいかないけれど、何が大切で、何が不要か考えさせられる。人生にはお金や時間が解決してくれないことがあると思う。
そういう葛藤をどう表現しようか、これからゆっくり考えて行きたい。
結果報告:セカンドハンドストアは執筆に少し似たワクワク感がある 北野美奈子 @MinakoK
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