警視総監の謝罪は冤罪(犯罪)の抑止力にはならない V.2.1

@MasatoHiraguri

第1話 第0話 パフォーマンスだけで警察官の犯罪はなくならない

  「異例の」という安っぽい表現が好きな日本の在日韓国脳マスコミ。

  「警視総監による異例の謝罪」とは、そんなに大きな出来事なのか。

  警視総監であろうと天皇であろうと首相であろうと、部下の失態を管理者責任として被るのは、責任者として当然の義務ではないのか。

  山口組の組長は、顔も知らない末端の組員が拳銃を所持していた、として懲役六年の実刑判決を受け、立派に刑務所で服役されました。

  私は警視総監よりもヤクザの組長の方が立派だと思います。肩書きではなく、人間として男としてけじめをつけたのですから、こういう人は天国へ行けるのでしょう。


  警視総監が謝罪しても、冤罪捏造、ストーカー犯罪の手抜き、不良外国人への対応の悪さといった、警察官の瑕疵(本来あるべき要件や性質が欠けていること)問題は今後も続く。

  そこで「これは警察官が悪いからではない。現実的でない法律や行政システムに縛られ、警察官が臨機応変に事件・犯罪に対処できない為である。「

「だから、全国に新しく民間警察を作り、経験豊かな警察官・白バイ隊員・消防士・救急隊員(課長試験に受からなかった古参)やOB、民間からは辞め検弁護士・大学の柔道(補欠)部員を取り込んで、迅速果敢に問題解決のできる・民間の需要にマッチした新しい警察組織(自警団)を立ち上げよう」なんてことになるのだろう。「パーキンソンの法則」の通り、更なる公務員が増大する、というわけです。

   

第1話 大山鳴動して鼠一匹:さんざん大騒ぎしたわりには結果が小さいこと

  (韓国系広告代理店の演出か)思いっきり陰気でオカルト的雰囲気の中、総大将まで繰り出して警視庁としての反省・悔悛(前非を悔い改めること)劇を厳かに演じては見たものの、実際には小学生の作文程度の文学的口上ばかりで、なんら科学的な解析・分析、現実的・実用的施策・対策がない。いわゆる「東大話法」を帰化されたようで「お行儀のいい言葉ばかりで、要領を得ない」といういつもの「政府答弁」と同じであったようです。

 

数年前「政治屋たちの裏金事件とその解決」というパーフォーマンス(ドタバタ劇)がありましたが、それと同じレベルの「雲をつかむような」禊(みそぎ:罪滅ぼし)・贖罪劇。役者が違うだけで脚本(家)は同じ、というところでしょうか。

 

「勝ったのは国民ではない、警視庁だ」

  黒澤明「七人のサムライ」のラスト「勝ったのは百姓たちだ、おれたち(武士)ではない」と野武士の頭領は言いましたが、実際に勝ったのは野武士でも百姓でもない。盗賊が一掃されて、また楽して税金を取り立てることのできる役人なのです。

 → 平栗雅人「黒澤明知ってる?」

 

  以下の記事に「再発防止に向けて、警視庁は今後、捜査の監督や指導を行う部署を新たに設けるなどの取り組みを進め」と書かれているように、

結局、役人は自分たちの瑕疵(本来あるべき要件や性質が欠けていること)を逆手に取り、「更に予算を増やし、警視庁という組織を肥大化させる言質を得る」ことに成功したのです。

警視庁の勝利 ! バンザイ!?

 

  警視庁を非難・批判しても、なんの期待も生まれてこない。

  この厳しい現実を知ることこそが「現実を味わい・真実を追究する」を旨とする大学日本拳法人にとって、一番大切なことなではないでしょうか。

 

<引用始め>

大川原化工機えん罪事件 検証結果に「解明が不十分」会社側

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250808/k10014888211000.html

2025年8月8日 5時54分

 

横浜市の「大川原化工機」の社長など3人が逮捕され、その後、無実が明らかになったえん罪事件で、警視庁は7日、「公安部長ら捜査の指揮系統が機能を果たさず、大きな過ちにつながった」などとする内容の検証結果を公表しました。会社側からは「事実関係の解明が不十分だ」といった声も上がっていて、今後、実効性のある対策につなげられるかが焦点となります。

 

横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の大川原正明社長など幹部3人は5年前、軍事転用が可能な機械を不正に輸出したとして逮捕・起訴されましたが、その後、起訴が取り消され、無実が明らかになりました。

 

このえん罪事件について、警視庁は一連の捜査の問題点について検証を進め、その結果をまとめた報告書を7日公表しました。

 

この中では、公安部長ら幹部への捜査状況の報告が形骸化し、実質的な捜査指揮が存在しなかったとした上で、「捜査の指揮系統が本来発揮すべき機能を果たさず、大きな過ちにつながった」と指摘しています。

 

また、最高検察庁も7日、東京地検の捜査段階の対応について、立件する上で不利な証拠の評価や確認を適切に行っておらず、実態の把握が不十分だったなどとする検証結果を公表しました。

 

会社側「解明が不十分」

これを受けて、大川原社長や元取締役の島田順司さんなどは7日夕方、記者会見を開き、検証結果について一定の評価をする一方、「個人個人の責任に対して深く突っ込んでいない形で、いわゆる『人質司法』について期待した内容にはなっていなかった」「事実関係の解明が不十分だと思った」などと述べました。

 

再発防止に向けて、警視庁は今後、捜査の監督や指導を行う部署を新たに設けるなどの取り組みを進め、東京地検も一部の事件について捜査部門だけでなく、公判を担当する部門もチェックを行う方向で検討しているということです。

<引用終わり>

 

 「会社や自治体のトップが、部下の不祥事を謝罪してカメラの前で頭を下げる」という儀式・茶番劇が始まったのは、ここ15年くらい前からですが、「立派な肩書き」が頭を下げれば、それで問題解決となるという安易な発想は、いかにも在日韓国脳らしい人性(人の本然の性。人の性質)です。

まともな国の政治家やマスコミが、こんな子供染みた、大向こうをうならす(大向うにいる見物客の賞讃を博する。転じて、大衆的人気を集める)ようなことばかり狙った安っぽい謝罪芝居とその大々的な報道なんてことをするだろうか。

そんな安易な茶番劇を韓国脳マスコミがさせるから、「責任の取り方とはその程度のものなのか」と、在日韓国人ばかりか在来種純粋日本人の若者までもが安易な感覚になっていく。日本人(在来種純粋日本人)の民度が落ちて、中国人やロシア人のような、頭がいいばかりか気合いの入った人間と勝負できなくなっていく。


第2話 冤罪捏造の根本原因

○ 市民を守るのは二の次・三の次

  西部劇の時代、市民がお金を出し合って雇われたアメリカのシェリフ(保安官)とちがい、日本の警察とは、明治維新の時、市民の暴動や革命から権力者・金持ち階級(上級国民)を守る為の近衛兵(天皇の護衛兵)と同じ目的で政府によって作られた。だから、本来の雇用主であるはずの市民に、威張ってばかりで本当に人々を助けられない(泉鏡花「夜行巡査」・佐賀純一「浅草博徒一代」)

  日本の警察の「市民を守る」という看板は、つけたし・おまけ程度の役割であり、日ごろから市民を監視し、国家・金持ちに反抗できないように、様々な法律によって市民を雁字搦めにして脅しているのが主な役目なのです。冤罪捏造にしても、そんな警察の脅し機能の一つであり、彼らは「たまには冤罪捏造をやって国民を脅しておいた方がいい」くらいの気持ちなのだと、私は思います。


○ ヒマであること

  米騒動(1918年(大正7)7~9月、米価の暴騰のため生活難に苦しんでいた大衆が、米の廉売を要求して米屋・富豪・警察などを襲撃した事件。富山県魚津に起きて全国に波及し、労働者・農民を主力とする未曽有の大民衆暴動に発展、軍隊が鎮圧に出動した)や、西成暴動のような、警察官僚を含む金持ち階級が危険にさらされた時のために大量の警察官を抱えているのですから、平時には全くのヒマ。

  この日本の警察の習性は日中戦争・太平洋戦争中も同じでしたが、1945年8月15日からの約1ヶ月間だけは、警察として全く機能しなかったそうです。

  日本の敗戦と同時に、日本中の警察署が南北朝鮮人暴徒によって襲撃された。南北朝鮮人たちは「警察には豊富な武器弾薬、一般庶民とは桁違いに大量の牛肉の缶詰のような高級品・酒、そしてカネがある」ということを知っていたのです(警察官が殺した市民の処理を朝鮮人が行っていた為)。「浅草博徒一代」佐賀純一

  私の知り合いの警察官(京都。当時30歳)も、岡山の実家に逃げ3ヶ月間隠れていたそうです。なにしろ、「何人殺したか覚えていない」くらい、日本人と朝鮮人を、警察署の中で殺してきたのですから。

  警察署で手に入れたカネ・食料、そして大量の武器(日本刀・拳銃)によって、日本中の国鉄の駅周辺を占拠し、多くの日本人の戸籍を強奪したのです(駅前にパチンコ屋があるのはその所為)。

  東京の荒川河川敷には三千人の強姦・強殺された婦女子の死骸が並んだということです(空襲で亡くなったのではなく)。

「小人閑居して不善を為す」

  ヒマだから何か面白いこと(市民虐め)をして時間を潰そう、とする。それが犯罪捏造・冤罪創出の一大根本原因でしょう。


○ 犯罪で飯を食う組織であること

  お百姓さんは作物で収入を得る、工業に従事する者は物作りでカネを得る、サービスを作りだして儲けるサービス業。

  そして、警察官の取り扱う商品は犯罪です。道や街に転がっている犯罪を見つけては、それを検察・裁判所・マスコミに販売して飯を食う。

  ですから、世の中から事故・違反・犯罪が無くなったら、飯の食い上げ。その狂った危機意識が犯罪捏造・冤罪を生むのです。

戦争で飯を食う軍人は?

  日露戦争でロシアのコサック騎兵と命がけで戦い、日本の戦勝に大きく貢献された秋山好古大将(海軍中将秋山真之の兄)は「軍人とは、戦争がなければつまらないものだ。だが、軍人はその無聊(たいくつ)に耐えなければならない。」と部下たちに諭し、自身は故郷松山中学の校長として、戦後10数年間、用務員のおじさんと一緒に花壇や生け垣作りを行っていたということです。

「何時の世も世間知らずの義理知らず 情け知らずが金持ちとなる」

  極悪な犯罪者を作って出世したい」という強い欲望からだったのでしょう。

  いったい、正義の為に無辜の・全く抵抗できない一市民を、取調室の中で全身が紫色に腫れ上がるまで木刀で殴りまくるなんてことをするでしょうか?

  じっさい、小林多喜二を虐殺した刑事は、後、東京都板橋市(昔は市だった)の市長になったのです(ウイッキペディア)。

  自転車の一時停止を徹底させる為に罰金制度にする・警官を増やす、オレオレ詐欺防止の為に盗聴盗撮・おとり捜査を行い、その為に予算を増額する。

そういう意地汚い・対処療法的な警察行政を止めない限り、事故も犯罪も減りはしない。

 

第3話 現実的な「警察官による犯罪」の予防策

  もし私平栗雅人が、警察に殺された被害者の家族であったなら、亡くなった者は帰ってこない以上、100パーセントの再発防止、その具体的な処置・施策・立法を望みます。

  ○ 冤罪捏造を指揮した現場責任者・現場の担当者(今回は、一部の良心的な警察官の告発で事件が解明された)の実名・顔写真を新聞・テレビで報道する。

  公務員法で、公務である以上は一切責任を取らなくてもいいということになっている(悪法)以上、せめて公務員は「恥を天下にさらす」という罰を受けるべきでしょう。

ドストエフスキー「罪と罰」、罪を犯したものはそれ相応の・何らかの罰を受けなければ、死んでから天国へ行けない。

  公務であるから責任なんか取らなくてもいいんだ、としらばっくれている罪人の実名を出して、その時・その場で贖罪(犠牲や代償を捧げて罪過をあがなうこと)させてあげることです。しばらくの間、ご近所さんから白い目で見られるという罰によって、彼や彼女を地獄から救うことになるのですから。

  在日韓国人に犯罪が多い(50年前のある刑務所では6割が在日韓国人)のは、偽名で生きているからです。

  「仮面の告白」ではありませんが、人間は偽名を使って何十年も生きていると、自分が自分でなくなって正常な社会人としての感覚が狂うものなのです。

  大阪池田小学校で6人の小学生を出刃包丁で刺し殺した宅間死刑囚と、相模原の養老院で19人のお年寄りを殺した植松聖死刑囚は、台湾の新聞では韓国籍としてその実名が報道されていました。

日本のマスコミは、在日韓国人に関しては実名・国籍報道をしない。これが犯罪誘発のひとつの遠因になっている。「嘘をついてもばれない」「犯罪を犯したのは日本人の○○○○であり、韓国籍の自分ではない」という錯覚に陥るのでしょう。

  私は、高校時代の在日韓国人の言動に、何度もそういう「いいかげんさ・真剣味の無さ」を感じさせられたことがありました。

○  (警察の)人間は必ず嘘をつき・特に男と女の関係では情が入り込むので、警察に於ける倫理規定の遵守に関してはAI(コンピューター)を導入する。

  コンピューターは冷徹に・精確に遵法精神で答えを出してくれる。

実際、中国ではすでにAIを警察官業務に導入している。 → 人民網日本語版

警察・検察・裁判所とはこの世の中でもっともコンピューター(AI)化が望まれている分野(職種)です。この3者がぐるになって冤罪事件が起きているといってもいいのですから、これを機会に早急にAI化すべきでしょう。

  法律とは絶対に正しい・容易に変わらない・厳格であることを旨としているのであれば、この分野をこそ、恣意的(①論理的に必然性がないさま。②自分の好みやそのときの思い付きで行動するさま。広辞苑)要素が入り込まない機械によってやってもらうというのが最も合理的な考え方ではないでしょうか。

  AIが「刑事さん、検察官さん、あなたが犯罪であるとしていることは、他の法律や科学技術情報からすれば『冤罪』に当たります。」と警告してくれれば、大きな冤罪捏造の抑止力になります。

○ 「犯罪で飯を食う」という警察・検察・裁判所、そして、それを煽って飯を食うマスコミの体質を、広く深く大衆に知悉(知りつくすこと。詳しく知ること)してもらう努力をする。

  警察・検察・裁判所・マスコミという組織を、「正義の味方」として、テレビや映画でカッコ良く描くのも結構ですが、なにごとも「本を務む(孔子)」 → 原点を明らかにしておくべきです。

  彼ら「警察・検察・裁判所・マスコミ」とは聖職者ではない。犯罪という商品を取り扱う商売人なのです。海外、特にキリスト教国では、聖書によってそれが暗黙の了解となっている。日本人だけが、頭の中がお花畑に洗脳されているので、簡単にオレオレ詐欺に引っかかる。「警察なら安心だ」なんていう妄想に振り回されて。

  かのシェークスピア「ハムレット」でも、公務員(警察官)の横暴・裁判所の懈怠(なまけ、おこたること。怠慢)による遅滞(とどこおること)」を嘆いた主人公が自殺まで考える、という場面があるではないか。


第4話 カノッサの屈辱

  もし、警視総監の謝罪を猿芝居レベルの空虚なパフォーマンスではなく、現実に全警察官が襟を正すくらい、職務に真剣になることを期待するのであれば、せめてカノッサの屈辱(カノッサ【Canossa】:イタリア北部レッジョの南西にある小村。教皇グレゴリウス7世に破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、1077年1月、教皇滞在中のカノッサ城を訪れて悔悛を示し、破門を許されたという。広辞苑)くらいを行うべきでした。

  「警視総監」という名札をぶら下げて、ちょこっとカメラの前へ出て「ごめんちゃい」なんて頭を下げる(韓流レベルの)パフォーマンスでは、在来種純粋日本人の心は動きません。

  東洋大学日本拳法部OB・大木達之進(尹澤先輩の同級生)は、3ヶ月間、毎朝、時の船舶振興会会長笹川良一氏が家を出る時、その車の前で土下座することで、千葉県大網市に青少年研修センター(総工費30億円)建設の篤志を得たのです。

  (この寺には立派な禅堂一階が柔道場・二階が禅堂があるだけで、いわゆる寺の形をした建物はありません。本堂は二二六事件(1936年(昭和11)2月26日)の時、騎馬警官の詰め所であった建物を皇居から、仏殿・庫裡(住職や家族の居間)は、大正天皇の妾の住居(書院造り)を鎌倉から移築したものです。)

  この先輩、その10年後には、別の篤志家(の心)をつかまえて、米国オレゴン州に禅寺を建立し、鎌倉円覚寺の館長なんかを呼んで盛大に開眼供養・開山法要をやられていました。


第6話 いつ見ても隙(ひま)そうなのは臍の穴

  警視総監が謝罪したくらいで、警察も日本という社会も変わらない。

拘置所で人を死に追いやるくらいの冤罪事件は、これから先何年も経たないうちにまた起きるでしょう。

  実際、毎日のように警察官による「犯罪作り・犯罪者作り」の試みが行われている、と感じる場面を見ることが多い。

  とにかく、痴漢・万引・幼児略取(誘拐)・小学生に話しかけるといった破廉恥罪で「ぎゃふんと言わせたい」という、中学生のイジメレベルの「犯罪捜査」が、毎日、行われてているのです。

  彼らにとっては、娯楽・レジャー・暇つぶしのレベルなのでしょうが、そんな犯罪捜査にかこつけた裏金作りに巻き込まれる市民にしてみれば、八潮市の道路陥没事故と同じで、平和な日常生活にぽっかりと空いた「死の恐怖」といえるでしょう。

  (ヒマな)警察官はパトカーではなくリヤカーを引っ張って、警備兼道路の清掃をした方が、よほど税金の節約・市民の幸福に資することになる、と私平栗雅人は確信するのですが。


第7話 「謝罪」という偶像崇拝で再び起こる他国への侵略

  「ごめんで済むなら警察は要らない」というのは、日本の警察(官)の常套句であったのですが。「異例の謝罪」で何でもお仕舞いにしてしまう韓国脳体質の日本ですから、台湾有事・尖閣を守れと、散々煽るだけ煽って米国から武器を買い、オーストラリアだカナダだと大騒ぎして、後は知らんぷり。

  「公務員は公務上の責任は問われない」という感覚だから、国内で市民に迷惑をかけるばかりでなく、国外で再び中国侵略のような「外国・外国人ネタで政治・経済の無能ぶりをすり替える」ことをしでかすのは間違いない(中国には悪いが、私はそう確信します)。

  戦争になるかどうかはわかりませんが、アメリカの植民地である現在の日本が中国の邪魔をする・足を引っ張る企みに加担させられることは間違いない。

  日本の支配者は決して国民に対して責任を取ることはしないので、なんでもアメリカのいう通り行うでしょう。

  海外でどんな残虐な行為をしても、職業軍人は「日本国の為」「愛国心」「軍人の責務」で逃げる。

  「蟻の兵隊」で有名な、防衛庁による中国侵略時の証拠隠滅の再現。

  いくら現場の一兵卒が真面目で良心的で正しい人間であっても、日本という国は「天皇陛下の為」なんていう、論理や科学ではなく偶像崇拝という宗教じみた社会システムによって、権力者が一般市民を暴走させる。

  市民を暴走させておいて、いざとなると真っ先に逃げ出すのが日本の権力者なのです。

  1945年8月15日の敗戦の時、さんざん「朝鮮人を別扱いにしろ、こき使え」と喧伝していた日本人の警察官と軍人は、家族共々、早々に釜山から日本へ逃げてしまっていました。

残された何十万人もの一般の日本人は、暴行・強姦・強奪の憂き目に遭ったのです。  

敗戦の数年前に、日本の警察によって朝鮮人貴族の家から追い出された私の祖父母たちは、朝鮮人平民と同じ乞食同然の生活をしていたので、30人もの若者や年長者に守られ、2ヶ月かけて釜山から日本へ帰ることができたのだそうです。

  「蟻の兵隊」の悲劇は、朝鮮半島でもロシア軍が侵攻してきた満州でも見られた、ということなのです。

  オレオレ詐欺に見るように、簡単に警察を信じて自分から被害者になってしまうような愚直(正直すぎて気のきかないこと。馬鹿正直)な人間になるように、政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋が国民を教育してきた、というのが一番の原因でしょう。

  日本国民の8割がコロナワクチンを接種、とか、いまだにプライベートでマスクをしている人が3割もいるという国ですから、騙されやすいのは在来種純粋日本人の国民性なのでしょうか。

「天皇」という偶像崇拝によって、問題の本質を見ずに道を誤り・滅んでいく日本人。

この「天皇という亡霊に踊らされるという儀式」は、永遠に日本で繰り返されるのであろうか。

2025年08月11日(月)

V.1.1

2025年08月13日(水)

V.2.1

平栗雅人

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