こちらの作品はBLではありません。非常に純粋なブロマンス作品であることをお伝えさせて頂きます。
(何故書くのかと言うと男性読者がそれだけで離れるのは非常に勿体ない)
”色彩”のきずな<この敢えてひらがなの温かみで攻めてくる言葉使いが好き。
中盤までの拝読レビューになりますが、この作品は全体を通して情景と人間の心理面描写が卓越しております。
絵が好きな主人公ロマくん。そして憧れの「キール」の作品に感銘を受けてパルフェ学園に入学。
ここで出会う人間関係がロマくんを成長させてくれる。雰囲気の似たルキとシキ。そして個人的推しのソルティ先輩。
時間の流れ、ルキくんお気に入りの”とある場所”の美しく幻想的な描写、そして人の心の闇と明るい部分を様々な色で表現されております。これがまた美しい!
そして色のつかないものは答えのないもの、となり今後を考えさせられる展開。
ほっこりする部分、きゅんとする部分、盛り沢山でお送りされてます。
中でも私の推しソルティ先輩が現実でも適用するとてもいいお言葉をくださります。
ロマくんは果たして誰を選ぶのか。男性同士の美しいきずなを最後までご覧あれ。
美しい心理描写と絵画のような情景模写にうっとりします。お勧めです。
高校の美術部。
それぞれに傷を抱えた美少年たち、三人。
この三人の関係と恋の気配がどこへ向かうのか——最後まで目が離せない、彩り豊かな青春長編です。
かっこよく言うならば、
透明なプリズムを通せば、傷さえも色と輝きを増す──
そんな物語
絵やホログラムが作中に多用され、その多彩な色彩が登場人物たちの感情までも鮮やかに映し出しています。
胸に刺さるような切なさも、淡い甘さも、すべてが一枚の絵のように美しいスクールライフ……
さりげない飯テロ・スイーツテロも見逃せません。
特におすすめの回はこちら
アクション好きには → サバイバルゲーム回
音楽好きには → 文化祭回
三人の行方を、ぜひ最後まで見届けてほしいと思います。
BLとなっていますが、青春ライフメインなので、古典juneなどの繊細な少年の心情がお好きな方にも、お勧めです。
私は、BLをまともに読んだことがなかった。
どちらかといえば、苦手意識すら持っていた。
けれど、このお話はスラスラ読めた。
それはなぜか──
”全面的にBL”ではなく、”青春ストーリー”だったからだ。
「こんな青春時代を送りたかった」と思わせる舞台設定だったのが、良かった。
その中のBL成分も、内容としてはライトだったのが、また良かった。
主人公ロマくんは当然男の子なのだが、女の子でも良いのでは?(そのレベルでヒロインっぽい)と思ったことはあった。
しかし、実際にロマくんを女の子と仮定して読んでみると「これは違う!」と思った。
特に、ロマくんの最終決断を女の子ヒロインがしたと仮定すると、途端に「違う!」「むしろ腹立つわ!」と思った。
そこで、『ロマくんは男の子でなければならず、この物語はBLでなければならない』と、理解できた。
このお話は、BLであるべきBLで、BLは苦手な人でも違和感なく読める、BL入門書といっても過言ではありません。
BLを読んだことがないビギナーさんにも、おすすめです✨