いつも自分のことばっかり
第1話
娘「伊勢海老食べたい!」
母「ダメ」
娘「なんで?」
母「アレルギーがあるからよ。一口食べたら死ぬレベルで酷いアレルギーなのよ?」
娘「いいじゃん別に。余命3ヶ月なんだし」
母「じゃあ、お医者さんにエピペンお願いするからそれまで待って」
娘「なんでそんなもの用意しないといけないの?」
母「なんでって……私はまだあなたが死ぬ心の準備が出来てないの」
娘「心の準備って何? 私はずっと痛い思いしてるんだけど? お母さんはなんでいつも人の気持ちよりも自分の気持ちを優先するの? おばあちゃんの時もそうだった。胃に穴開けて無理矢理食事をさせて延命治療して何の意味があるの? あれは生きてるって言わない」
いつも自分のことばっかり @hanashiro_himeka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます