とっても可愛いミヤコちゃん登場!!
サイスタの街の中、
被鮫、スーワが荷車を回し、サキがその上に運ばれながら、鉄の牙まで向かう。
スタスタスタ トコトコトコ ゴロゴロゴロ
ガチャ カランコロン
「おーいおっさんきたぞー」
「鎧残り18個買いにきましたぁ」
被鮫達は店に入り要求を伝える。
「すまんな嬢ちゃん、そういうものはうちは置いてないんだ」
「そうですか…ナ」
店主は先に来ていた女性と会話をしており、被鮫達が来た時女性を置いて被鮫達の要求を進める。
(ナ?)
「おっ! にいちゃん来てくれたんだな鎧今出すぜ」
そうして店主は店の奥に行く。
「…こんにちわ」
「こんにちわですぅ」
ふりふり
サキは声を発する代わりに手を振る。
「! こんにちわだナ」
気まずくなり挨拶すると女性はしょんぼりした表情から、元気な表情になり挨拶し返す。
(またナっていった)
「皆さんは何のようでこの店来たんだナ?」
「さっき言った通り鎧を18個買いに」
「そうなんですね」
「そちらわぁ 何の用で来ましたかぁ?」
「私は手につける聖銀のナックルを買いにきたんだナ!」
女性は自分の自慢の拳を見せつける。
「でもこの店には置いてナかったナ」ショボーン
「そうですかぁ そういえば被鮫さん前サキさんがアクセサリーを買った防具屋にぃ ナックル売ってませんでしたかぁ?」
「覚えてないけどある可能性はあるな」
「むーむー」(確かあったはずだぜ、聖銀のナックルかは知らんけど)
サキは小声でスーワの耳に向かって喋る。
「あっ聖銀かは知りませんがぁ ナックルが売ってる店を知っていますぅ」
そういうと女性はパァと笑顔になりぐいっとスーワに近づく。
「そうなんですか!? 教えて欲しいナ!」
ビクッ「はっはぃ いいですよぉ」
とあまりの強い押しに女性の頼みを了承する。
「おーいにいちゃん持ってきたぜ18個の鎧!」
「あっ外に荷車があるからそこに入れてくれ、あとこれ代金」
「わかったぜ、えーと1 2…よしちょうどだなわかった荷車に入れておくぜ」
「俺も手伝うよ」
「私も手伝いますぅ」
と3人で鉄の鎧を運ぶ、ちなみに被鮫は大して役に立たなかった。
「これで終わりだなにいちゃんまた来てくれよ、最高のもんを用意してやる」
「了解、また来るわ」
「あと嬢ちゃんも今回は目当ての物はなかったが、それ以外なら色々揃っているからよければまたきてくれ!」
「はいわかりましたナ」
そうしてお使いを終えた被鮫達次は女性のために別の店に案内する。
「じゃ道案内してやる、確かこっち側だよな?」
と被鮫が荷車を運びながら進もうとするが、貧弱な被鮫の腕では牛歩なみいやサキなみの速度であった。
「…貸してください、お礼代わりに私が運ぶナ!」
女性は被鮫を荷車から引き離すと自分が代わりに荷車を押し、その速度は被鮫の徒歩以上の速度だった。
「すまん助かる、そういえば名前は俺は被鮫、こっちの狐の子はスーワ、そして荷車に乗ってるのがサキだ、ちなサキはシャイだから無口だぞ」
「よろしくお願いしますナ、被鮫さんにスーワさんにサキさん、私の名前はミヤコだナ」
「そうかよろしくなミヤコ」(日本人くさい名前だな、髪色的に違うだろうけど)
「よろしくお願いしますぅ ミヤコさん」
「むーむー」(ミヤコねぇ、かわいい子じゃないか? 俺のハーレム1番目にしちゃおうかな?)
そう思いサキはミヤコをじっくりと見る。
頭にかぶったベレー帽とハンチング帽を合わせたような帽子に、茶色ベースのキジトラ模様の編んである長めの髪型、襟元がもふもふしてる、茶色い七分袖の前開きのカーディガンと皮の服を合わせたようなコートに、
インナーは少し厚めのキャミソールインナーにうっすら透けて見えるチューブトップに、ふくよかで大きめの胸、
ホットパンツに右足に短剣を差し込められる太ももベルトに、すらっとした白い肌の素足に左足にミサンガ、そして編み上げのショートブーツ。
「むーむー」(うーん申し分ないかわいさだ、んじゃ)
フゥー
サキは荷車を運んでるミヤコに粒子を吸わせ魅了をかける。
「...にゃ」
「むーむー」(スーワちゃん、ミヤコちゃんに目的の店の後にお茶でもどう? って誘ってくれね?)
「分かりましたぁ ミヤコさん、サキさんが店いった後お茶でもどうですかと誘ってますぅ」
ぽやややーん
「...うん」
「むーむー」(いやぁ、ミヤコちゃんお茶何飲むかな?)
とサキは返事をもらえた前提で話を脳内で進めていると。
「誘いはうれしいけど遠慮しておくナ! ちょっと用事があるからナ」
「むー?」(は?)
「草、振られてやんの」
「そうですかぁ じゃ店に向かいましょう」
(LV8の魅了を
そして目的の店につく。
ガチャ カランコロン
「すみません、ここに聖銀のナックルは売ってますかぁ?」
「聖銀? んな高級品は...てっお前らは!」
店主はスーワを見た途端サキのことを思い出し、サキを探そうと被鮫の頭の上を見る。
「むーむー」(ようおっさん、またアクセサリーくれ、あと聖銀のナックルの代用品あるか?)
「サキさんがぁ アクセサリーくださいってぇ あと聖銀のナックルの代用品ありますかぁ?」
「そっそれはいいけどあの、またアレを...」
と股間を抑えながら、気持ち悪くもじもじする。
「むーむー」(ふっ、いいぜ)
そうしてサキはスーワに持ち運ばれ、粒子を店主の口にそして突起の様な手を伸ばし、ベロチューする。
「はむぅ れろぉ」
「きもー」
「これぇ ベロチューしてるってしったらだいぶ気持ち悪いですぇ まあそうじゃなくてもしゃぶってる時点で気持ち悪いですがぁ」
「えっ〃〃ナナナ!? ナにしてるんですか! いっいきなりキッキスだナんて!!」
とミヤコは驚きながら手で目を覆う。
「ぷはぁ...アクセサリーね適当なの3いや4人だし4個とっていいよ、あと聖銀のナックルはないけど銀のナックルはあるよ」
(魅了ちゃんと効いてるんだよな)
「さっすがサキ最高の仕事ぶりだな、じゃ適当にアクセサリー見繕うか」
そうしてまるで盗むように被鮫達はアクセサリーを手に取る。
「スーワ何にした? 俺このアンクレットにしたわ」
「それはぁ、風のアンクレットですねぇ 素早さが上がりますぅ 私はハイレ...あの通路の半透明の女の子が欲しがっていたのでぇ 魔法火力が上がるチャームですぅ」
「優しいな、サキは?」
被鮫はサキのほうに目をやると、わざわざ被鮫達にも幻惑を使って人型に見えるようにして、左手薬指につけた指輪を見せつける。
「うん、言わんでもわかるわ、また指輪ね」
「えーと私もいいのでしょうかナ? なんか泥棒してるようナ」
「むーむー」(おいかわいこちゃんが遠慮しちゃってるだろ、かっこいい男らしいところみたいな~?)
「サキさんがぁ 男らしいかっこいいところがみたいんですってぇ 店主さんミヤコちゃんが遠慮しちゃってますよぉ?」
とサキの魅了を手伝う。
「よーし好きに持ってっていいぞ! 銀のナックルも無料でやる!」
「えっいいんですかナ? ありがとうございますナ! じゃあ私は~この出血デバフ無効の絆創膏をもらうナ!」
「むーむー」(かっこよかったぞー男らしくて、俺~惚れちゃそ~)
店主に突起の様な手を伸ばして頭をなでる。
「ふへ、へへへへへへ」
(気持ち悪)
(見てていい気分じゃないですねぇ)
(あのおじさん幸せそうですナ)
そうして目的の物を入手した一向は、店をさる。
「ありがとうございますナ、目的のものも良いアクセサリーも手に入りましたナ、ナんかして欲しいことがあるナら言ってほしいナ、やれることナらナんでもするナ!」
「むーむー?」(今なんでもってい言った?)
「いや全然いいよ大したことしてなかったし、こちらこそ実行したのはサキだけどそもそも行く理由がなかった防具屋でアクセサリーゲットしたし」
そのときスーワが悪魔のような発想を思いつく。
「! お礼と言えばぁ ナックルが欲しいってつまりミヤコさんはぁ 冒険者ですよねぇ? 油断大敵の洞窟っていうところの右側の通路で取れるぅ 炸裂のポーションの材料になる薬草ぅ それが欲しいんですよねぇ とってきてくれませんかぁ あとちなみにぃ そこのボスはミヤコさんみたいな物理特化なら楽に倒せますよぉ」
(スーワやば右側の通路って物理無効のゴースト通路だろ、殺す気満々じゃねーか)
「そうナんですかちょうどよかったですナ! 私もそこに行く予定があったので取ってきますナ!」
「ん? そうなのかちなみにミヤコは強いの?」
「はい! 自分で言うのもナんですが私は強いですナ」
「ほーんそうなのか」
「はい!」
「むーむー」(まあ見た感じ素手で戦う格闘家だしみんな被鮫の耐久ポーションを飲んでるから勝てるだろ、はーせっかくかわいこちゃんだったのに殺すのは惜しいな、牢獄に入れられないだろうか?)
「じゃ俺らは帰るからじゃあな」
「さよならですぅ 『また』会いましょぅ」
フリフリ
サキは手を振ってお別れした。
「はい! また会いましょうナ!」
たったったった
ミヤコは速足で去っていき、被鮫達は荷車で鉄鎧を運びダンジョンに戻る。
ゴロゴロゴロ
「むーむー」(被っ鮫被っ鮫頑張~れ! スッ~ワスッ~ワ頑張~れ!)
「うううぅ 応援はうれしいですがぁ手伝ってほしいですぅ」
「それな」
「むーむー」(無理無理、鉄鎧1つすら持てんのにスーワちゃんが運んでる13個やましてや、被鮫の5個すら運べないよ素早さも1だし自発的に移動すらできないんだぜ、俺)
「そうですぇ そもそもサキさんが生まれた理由は看板娘の為でしたもんねぇ」
「むーむー」(看板娘のためにぃ7万DPも使ったのか、それで金貨生み出せよ)
「なあサキ今森の中だけど、森の生き物魅了して手伝わせるってできない?」
「むーむー」(あー確かに行けるな! 狼とかゴブリンに魅了かますわ、オラッ)
フシシャァー
サキは粒子を森全体にばらまく、そうすると数分後様々な方向から足音や叫び声が聞こえる。
ざわざわ
アオーン
ぐぎゃぎゃ
ホーホー
ざわざわ
「うぉっこれは期待できるぞ!」
「むーむー」(ハーレムの完成だぜ!)
目の前には鉄鎧の上で権力者のようにふるまい座るサキとサキに跪く、森の魔物たちであふれていた。
「すげーさっすがLV8!」
「すごいですぅ 沢山の魔物ぉ ゴブリンにグレイトウルフ、アッシュオウルにエキノフォックスまでぇ!」
「むーむー」(だろ! スーワちゃん被鮫に俺を喜ばせたいならこの鉄の鎧をこの人間が指定するところまで運べって伝えて被鮫経由で魔物たちに命令しろ!)
と言伝を頼み。
「分かりましたぁ 被鮫さん この魔物たちにかくかくしかじかダンダンジョンって伝えてくださぃ」
スーワはそれをすべての言語を扱い理解する被鮫に伝えて。
「了解! おいサキの役に立ちたいならこの鉄の鎧を指定の場所まで運べわかったか!」
とみんな同じところにいるのに言伝リレーをして命令を下す。
アオーン!
「ワカッタ!」
ホーホー!
コン!
そうして荷車の前にグレイトウルフとエキノフォックスが犬ぞりのように運び、
アッシュオウルが1つ1つ掴んで運び、
ゴブリンは荷車を後ろから押して運ぶ。
ゴロゴロゴロ
そしてかなりの速度で目的地に着いた!
「いやー楽についたな」
「ですねぇ」
「むーむー」(ありがとうなお前ら)
そう言って魔物達を撫でまわす。
「こいつらどうするの?」
「ダンジョンコア様に言ってぇ ハーピィ達と同じようにぃ ダンジョンに属させますかぁ?」
「それいいな、魔物どもダンジョン内に入ってサキのボスに会いに行くぞそうすればずっとサキと一緒だ」
アオーン!
「ヤッタ!」
ホーホー!
コン!
皆が奥に進むとダンジョンコアがゴブリンジェネラルを引き連れ走ってやってくる。
「大丈夫か! 被鮫、スーワ、サキ侵入者がたくさんいたから驚いて来たぞ!」
『え?』
「あレ見た感ジ侵入者はさキが魅了した魔物達ジャないか?」
ゴブリンジェネラルが冷静に推測する。
「それは本当かサキ?」
「むーむー」(うん全員魅了で味方にしたから問題ない心配させて悪かったな)
「いやいい、無事なら問題ない今は夜だから冒険者も少なくて私たちがばれる心配もなかったしな」
「そうだこいつらハーピィ達のようにダンジョンに属させるために連れて来たんだよ」
「すぅーそっそうか、それはありがたいができん」
「え? なんで魔物だろ?」
「魔物だがハーピィ達みたいに納得して属したんじゃなくて魅了されてるんだろう? 属させた魔物達はダンジョンの命令に逆らうことはできないが、同時にダンジョンにたいして忠誠も生まれない、士気がない魔物達は役立たずだぞ、それに魅了が解けた後抵抗できないサキが何されるかわかったもんじゃない、殺すか逃がしたほうがいい」
「まじかー、てかダンジョンから生まれたやつらが忠誠心バカ高いのはそういう理由か」
「仕方ないですねぇ」
「だナ」
『殺すかぁ (殺スカ)』
ビクッ
魅了された魔物達は後ずさりする。
「えーとゴブリン通路の鉄格子を下げるっと」
ダンジョンコアはそう言いながら空中をタップする、そして魅了された魔物達の後ろにある鉄格子が下がって逃げれなくなった。
「俺肉に合う料理の下ごしらえしてくるわ、じゃあな」
被鮫は風のアンクレットを足につけると全速力でその場を去る、
ぐちゃ ザン! シャキーン
被鮫の後ろから虐殺の音が聞こえる。
そうして悲惨な現場から逃げた被鮫は下ごしらえをし終わると皆がやってくる。
「被鮫さん 肉もってきましたぁ」
「了解じゃ作るね」
「あとぉ ダンジョンコア様がぁ アクセサリーを渡してくれってぇ」
「あーね、了解」
被鮫は自分の足からアンクレットを外すとスーワに渡す。
「ありがとうございますぅ じゃあご飯期待してますぅ」
「了解、じゃスーワと狐と言えばあの懐かしの物を作ってやるか」
そうして被鮫は狐肉入りの野菜炒めを作った。
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ベルウルフ
頭にエリザベスカラーの様なベルを携えた狼
頭を振って鐘を鳴らしほかのベルウルフにれんらくして連携して狩りをする魔物
ベル音が大きいくて睡魔の枕になりそうだったから看守の一人に選ばれた。
凝るのは次回からでした
異世界転移しちゃったのでダンジョン運営手伝います!(強制) @Arasupara
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