第3話 女子高生の調査︰提供情報

(以下は、県内在住の女子高生から提供された情報の一部抜粋である)


 不二崎透子様


 はじめまして。

 市立鈴が丘高校二年生の三好澄花みよしすみかと申します。

 早速ですが、鈴が丘市内で発生している行方不明事件について、私が独自に調べた中で興味深い事が幾つかあります。


 鈴が丘はかつて煤が丘と呼ばれていて、その歴史は戦国時代ごろまでさかのぼります。当時からこの地域では、火葬の供養や焼き打ち、焼却によるごみ処理が盛んでした。そうした背景があり、鈴が丘市には火葬場が多いのです。

 更には病院やお寺が密集しているエリアがあり、そうした場所にも火葬場が建てられています。


 鈴が丘市内にある11の火葬場は現在も稼働していますが、すべて外国系の団体に運営が委託されているのです。新聞には民間企業に業務委託されたとしか載っておらず、詳しい経緯などは載っていませんでした。

 火葬場は普通、市や地方公共団体が運営しますが企業が運営する場合もあるようです。

 火葬場の運営もその団体に任されているようで、ホームページにその団体の名前がありました。取り敢えず、市内にある11の火葬場をまとめました。


 ・鈴が丘聖苑

 ・鈴が丘第一火葬場

 ・鈴が丘第二火葬場

 ・鈴が丘第三火葬場

 ・鈴が丘中央斎場

 ・鈴が丘第五火葬場

 ・鈴が丘南斎場

 ・大聖霊苑葬送会館だいせいれいえんそうそうかいかん

 ・こもれ火のさと

 ・鈴が丘第六火葬場

 ・やすらぎえん


 これらは外国系団体の資本で経営されている火葬場です。

 これまでの鈴が丘市内における行方不明事件と関連があるのではないか、と思っています。

 よろしければ近々直接お会いしたいです。


 よろしくお願い申し上げます。


 三好澄花

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