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  • 第4話への応援コメント

    永遠子の恋した相手の青年は普通の人間で、永遠子より先に逝ってしまって、それで当然永遠子は哀しくて、その気持ちに嘘はないのだけど、それでも永い永い時を生きてきた永遠子にとって、青年との暮らしは彼女の生のほんの一コマに過ぎないようで。落ち込んだりはしていても、ペシミスティックになり過ぎないところに、不死の一族のリアルな一面があるように感じました。物語を書こうと決意した永遠子さんは、母親のようにはなれないのかもしれません。この先もずっと、姉妹は紅茶を差しつ差されつして過ごしていくのでしょう。そんなふうに感じられるラストでした。淡々としたやわらかい語り口が、読み心地のよい作品でした。

    作者からの返信

    @sakamonoさん
    こんにちは、お読み頂きありがとうございました!
    お題が「無限」だったので、寿命が無限な一族を書いてみました。が、わりと庶民的で落ち着いた人達になった気がします。ほとんど歳を取らない永遠子さんと長らく暮らした青年を思うにつけ、彼の胆力に感嘆しつつ、幸福であったか心配になります。
    物語を書くことは私には無限に等しいので、最後の着地となりました。コメントありがとうございました!!