何処までも、ずっと付いて来る『怪談』

ふと、バスで見かけた幼馴染…K君。
彼を見ると何故だか 池に纏わる怪談 を
話さなければならない様な気がしてくる。

  その、怪談とは…。

何人かで池に遊びに行った小学生。一人が
池に嵌って沈んでしまう。子供ばかりで、
なす術もなく…池に沈んだ少年は、命を
落とす。後に、池の近くで恨めしそうな
少年の幽霊に遭遇するというもの。

『池の怪談』をK君に語ると次第に様子が
おかしくなって…それは見ず知らずの
小学生に引き継がれ…。


この作者のホラー作品はどれも、構成と
発想に驚かされる。今回も又、驚かされ
肝を冷やす。
 この取り分けゾッとする物語の妙味を
是非ともご覧あれ。