第4話

 滝本さなえの告白から2週間ほど過ぎ、明日から夏休みという日、百合と和夫が、津田の部屋に一人の少女を連れてきた。

 百合は「外に出るのが怖い」と言って学校へ行かない日を続けていたが、それが、サボるための言い訳と山岡さんに見破られ、いやいや学校へ出たが、わずか1週間で夏休みだ。百合のことだからその当りも計算済みなのだろう。

 夏休みの間、津田は、山岡さんと野川さんの依頼で、週に3日、月曜水曜金曜の午前10時から子供たちを見ることになった。月謝は倍払うと言う。

 津田は、あまり乗り気ではなかったが、滝本さなえから下着の経緯を聞いたらしい山岡さんから「子供達がいた方が女性に襲われなくてよろしいのじゃありませんか」とニヤッとした顔で頼まれると、断れなかった。

 和夫は1学期の成績が良くないので、そのおさらいと夏休みの宿題。

 百合は、学校をさぼって家にいる間に、山岡さんのPCを勝手に使って始めたプログラミングを津田のPCでネット自習。

 百合に教えることはない。月謝を貰うのが申し訳ないが、山岡さんは「この子を預かってもらうだけで十分です」と言うのでそのままにする。


 その日連れてきた少女を百合が紹介する。

「百合の不登校友達の西塔かすみちゃん。かわいいでしょ。百合は皆に嫌われて不登校だけど、かすみちゃんはみんなに可愛がられて不登校なの」

 百合の言う事はよく分からないが、この世にこんなにかわいく美しい女の子がいるのかと、津田は言葉が出ない。

「西塔かすみです」声もかわいい。

「先生、そんなに見とれないでよ」

 百合の言葉に、津田は顔が赤くなるのを感じる。

「かすみちゃん、先生はね、スケベだけど、いくじなしだから大丈夫。ママがさなえさんから教えてもらったの」

「余計なことは言わなくていい。中学1年生にスケベも何もないだろ。ところで、西塔さんは何か話があるのかな」

 津田は照れ隠しもあって話を変える。

「かすみちゃんは、上級生の女子からいじめられるし、同級生の何人かの女子からもなの。だから、百合ほどじゃないけれど、学校あまり行かないの。それでね、和夫が、1学期のおさらいするのなら、かすみちゃんも先生にお願いしようって、百合が考えて連れてきたの。どう、先生」

「勝手に来ちゃってごめんなさい。百合ちゃんが先生にお願いするからって」と西塔かすみ。

「僕も、それが絶対いいと思います」と和夫。まあ、そう思うだろう。

「お父さんやお母さんは何と言ってるの。まず、それがないとね」

 百合のわがままには困ったものだが、当然、津田としてはそう言わざるをえない。もちろん、こんなにかわいい子供に勉強を教えるのは楽しいだろうと思いながらも。

「お父さんは家にいるので今から帰って聞いてきます。お父さん連れてきていいですか」

「そうだね、まず、お父さんと話をしましょう」

 津田の言葉に、西塔かすみは「ちょっと行ってくる」と言って出て行った。和夫が満面の笑みでいきなり踊り出した。百合が冷たく見ている中で。

 まあ、ともかくと、和夫を落ち着かせ、勉強を始めて30分が過ぎた頃、かすみが一人で戻ってきた。

「ごめんなさい。お父さん、今日は具合が良くなくて出かけるの無理だって。でも、ここで勉強するのはいいって。それで、具合のいい時に、先生と話すからって。先生、それでもいいですか」

 かすみが、申し訳なさそうにか細い声で話す。

「僕は、それで構わないけれど。お父さん病気なの」

 津田の問いかけに、かすみは、よりか細い声で話す。

「心の病気なんです。それで今は家にいるの」

「かすみちゃんのママと妹のあかりちゃんは別の所に住んでるの。かすみちゃんもそこにいたんだけど、お父さん一人じゃかわいそうって、戻ったってわけ。かすみちゃん優しいから。それとね、かすみちゃんのママ、すっごく美人だよ」

 百合が口を挿む。かすみが続ける。

「お父さん、病気になる前はお母さんにも優しかったんです。でも病気になってから、すぐ怒るようになって。それでお母さんが私と妹を連れて引っ越したんです。でも、お父さん一人じゃ大変だから私は戻りました」

「それじゃ、お父さんに、気分のいい時に連絡して下さいって、伝えといて」

 津田の言葉に、かすみは「はい」と答える。

「それでね、かすみちゃんのパパはプログラマーなの。百合はいろいろ教えて欲しいことがあるから、先生さ、それも言っといてね」

 いきなり百合が割り込む。

「それはまた別だ」と津田が言って百合を黙らせる。

 その日はとりあえず、和夫とかすみ相手に2時間ほど1学期のおさらいをした。時々、百合も入る、というか邪魔をする。

 百合と和夫を相手にしてきた津田は、かすみの素直さと一生懸命さが新鮮だ。このような、かわいくて素直でまじめな子供もいじめにあうのかと思うと、悲しくなる。

 ふと、『普通でない人間をこの国は排除する』という東郷の言葉を思い出す。


 その週末土曜の午後4時頃、津田のスマホが鳴る。

「西塔と申します。娘がお世話になってます。今よろしいでしょうか」

 かすみの父親からだ。今から伺えないかと言う。

 今日は子供たちもいないので、構わない、待っていると伝える。15分ほどしてかすみの父親、西塔勇作がやってきた。

 かすみの母親は美人だと百合は言ったが、父親も整った顔立ちだ。ただ、やつれている。

「もう、かすみから聞かれているかもしれませんが、今、自宅療養中でして、医者はうつ病と言いますが、まあ、それだけじゃない、あちこちの調子がよくなくて、無理を重ねてきたものですから。すみません、座らせていただいてよろしいでしょうか」

 そう言って、つらそうにいすに座る。

 津田は、「どうぞ」と言ってコーヒーを差し出し話しかける。

「かすみさんに聞きましたが、プログラマーだったとか、それが原因で」

「ええ、そうです。ひどいものですよ。ソフトウエア開発者は世界的には地位の高い技術者なのですが、この日本じゃ使い捨てです。私は、いわゆる孫請けの会社にいましてね。日本の業界に多い上下構造です。実際作っているのは孫請けですが、低賃金そのものです。発注者、今回は銀行、あの帝和銀行ですが、ここの開発担当者はソフトウエアやシステムのことはなにもわからない。請け負ったメーカーも時間と金の管理だけです。設計などと言ってますが、今のソフト開発は、そんな作り方じゃない。プログラムの組み立てが設計そのものです。あっ、すみません。こんな話興味ないですよね」

「いえ、ぜひ聞かせてください」

「日本じゃ、ものつくりはハードウエアのことですが、世界ではソフトウエアです。ハードウエアの出来が少々悪くても、ソフトウエアで結果が決まります。頭脳の時代ですよ。でも、孫請けに入ったら、ソフト開発の能力なんて問題じゃない。コストを下げ、スケジュールを短縮しろだけですよ。そもそもソフト開発のことなんてわからない連中が作った計画のコストや、スケジュールです。我々は、無理に無理を重ね、ほとんど寝る間もなく、プログラムを作り、その中で何人もの仲間が壊れていく。なんとか出来上がったプログラムに一部でもバグ、つまり予定通り動かないところが出ると、銀行の連中は、お前らの問題だ、真剣さが足りない、いますぐ何とかしろで、また、多くの仲間が壊れる、倒れるのですよ。私の仲間も、特に多くの優秀な、世界のソフト開発者が認めるような連中が大勢つぶされました」

「あなたもですか」

「私は、それほど優秀じゃありません。でも、体が壊れ、心も壊れました。これまでのことを思い出すと、無性に腹が立ち抑えられない。復讐してやろうとかも時々考えますが、まあ考えるだけです。誰に復讐したいのかも分かりませんしね。この頃は、はやく病気を治し、妻や娘たちとの暮らしに戻りたいと思っています」

津田も15年前から6月に会社を去るまでは、会社や上司を恨み、復讐を考えもしたから、西塔さんの気持ちがよくわかる。今でも、時々思い出して怒りがこみ上げることもある。しかし、余計なことをしなくてよかったと思う。過去のことは、終わったこととして整理しようと考えている。

「それが一番ですね。それで、かすみさんのことですが」

 津田が話題を変える。

「それなんですが、かすみは、私の世話もあって、学校を休むこともあり、もしここで夏休みの間、勉強させて頂ければ有難いのですが、ただ」

 西塔さんは、言いにくそうに続ける。

「私は、今、収入がほとんどない状態で、妻の、妻は看護師なんですが、妻の収入だけで生活しておりまして。お聞きかと思いますが、妻は私が、その、病気のせいで、感情を爆発させること多くなり、仕事にも影響が出るようになりまして、下の子を連れて別の所を借りていまして、その家賃なんかもあってですね、ここにお支払いするのが、難しいと言うか。かすみは行きたがってるのですが」

 『武士は相見互い』ではないが、津田は仕事でつらい経験をした西塔さん助けたいと思う。

「どうでしょう、西塔さんの調子が良い時にここに来て、プログラミングを教えてもらえませんか。山岡百合という中学1年生、かすみさんのお友達の子にです。それでかすみさんの月謝と相殺しましょう。百合はちょっと変わった子ですが、教えるのは、きっと、気分転換になると思いますよ。どうでしょう」

「それでよろしいのでしょうか」

「ええ、是非」

「それでは、出来る限り、かすみとお伺いするようにします。ありがとうございます。どうかよろしくお願いします」

 これで、百合も大人しくなる、一石二鳥だ。百合のわがままも時には役に立つ。


 夏休みが始まった水曜の10時に、かすみとノートパソコン2台を抱えた西塔さんがやってきた。

「今日は気分がいいので」と津田に言い、百合に「一緒にプログラムの勉強をしましょう。それで、このノートパソコンを使って下さい。いろんなアプリやアドレスが登録してあるから」と1台を渡す。

 津田は、和夫とかすみにダイニングテーブルで勉強を教える。

 西塔さんは百合と、津田がパソコンを置いているワークデスクに並んで座りプログラムの勉強を始める。津田は時々、二人の様子をうかがうが、これまで見たことの無い百合の真剣な顔に驚く。

 2時間が過ぎ、津田が「休憩、お昼にしよう」と言うと、子供たちは来る前に決めていたのか、3人でコンビニに買いに行くと言う。

 和夫が「先生は」と聞く。「それじゃ、サンドウィッチ、卵とハムの」と言ってお金を渡す。かすみの「お父さんは」に、「おにぎり2個とお茶を買ってきて」と西塔さんが応える。

 3人が出て行った後、津田は西塔さんに「どうですか、大丈夫ですか」と尋ねる。

「ええ、大丈夫です。朝、あまり良くなくて、どうしようかと迷ったのですが、かすみがどうしてもというので何とか来たのですが、百合さんに教えだしてすっかり良くなりました。驚きました。あんなすごい子がいるのですね。こちらも真剣になります。こんな機会を頂いて本当にありがとうございます。これからが楽しみです」

 子供たちが買い物を終えて帰ってくる。皆で一緒に食べる。百合も和夫やかすみと話しながら食べている。普段の百合と違い楽しそうだ。

 そういえば、和夫もいつもより勉強に熱心に取り組んでいる。これまでと違うのはかすみがいることだが、その効果かと津田は思う。

 夏休みが始まってから、津田の部屋に来ない平日の2日、子供たち3人は朝から百合の家に集まって、和夫とかすみは1学期のおさらい、百合は山岡さんのパソコンで西塔さんが作ったプログラミングの宿題、そして3人で学校の夏休みの宿題をしていると言う。

 お昼も3人で一緒にコンビニに行って昼食を買い一緒に食べているという。

 誰かと一緒に行動することの無かった百合の変わりように驚く。あまりわがままも言わなくなり、和夫への文句も減っている。それでいて楽しそうだ。和夫も根気と集中力がついてきたように見える。

 かすみの影響としか思えない。百合のように本人が特別な能力を持つ人間もいれば、かすみのように周りに影響を与える能力を持つ人たちもいるのかもしれない。

 山岡さんも、百合がパソコンに夢中になるのは想像していたが、最近聞き分けが良くなり、自分から家事を手伝うようになったにのに驚いたという。

 「かすみちゃんがね」とかすみの話を嬉しそうにするそうだ。「かすみちゃんって天使の生まれ変わりじゃないかしら。だからあんなにかわいいのね」と山岡さんは言うが、それは褒めすぎだろう。

 

 夏休み2週間が過ぎた頃の昼、子供たちがコンビニに昼ご飯を買いに出ている時、西塔さんが津田にしみじみと話す。

「いやあすごい。私の20年を百合さんは2週間で越えてしまいました。もう私が教えることはありません。本当に驚きです。こんな子供、いやこんなすごい人がいるのですね」

 そう言って、津田に向かって座り直す。

「そこで、これからですが、この仕事を御紹介頂いた津田さんに御了解頂ければですが、百合さんに、これからハッキング技術を教えようと考えています。いわゆる、ホワイトハッカーになるための技術です。かすみの話だと、百合さんは学校のような平均を求める集団生活は苦手らしい。これだけの才能がありながら、日本の学歴社会では勝ち組になれないかもしれません。もちろん私の勝手な想像です。でも、学歴など関係なく、世界に認められ、社会のために役に立ち、そして収入も大きい、そういう仕事の準備はどうかと。広く言えば、セキュリティ技術者です。これからより必要となる技術者と思います。どうでしょうか」

「ハッキングって、あまり良いイメージがありませんが」

「悪用すれば、犯罪です。まあ、どんな技術もそうですが。それについて、悪い使い方、良い使い方も併せて教えたいと考えています」

「山岡さんに相談してみます。少しお待ちください」

 その日の夜、津田は、山岡さんにスマホで話した。メールにしようかとも考えたが話した方が良いと思いなおした。

「あの子のことですから、教えられなくても、興味を持ったら勝手に始めてしまうでしょう。それなら、やって良いこと、悪いことも併せて教えて頂けるのでしたら、その方が良いのかも知れません。私も注意しますが、津田さんもあの子が良いこと、悪いことを理解しているか見て頂くようお願いします」

 津田は、その話を翌々日、西塔さんにした。そして、百合を呼んだ。

「百合、プログラミングは楽しいか」

「うん。すっごく楽しい」

「それじゃ、これからもプログラミングの勉強を続けたいか」

「続けたい。ずっと続けたい」

「そうか。分かった。実は、西塔さんから、百合に新しいプログラミングの勉強を始めたらどうかと話があってね」

「新しい勉強ってなに」

「今までは、問題解決、西塔さんが作ったのやカグルの問題なんかを解決、つまり答えを出すことだったけれど、まあ、なんというか、セキュリティとか、ハッキングとかそういった方面もどうかなと」

「セキュリティとか、ハッキングとかって、どこかのパソコンにこそッと入ったすることですか」

「まあ、そうだ」

「先生がパソコンでスケベなサイトを見ているのを見つけてママに言うのも」

 離れたテーブルで勉強していた和夫とかすみが驚いたようにこちらを見る。

 百合がかすみに向かって言う。

「大丈夫だよ、かすみちゃん。先生はスケベだけど意気地なしだから」

「どうして、そんなこと知ってるんだ」津田が思わず叫ぶ。

「ブラウザの履歴を見たのでしょう。PINは津田さんが起動するとき見ていたのでしょうね」西塔さんが笑顔で話す。

「百合さん、ハッキング技術と言うのは覗き見をプログラムで行ったり、システムの中に入ってプログラムを書き換えたりすることなのです。今の話しで言うと、百合さんの使っているパソコンからネットワークで津田さんのパソコンに侵入して、津田さんが見たサイトの履歴を消したり、見ていない履歴を付け加えたりすることです。津田さんのパソコンなら構わないでしょうけれど、あっ、それもだめですけど」

 あわてて、西塔さんが言い、話を続ける。

「たとえば、学校のパソコンに入って生徒の成績をのぞき見したり、書き換えたりしたら大変です。銀行のシステムに入ってお金を盗んだりするかもしれない。そんなことが出来ないように、大事なシステムやパソコンには、それを防ぐプログラムが入っています。でも、そのプログラムに抜けているところがあるかもしれない。ハッカーと言われる人たちはその抜け道を探して侵入します。悪い人たちです。犯罪者です。その抜け道がどこにあるか探して閉じるのがホワイトハッカーと言われる人たちです。百合さんがホワイトハッカーになって悪事を防ぐ。どうですか、その勉強をしませんか」

 話し終えた西塔さんが百合を見る。

 百合は頷いて「うん、やる。百合ホワイトハッカーになる。先生のスケベサイトの履歴も消してあげる。もうママにも言わない」

「それはいいんだ」津田が口を挿む。

「それは冗談だよ、先生。つまり、よくネットで見る、個人情報盗んだとか、ビットコイン盗んだとかの話でしょ。悪いプログラム送りつけたとか。それが出来ないようにするんでしょ。やるよ、百合それやる。西塔のおじさん、それ教えて」

 話を聞いていたかすみが立ち上がる。

「百合ちゃん、すごい。かすみ応援する。百合ちゃんならできる。頑張って」

 

 それから2週間、世間ではお盆休みに入っている。山岡さんも野川さんも、それぞれの職場で交代で休むと言う。

「警察もお盆休みがあるのですか」と津田が野川さんに聞くと「まあ、交代で夏休みをね」と言う事らしい。

 津田の所も、休みにしようかと考えたが、子供たちは続けたいと言う。山岡さんも野川さんも子供たちと旅行などの予定もなく、たまには一人でゆっくりしたいので、津田に続けて欲しいと言う。西塔もできればお願いしたいと言う。津田も特に予定があるわけでもないのでお盆休みはないことにした。

 世間のお盆休みが終わるころ、西塔が津田に百合について、ハッカーとして素晴らしいレベルになっている。ホワイトハッカーとして十分活躍できる。知り合いのホワイトハッカーに百合のことを話してみたいと言う。

「それは待って下さい。技術があると言っても、まだ子供です。やって良いこと悪いことの判断もまだ大丈夫とは思えません。山岡さんに相談しますが、百合のためにもよく考えてからにしましょう」

 津田は、東郷の『能力のある者は能力を生かすのが幸せ』という言葉がずっと引っかかっている。生かすにしても、正しく生かすのが幸せなのじゃないかと思う。だが、何が正しいかは難しい。

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