薬師登録
ジールの説明のおかげでなんとかテイミングのスキル証明書も授与される予定になって、既に従魔がいるという事で冒険者の登録ではテイマーと薬師としていい事になったよ。これでティア達一家を登録したら一緒にどこでも行けるね。ただ冒険者ギルドへの登録は証明書が発行される数日後まで待って欲しいと言われちゃった、残念。
今日はスキル報告に時間を取られてしまったので、薬師ギルドへの登録や素材の買い取り依頼は明日にすることにしたよ。
宿泊所に帰ってからティア達に念話で薬師とティマーになったよって報告したら喜んでくれて、いつでも登録出来る様に近くに来てくれるって。証明書のせいで予定が変わって会えるのが遅くなったから嬉しいな。
翌朝朝食後にジールが「ちょっと野暮用が出来たから戻るまで部屋で待ってて」と言ったので、エナに餌をあげながら待ってた。昨日着たおしゃれな服はジールにクリーンしてもらったから今日も着るの。私はまだ薬草や手足くらいの範囲しか出来ないから。10才まではスキルに影響するから、欲しいスキルに関係ないとされる能力は必要最低限の練習にしておく事が推奨されてる。今日からは生活魔法も欲しい能力は余裕のある時間に練習するんだ。
「お待たせ」
帰って来たジールから早めの夕食後にティア達を迎えに行くから、荷造りする様に言われた。この部屋は小動物くらいしか許可されないからティア達従魔がOKな部屋に移動するからだって。急いで荷造りする、と言っても元々遅くても明後日の朝には引き払う予定だったから大して時間はかかってないんだけどね。忘れ物がないか確認して鍵を返却して一部の荷物を預けてから、今日最大の目的である薬師ギルドへ出発だよ。
大きな街では単独の建物を持つ大型ギルドと、施設を共用する複数のギルドが入る建物とに分かれているんだって。商業ギルドと冒険者ギルドはどちらかがほとんどの人は町や大きな村にあると言われるから凄く大きな建物。薬師ギルドはこういう大きな街では錬金術ギルドと共用な事が多くてこの街でも同じ。隣は鍛治師ギルド。この3つのギルドは火を使うということで、街を囲う城壁に近いエリアに集められているの。周りには同じ様に自分のお店で加工するそれぞれの職人お店があって、住宅街に近い方が販売のみの店舗になっていて火事対策されているんだって。
薬師ギルドでは順調に登録が済み、無事正式な薬師見習いとして記録されたよ。今まではランクなしで、これからはランク有りの見習い。だから作った薬は薬師ギルドで一度査定してもらわないとお金をもらえない。規定の本数を全て一定の品質なら自分の印を付けて売れるの。もちろんギルドに持ち込む度に品質チェックされるよ。無償でも緊急事態は別として身内やパーティ内以外は、基本的には駄目。例外は特定の人に試用テストをする場合のみ。
今日の登録は調剤としては元の師匠のおばあさんからお墨付きをもらっている傷の軟膏と血止めの軟膏と血止め液が査定対象として、初級ポーションはレシピ授与の登録だけ。査定対象のはおばあさんが以前に薬師ギルドで査定してもらった証明書を、ポーションのレシピと一緒に封筒に入れてくれてたから出来た。
今から採取の能力実技試験で先ずは持参した薬草を提出し査定してもらう。その査定の間にギルドの薬草畑に行き採取方法の試験をする。最後に筆記試験。知識の確認をしてそれに応じて見習いのランクが決まるの。
見習いのランクはEとF。普通はFランクから、そして見習いだけ3段階の小ランクがある。他国や軍などで身内だけの使用で一定の実務経験があった実力者はE(1)ランクスタート。それ以外は実力に応じて小ランクが決まるけどスキル授与年齢の子は例外なくF1ランクから。
じゃあなんで試験をするかっていうと、今の実力を数値化するため。一定の実績ポイントと、全てが基準値を越えたらランクアップ出来るの。ランクによってそれぞれ基準があるんだよ。でも見習いの間は基準は一切公表されないの。
今日は自分の印を書く用紙をもらってここでの用事は終わり。
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