バンコク旅行記としての臨場感と、帝釈天(インドラ神)への熱量が心地よく融合していて魅力的でした。観光案内以上に、作者の「推し活」としての視点が新鮮で、花輪を捧げる場面の静かな感動が印象的。推しを「物語があった証としてそこにいてくれればいい」と語る姿勢が深く共感を呼びます。信仰や観光を越えて、「推す」という行為の本質に触れたエッセイになっています。