第2話 安部川総理銃撃暗殺事件の闇

 2022年7月8日、安部川総理は奈良県大和西大寺駅北口の交差点中央の安全地帯において手製の銃の様なもので狙撃され倒れた。

 安部川は演説中に歩道から車道に飛び出し、鞄から銃のようなものを取り出し、安部川に向けて発砲した。群衆の中での出来事だった。要人警護のお粗末さが話題にもなった。現行犯逮捕されたのは、川下哲也(当時42歳)だった。

 安部川総理が狙われたのは、統逸教会の有力な協力者だとされたからだ、とされた。マスゴミは総理と統逸教会との関係をやたらと煽り立て、公然の目前で行われた事件の詳細から必死で目を逸らせようとしているように伺える。重大事件であるはずの捜査内容が聞かれないことや裁判の動きが確認できないのに闇を感じる。

 安部川氏が狙われたのは、台湾有事は日本有事、日米同盟の有事だと対中強固姿勢が大きい。さらに対中包囲網のQUAD(日米豪印戦略対話)の推進し、中酷の南シナ海への進出を邪魔した。中酷からすれば怒り心頭だ。その情報は、元国家副主席の主席の僧慶甲の姪である僧包宝から齎された。彼女は「中酷強酸党の中央対外連絡部が事件を計画した。実行犯は在日中酷強酸党メンバーだ」と明かしていた。

 中央対外連絡部とは、秀欣平主席によって外国の要人暗殺も視野に入れ、強化されたスパイ諜報部門だ。覇権を握るためなら手段など選ばない。秀欣平の為に強酸党幹部の闇金を洗い出した劉剣兆が中央対外連絡部に劉剣兆が就任した。その演説で安部川の暗殺を語っていた。僧包宝や劉剣兆という強酸党幹部の側近が事件前に語っている点から中酷強酸党の関与は十分に考えられる。

 僧包宝の暴露は、反秀欣平派に属していたからだ。統逸教会に恨みを抱く川下哲也は、中央対外連絡部が見つけ出した最も犯人として適任者だった。

 事件当日の映像から、川下は歩道から安倍川を見ていた。そこへマスクをした女が近づき耳打ちを行う。そして川下は動き出した。女はスマホでスナイパーに川下が動いたことを知らせた。川下が一発目を撃った後直後、女は爆音にも反応せず、首の汗を拭いている。川下が二発目を撃った。その間に安部川は三発の銃弾の餌食になっていた。現場を立ち去ろうとした女は警察官とぶつかり道端に転倒していた。異常な状況で注目もせず平然としていたのは起こる事を知っていたからに違いない。この日の二ヶ月前の自民党派閥の宏池会のパーティに後の総理になる元日中友好協会会長の岸多不三夫、元日中友好議連会長で外務大臣の早矢仕宝生、光明党党首川口夏生と不審な女が出席していた。単なる偶然ではない。安部川の奈良に出向くのも急遽決まったことであり、この女が居合わせるのは理にかなわない。事件現場には状況を報告する防止と大きなサングラスにマスクをした女もいた。態々近づきながらも安部川を見ず、周りを見ていることから報告係だと思われる。

 中酷がお馬鹿な日本人を巻き込んで暗殺事件を起こした。親中議員が事件捜査を頓挫させ、確固たる捜査がなされないでいる。事件直後から診察した医師の発表と警察発表が弾の入射角や弾道に大きなズレを生じさせていた。要人警護の甘さも加えて日本は中酷に根深く侵略されているに違いない。

 保守派の高壱氏を総理の座て前で引き摺り降ろしたのも中酷に都合が割るからに違いない。医師による弾道は、川下と逆方向から撃たれたことを指していた。この事実を奈良県警は否定している。だとすれば、警察・国会議員が関与していると疑われる。裁判が行われないのも時間による風化と辻褄合わせの物語が完成していないと考えられる。そもそも川下が撃った銃はパチンコ玉を使った散弾銃のようなものなのに周辺にいた者が怪我をしている映像が残っていないのは全く理にかなっていない。

 さらに言えば二発と認めているのに対し、川下が撃ったのは散弾銃並みの飛び散るパチンコ玉だ。その撃った弾が二発しか当たらなかったとすれば、それも理にかなうものではない。この点も結果ばかり求めて行程・過程を無視する詰めの甘さも中酷の思考にマッチしている。スナイパーは二人いる。一人が失敗してもOKという保険だ。安部川の演説用マイクは川下の銃音ではないシュッピという音も拾っている。自眠党や警察・検察・司法に巣食う親中派の排除を行うためにも分かりやすいリトマス試験紙が高壱支持か否かで分かるかも知れない。

 後に安部川の事件を受けて会見した時、岸多は「事件が行われた」と言って口ごもり「起こった」と言い直している。単なる言い間違いではないと考えられる。衆議院選挙で必ず安部川元総理の無念を日本を思う国民は果たせねばならない。








(キャスト)

安部川総理

統逸教会

元国家副主席の主席の僧慶甲の姪である僧包宝 反秀欣平派 

中央対外連絡部 劉剣兆

川下哲也(42)

次期総理の岸多不三夫 元日中友好協会会長

外務大臣の早矢仕宝生 元日中友好議連会長

光明党党首川口夏生

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