次のシーズンが始まり、俺たちはさらに高いレベルの試合に挑むことになった。

　ライバルチームは強力で、勝利を掴むにはこれまで以上の努力が必要だった。

　練習はより激しく、体力も精神も限界に挑戦される日々。

　それでも、仲間と共に乗り越えていくことで、俺は確かな手応えを感じていた。

　試合の最中、ふと自分の義足に目をやる。

　これが俺の力の源だと実感し、誇りを持って足を踏み出した。

　そして、最後の笛が鳴る瞬間まで、全力でボールを追いかけた。

　勝利の歓声と共に、俺の胸には新たな夢と決意が宿っていた。

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