北海道が舞台!学校に行けなくなった女の子は「特別列車」に希望を乗せて~

こちらは、つばさ文庫応募作品です。
児童文学が好きなので紹介しますね😃

主人公のひよりは小学五年生。
大人しくて自分の気持ちを言葉にするのが苦手な女の子。繊細さんです。

ひよりは、学校で仲間はずれ等
対人関係が怖くなって学校に行けなくなる。

祖父のすすめで自然体験教室「スクールトレイン」に乗ることになりました。

同じような年齢の仲間たちとふれあい。
雄大な自然に包まれながら、次の体験の場所まで列車は走る。
頑なだったひよりの心が少しずつ溶けてゆきます。
その様子に「よしよし」って見守りたくなります。

現在、不登校の子どもが35万人以上ともいわれています。
不登校の理由は様々ですが、
気が弱い子、やさしくて大人しい子がいじめの対象になっています。
心が苦しくなりますね。

いま子どもたちは陽キャに憧れている子が多くて、そういう風潮を感じます。たしかに友達がたくさんいて自分の意見が言える明るい子は親も安心するのでしょう。

でもみんなそれぞれ違ういいところがあるから
「あなたはあなたでいいんだよ」と言ってあげたいです。
(そもそも人は他面的なので、カテゴリ分けをしないでほしいです)

子どもの性格や特性を認めて
みんなそれぞれが生きやすい世の中になってほしいと願っています。

少し重いテーマですが、AIキタりん🦊が登場。わかりやすく解説してくれます。

北海道の風景が美しくて、自然にふれ、心が温かくなるような作品ですよ!

夢のような列車にあなたも乗ってみませんか? 
おススメします(´っ・ω・)っ📚✨

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