私は、BLをまともに読んだことがなかった。
どちらかといえば、苦手意識すら持っていた。
けれど、このお話はスラスラ読めた。
それはなぜか──
”全面的にBL”ではなく、”青春ストーリー”だったからだ。
「こんな青春時代を送りたかった」と思わせる舞台設定だったのが、良かった。
その中のBL成分も、内容としてはライトだったのが、また良かった。
主人公ロマくんは当然男の子なのだが、女の子でも良いのでは?(そのレベルでヒロインっぽい)と思ったことはあった。
しかし、実際にロマくんを女の子と仮定して読んでみると「これは違う!」と思った。
特に、ロマくんの最終決断を女の子ヒロインがしたと仮定すると、途端に「違う!」「むしろ腹立つわ!」と思った。
そこで、『ロマくんは男の子でなければならず、この物語はBLでなければならない』と、理解できた。
このお話は、BLであるべきBLで、BLは苦手な人でも違和感なく読める、BL入門書といっても過言ではありません。
BLを読んだことがないビギナーさんにも、おすすめです✨