陰キャで巨漢のおばちゃんはひっそりと推し活がしたいっ!
無雲律人
前編:推し活とは?
──推し活。
それは現代日本において一大産業となっている人々の行為。
推しのグッズを買う。推しのライブに行く。推しのCDや本を買う……。それはそれは、様々な形の推し活がそこにはある。
推しに課金する事は神に課金する『賽銭』と同義だとする一大派閥もいる。もはや推しは神の領域にまで達している存在なのか。
自分には誰も推しなんていない、そういう人もいるだろう。
しかし、私にはいるのだ。
そう、『推し活』という単語すらなかった時代から推しているあのお方が。
三十年前、一目見た時からあなたの事を推し続けています。あなたはいつだって私の天使です。
そんな、熱い想いを抱えている『彼』が。
だがしかし、私の推し活は一般的な推し活とはかけ離れているものだった。何故なら私は──陰キャで巨漢のおばちゃんだからである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます