Episode4 コムロとヒストリア
クリック「やっぱり寒い夜に入るお風呂は格別ですわ!」
マーちゃん「俺もそう思う、たしかに今日寒いもんな」
クリック「お風呂開けておきました😊」
マーちゃん「気が利くな、ありがとう。これ終わったらすぐに入るよ」
クリック「物音しないですけど、もうお二人共お休みになられたんでしょうか?」
マーちゃん「ちょっと見てこようか?」
クリック「お願いします!」
ジョン・コムロの部屋
コムロ「というかマーちゃんはあんなに値引きをしていて商売成り立っているのか?」
ジョン「どうでしょう?お店を続けられているっていうことは成り立ってるんじゃないですか?」
マーちゃん「俺のことを話してるな、聞こえない声で言うが、ちゃんと商売は成り立ってるぜ、そこは心配すんなよ!」
マーちゃん下に降りる
マーちゃん「まだ起きてたぜ、なんか俺の話してた」
クリック「マーちゃんのお話?どんなお話をなされていたのですか?」
マーちゃん「あんなに値下げして商売成り立っているのかって」
クリック「そんなことを心配なさってたんですね」
マーちゃん「まぁりんごとか自家栽培だし、手作りのものが多いから赤字っていう訳ではないんだよな」
クリック「そうですね😊」
マーちゃん「んじゃちょっと風呂入ってくるぜ」
マーちゃん「眠いんだったら先寝といていいぞ」
クリック「はい、わかりました」
30分後
マーちゃん「ふぅ、気持ちよかったってクリックはもう寝たのか」
マーちゃん「んじゃそろそろ俺も寝るか」
翌日
ジョン「マーちゃん!おはよー!」
マーちゃん「おはよう」
コムロ「今日も店番か?」
マーちゃん「いや、今日はのんびりしといていいぞ」
コムロ「わかった、じゃあティブロを散策するか」
ジョン「えぇ!また散策するんですか!?」
コムロ「当たり前だろ?俺はこの国が好きなんだよ」
マーちゃん「この国を愛してくれるのは嬉しいな」
コムロ「ジョンも一緒に行くか?」
ジョン「僕は元々この国の住人なのでこの国のことは知り尽くしてます!なので大丈夫です!」
コムロ「そうか、じゃあ俺だけで行ってくる」
マーちゃん「気をつけていくんだぞ」
コムロ「あぁ、わかってる」
マーちゃん「じゃあ俺たちは店の準備をするか、ジョンもここにいるんだったら手伝ってくれるか?」
ジョン「もちろん手伝うよ!」
(コムロ視点)
コムロ「とりあえずこの国の左上に行ってみるか」
ヒストリア「コムロさん…?どうしてここに」
コムロ「ヒストリア、久しぶりだな」
コムロ「用事が終わったからこの国に戻ってきたんだ」
ヒストリア「そうなんですね。ところでジョンさんは?」
コムロ「ジョンはマーちゃんの店にいるぜ」
コムロ「今は泊まるところがないからマーちゃんの店に泊まっているんだ。次行くところも一緒だからしばらくマーちゃん達と一緒だ」
コムロ「そして俺はこの国が好きになったからこうやってひとりで探索しているわけ」
ヒストリア「では私がこの国をご案内いたしましょうか?」
コムロ「あぁ、頼む」
ヒストリア「地図を表示します。しばらくお待ちください…」
コムロ(この場面見たことあるような…)
ヒストリア「地図を表示できました。コムロさんどこに行きましょう?」
コムロ「この国の左上に行きたい」
ヒストリア「わかりました。では行きましょう」
コムロ「なぁヒストリア」
ヒストリア「なんでしょうか?」
コムロ「ヒストリアにとってこの国ってどういうものなんだ」
ヒストリア「ティブロ王国について検索したします。しばらく…」
コムロ「調べろとは言ってない。俺はヒストリアの意見が聞きたいんだ」
ヒストリア「…」
コムロ「ヒストリア?」
ヒストリア「ティブロはいい国だと思います。最近では草花に溢れる国になりましたし。ですが私は前の国の方が好きです。機械で溢れている方が私にとってとても居やすい場所なのです。もちろん今の国も大好きですけどね」
コムロ「まぁヒストリアは機械だもんな」
ヒストリア「しかし、国の人々を見る感じ今の国の方が皆さん過ごしやすそうです」
コムロ「俺もそう思う」
ヒストリア「ですが、なぜそのような質問を?」
コムロ「特に深い意味は無い、ただただ聞きたかっただけさ。」
コムロ「あとどれ位で着く?」
ヒストリア「あと5分くらいですね」
コムロ「わかった。着いたらめいっぱい案内してくれよな」
ヒストリア「もちろんです」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます