予言の王子と賭けの邪神
星うめ
第1話
はじめに、予言があった。
「その子、やがて止められぬ戦の火種とならん。
元服の儀を経て王の資格を得し時、
眠れる争いの火種、ついに大地に落とされん。
されど勝利せば、千年の平穏、その地と民にもたらされん。」
かの予言は、こう続く。
「しかして大地を血で穢す罪、免れ難し。
その身の死をもって贖いと為し、
穏やかなる世、ようやく定まらん。」
それが、ぼくの存在意義。
生まれた事を祝福され、
同時に死ねと期待される。
民の為に。国の為に。神の為に。
それあれと、願われた。
——————————-
耐えきれなかった。だから逃げ出した。
父上も、母上も、兄弟達も民も全て、
投げ出したいと森へ逃げた。
「逃げられた…のか?」
誰も追ってこない。
ここは僕1人だ。誰もぼくを知らない。
「は…はは、」
少しでも良い、自由に振る舞えるのならそれで良かった。
「喉が渇いたな…。あ、」
綺麗な湖がある。歩き疲れた所に、丁度よくあるなんて。
「ぷは、ふー…。ふふ。」
こんなに水がおいしいなんて、宮殿では思いもしなかった。
「…やった。ここでは…僕1人だけだ。」
どう過ごすかなんて決めてないけど、誰の目も無い。自分の意思で動いてみたい。
「お腹すいたなぁ」
言った途端、上から木の実が落ちてきた。
「……たまたまだよね。…いやだな…」
気味が悪い。誰もいないのに、誰かに見られているように感じる。
手をつけずにいると、もうひとつぼとりと木の実が落ちてきた。
「誰…!誰なの?僕をつけてきたの?」
なんの返答もない。
森の中の虫と鳥の声だけが鳴り響く。
「食べないよ。…いらない。自分でなんとかする。」
本当はどう食べ物を調達すれば良いのか分からない。でも、あの木の実だけは気味悪い。
その時、兎が湖に向かって飛び込んだ。
「え、なに、なんで!?」
ガボガボと兎が溺れてる。
足掻いているのに、水から出られる気配はない。
——-知ってる。神話だ。あれは腹の空いた神の為に、自ら兎が火に飛び込む——-
神だ。ここに、神がいる。
「待って!!いやだ、そんなの嫌だ!」
湖に飛び込む。兎はなぜか手の届かぬ場所に流れてしまう。
「いやだ!!食べるから!木の実ちゃんと食べるから!!兎は死なせないで!!」
「神様!!」
バシャン、と水飛沫が上がる。
兎はどうにか水から逃れ、逃げていった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」
——…駄目だ。僕の意思ではどうしようもない。
何かも、どうにもならない。
ここに神様がいて、僕は、それに従うしかない。
あぁ、意識が遠のいていく。
もう、いい。なんでも。
どうせ運命は、変えられないんだから…
——————————————
「——…!?」
「…ようやく起きたか。」
「!?だ、だれ?」
「誰だと?お前が名乗れ無礼者。どうやって我が領域に来た。」
「ひ…か…神さま…?」
「…神だと?——-忌々しい。奴らの差金か?」
「神様じゃ、ない…?」
「……。邪神、とは呼ばれているが、奴らとは違う。一緒にするな。」
「……。」
「ハァ、面倒な予感しかせぬな。
神の使いを招き入れる趣味はない。去れ。」
「神の使いでは、…。僕はただ、
神様から、逃げたかっただけで…。」
「……。」
「……。」
「……なるほど。
縋る者には見向きもせず、逃げる者には憑いてまわる。奴らの在り方とはなんなのだ?」
「縋る?」
「いい、その話は。だが神の愚痴なら聞いてやらんこともない。
お前を通して嫌がらせをする道筋が見つかるかもしれんしな。」
「い、嫌がらせを…?」
「無駄口はよい。早く話せ。
…逃げ出したお前を元の場所へつき返してもよいのだぞ?」
————————————————-
「……なんだその予言は。どのみち死ねと言っている様なものではないか。」
「……。」
「勝手が過ぎて虫唾が走る。その予言とやらも、お前の民も。」
「…別に…この身ひとつで代償が済むなら、僕はそれでかまわない。」
「構わない?ハ、随分従順ではないか。
…では何故逃げた?国と民を守るのがお前の役目なのだろう?」
「僕が、ぼくの意思でそうするならいいんだ。でも、そうじゃない。
そう、仕向けられているようで…。」
「……ほう。」
「民を思う気持ちも、
この身を賭すことも、
僕が考えた事が、全て予言のように決まっているのなら、
それは僕じゃなくて、神の意思だ。」
「…なるほど、それは大きく出たな。」
「だって、だってそうとしか…」
「そも、何故予言を信じる?
事が大きく現実味を感じぬではないか。そんなの信じぬと一言いえば良いだけのこと。」
「……ここにくる途中だって、喉が渇いた、と思ったら急に湖に出たし、お腹が空いたと思ったら、」
「思ったら?」
「……うさぎが溺れて死ぬとこだった。何故か手も、届かなくて…」
「ッチ。趣味の悪い事をする…」
「だから神が、…神様が、ぼくを見ているのは確かだって、思う。」
「………。」
「ならそれはきっと、予言の通りに動けって言っているんだ。
だから…僕の人生はもう全部決まってて。僕はただ、決められたように動くだけ…」
「……そんなもの。納得出来るのか、お前は」
「だって僕には……どうしようも、できないよ…」
——————————————-
「…お前。賭けは知っているか。」
「…知ってるよ。でも恐ろしいものだからまだ早いって、母上が」
「しかし賭けは王の資格でもある。王は運命をも支配する者だからな。
勝負を断るは王の恥。…そういうものであったろう。」
「うん…」
「そうか。————では、賭けをしよう。」
「え!?だ、駄目だよ!あれは神に運命を委ねる儀式で…軽々しくやるもんじゃない!」
「囀るな。お前腹が減っているのだろ?それともまさか、溺れたうさぎを食ったのか」
「食べない!ちゃんと逃したよ…」
「なら賭けるは食い物だ。そこに桃がいくつかあるだろう。
賭けに勝てばくれてやる。それくらいなら問題ないな?」
———————————————
「さて。では、お前が分かる簡単な賭けにしよう。
ここにサイコロが一つある。
6面あるがその半分…
3面が赤、残り3面が黒に塗られている。
器に放り込んで伏せ、そして開けた時…
出た面が赤か、黒か。
お前はそれを選べばいい。どうだ、簡単だろう?」
「…うん。…」
「気乗りしないか?まぁいい。
勝負は、快楽を覚える事こそ、賭けの第一歩…だものな?
さぁ、始めよう。選べ…赤か、黒か。」
———————————————
「じゃあ…黒。」
「よし。投げるぞ………む、黒か。
…お前の勝ちだな。」
「やった。じゃあこの桃貰っていいね?」
「ひとつだ。欲を満たし勝負を放棄されてもつまらん。
…しかし始めてみればあっさりしている。
悩まないのか?こういうのは勝つか負けるか、ハラハラするのが醍醐味だろうに。」
「別に…だって負けるはずがない。
…あっ…!」
「ああ、ちと桃が熟し過ぎたか。触れただけで崩れるとは。」
「……でも、すごく美味しい。」
「ふぅん、そうか。
よーく熟れ、腐りかけが1番甘いな?
賭けに勝てばもう一つくれてやろう。どうだ?」
「うん。やる。」
「良い。ならば次だ。赤か、黒か」
「黒。」
「投げるぞ、そら。面の色は…おや?
おぉ、これは…
————…赤だ。」
————————————————-
「………え?…あれ、待って、」
「負け惜しみか?よい、赦す」
「ち、違う!だって赤が出たって」
「黒に見えるか?よく見てみろ。」
「嘘だ、神様が見てるなら黒が…黒が出るはずなのに…!」
「おぉ、そうか。神がついているならばこのサイコロには強制力が働くかもしれん。しかしこの場においては別だ。
私が何故邪神と呼ばれるか知っているか?
神を怨み、その在り方を否定する者。
ここは狭いが我が領域。
すなわち———我が賭博場。
誰にも邪魔などさせぬ。」
「ここには神の目が、届かない…?」
「させぬ。立ち入らせぬ。神さえも。
これは私とお前のだけの勝負…そういうわけだ。」
「そんな事が…本当に…?」
「いいぞ。信じられんなら続けよう」
—————————————————-
「少しレベルを上げようか。
お前が勝てば桃ひとつ。
お前が負けたら…そうだな、その右手の腕輪を貰おう。」
「…う、腕輪を?」
「何、勝てばいいだけの事。先程のは偶然だったかもしれん…そう考えているのだろ?
好きに選ぶがいい。赤か、黒か。」
「…赤。」
「よし。ほれ————…黒だ。」
「!…また…!」
「右の腕輪を外せ。
次だ。赤か黒か。」
「あ…赤。」
「よし、どうだ——————-黒だな。
左の腕輪も貰おう。王族の腕輪か、悪くないな?
…では次だ。赤か黒か。」
「…そんな…こんなことが…最初は勝てたのに…」
「おぉそうとも、勝たせるさ。引き摺り込むには最初が肝心。」
「嘘、わざと負けたってこと?」
「さぁな?では次だ。
…大事な腕輪は取り戻さねばな?」
—————————————————-
「……。」
「どうした?選べ。」
「…負ける…」
「…そうだ。お前は負ける。神の後ろ盾もない、か弱き生き物だ。」
「負ける…この僕が…?」
「ふ、ふふ。…気分はどうだ?」
「…こんなの、知らない。
僕の有利に進まないなんて…こんなに負けていくなんて…
あんなに感じた神様が…僕を守る気配もない…
そんなの知らない…こわい。怖いけど…
心細いのは、僕自身で選んでるから?
僕が、自分の意思で動いているから…?」
「そうだ。…良く覚えておけ。
今、このひと時の勝負は、私とお前だけのもの。神ではない、お前と私の意思だ。
選べ。賭けよ。
…そして私を楽しませよ。」
「…———-。」
————————————————
「おい。惚けるな、次だ。赤か、黒か?」
「——…あ、…黒。黒にする。」
「いいだろう。…あぁ、何を賭けようか?忘れていたな。お前は何を望む?」
「…僕は、腹を満たすだけの果物を。」
「謙虚よのぉ、まぁいい。ではお前の右目を貰おう。」
「!?、なっ」
「待たぬぞ。そら、——-ふふ、赤だ。赤がでたぞ。」
「待っ、…!?」
「安心しろ、今は視界だけにしてやる。あまり怯えさせすぎてもつまらんからな。」
「そんな…賭けが釣り合わない!」
「釣り合わない?お前が望まぬのが悪いのだ。
私は邪神だぞ?肝を冷やすその顔だけが楽しみなのに…あぁ、ならば賭けるものは先に言うてはつまらんなぁ?
まずはこの賽を振ってしまおう。
さぁ、選べ。赤か、黒か。」
「………。」
「どちらにする?
———-何を選ぶ。」
———————————————-
「———…選んだら。
選んだら、望んでも、いいの?」
「無論。」
「望めば、くれるの?」
「くれてやる。勝てるものなら。」
「本当に?」
「覚悟があるなら、やろうとも。」
「…じゃあ、欲しい。貴女がほしい。」
「………は?」
「僕は黒。黒を選ぶよ。」
「………赤だ。…左目を貰おう。」
「うわ…ッ、…あー…これは嫌だな、なんにも見れない…いるよね?ちゃんとそこにいてくれるよね?」
「お前、馬鹿か?」
「ねぇ、次を賭けよう?僕の視界を返して。早く貴女が見たい。」
「正気か?」
「正気だよ。狂った様に見える?」
「…見えるが。」
「嘘。どうして?」
「何故そこで私が出る。」
「だって、望めばくれるって。」
「いや、…そうはならんだろう。」
「なるよ。だって貴女だけだ。選んでいいって言ったのは。
僕の意思を望んだのは、貴女が初めてなんだ。
だから貴女が欲しい。そばに欲しい。
たくさん、貴女の話を聞きたい。」
「…抑圧された自己の反動か?」
「違う。これは僕の意思だ。」
「…では執着を履き違えたか。」
「執着、じゃない。…お願い。この気持ちを汚さないで。」
——————————————-
「……。ならば代償を。
お前の家族はどうだ。お前以外への被害であれば、黙ってはいられまい。」
「いいよ。賭ける。貴女が手に入るなら。」
「…は?なら国はどうだ。」
「国でもいい。それが欲しいの?出来れば僕を欲しがってほしいけど…」
「……ッ、ええいやめだやめだ、何故そうなる!
私は聖人のようなお前の顔が歪むのが見たいのだ!急に狂った顔など見たくはない!」
「なら僕がサイコロを投げる。
そうだ、何故思いつかなかったんだろう。いつも貴女が投げては僕の不利だ。
…これだね。よっ…
ほら、投げたよ。決めて。
勝負を始めよう。」
「…分からぬ。お前は予言に絶望していたはず。
それは己より家族を、民を捨てられなかったからだろう?
何故今、お前はそうも簡単に捨てると言えるのだ。」
「捨ててないよ。」
「…どういうことだ?」
「気づいたんだ。予言は本物かもしれない…でも、ただ従う事なんてない。
選べば、望めば…
予言だって、利用出来るかもしれない。
そう、予言が全て本当なら、戦争までは誰も死なない。誰1人欠けることがない。
……もちろん、僕もね。
だからいいよ。貴女が望むならなんでも賭ける。賭けることができる。
さぁ、選んで。赤か、黒か。」
「……赤、だ。」
「決めたね?…あ、わぁ…視界が戻った。僕の勝ちだね。
…あれ、驚いてる?もしかして油断した?
ふふ、なんだ…そんな顔するんだ。
楽しい…
すごく、どきどきする。」
—————————————-
「………。」
「ねぇ、僕、貴女のことを全然知らない。
邪神というけど、どうやって生まれたの?どうしてこんなところに居たの?
桃が好きなの?何故神に怨みがあるの?
どうして僕と賭けをしてくれたの?
知りたい、欲しいよ。
ねぇ。次だ。
早く次の勝負をしよう…!」
「………。
神の予言をも利用する、か。
そう…そうだ。
運命を支配する…賭けとは、そうあらねばな。
…しかし望みが私そのものとは。」
「貴女が望めと言ったんだ。」
「フン。随分と強欲になったものだ
だが、叶えはさせぬ。次の勝負で終わらせよう。
お前とその一族に、危害を加えられぬなら…
私が望むは、お前のこの賭けの記憶。」
「………え?
待って、記憶?この時間の?」
「そうだ。私と出会い、賭けをしたこの時間のな。」
「記憶は駄目だ。そんなの、絶対に駄目だよ。」
「お前が勝てば良いだけのこと。賭けは楽しいのだろう?恐れることはないはずだ。」
「でも、」
「くどい。最後の勝負だ。
お前がサイコロを握るのを許す。
私は赤だ。」
「……。嫌だ。」
「選べ。選ばぬものに選択肢は無い。」
「でも…嫌だ。」
「……。」
「……。」
「……ならば勝負は終わりだな。
お前が去るまでもない、私がこの場から消えてやろう。地団駄踏まれても迷惑だ。」
「待って、なんで!?なんでそんな事言うの!」
「煩い。お前の思い通りにはさせぬ。」
「思い通りだなんて!…そんなの、横暴だ。
通るわけがない!」
「今更何を。最初から私はそうであったろう。
一度手に入りそうなものがつゆと消える。
お前に与え、そしてそれごと奪い去る。
…それが私だ。そうだろう。」
「でも、初めてだったんだ、
僕がこんなに自由になったのは。
貴女が望んでいいと言ってくれたから…
…だから、なのに!
貴女がくれたんだ、貴女が僕に、
勝負を…
僕に生きることを、教えてくれたのに…!」
「だからこその代償だ。
同時にチャンスもやっている。
だが、儀式の祭壇に上がる気が無いものは、何も手に入らない。」
「………。」
「喜べ。もう一度、その賽を握る事を許す。…出来るな?」
「………。…僕が、勝ったら。名前を教えて欲しい。」
「……フ。お前は、何故最後にそう…
いいだろう。お前の勝利に名をやろう。
では選べ。赤が黒か。」
「黒。僕は黒だ。………。
投げるよ。………!」
「…。」
「……。」
「………赤、だな。」
「……嫌、だ。」
「ふ、ふふ。土俵に登らない奴は嫌いだが、登った上で足掻く奴は嫌いじゃない。
そういう奴は次も賭けに出る。」
「ッ嫌だぁ……!」
「喚いても変わらぬ。」
「なんで!もう一回勝負しよう!」
「駄目だ。」
「ダメじゃない!」
「駄目だ。」
「……そんな…。
…忘れてしまうの?
僕は、貴女のこと。」
「そうだ。」
「…忘れたくない…」
「そう思えるなら、お前は変わった。
…お前がこんな賭け狂いになるとは予想外。親兄弟の驚く顔が見れそうだな?」
「貴女のせいだ。…貴女が!
貴女が僕を狂わせた!」
「賭け好きの素質があっただけだ、私のせいにするな。」
「違う、僕は!
賭けてる時は、貴女がそばにいてくれるから…!
…ねぇ、名前くらい呼ばせてよ…!」
「ならん。お前は負けたのだから。
…その重く幼い感情も、忘れてしまえば綺麗さっぱりだな。
我ながら良い賭けをした。」
「…いいよ、そうやって笑っていれば。
僕は絶対に諦めない。」
「あァ、いいぞ。
次こそは欲のあるお前を打ち負かそう。
予言の加護のない、失うものが出来たお前を。」
「約束だよ。また…
また、ぜったい…に…」
—————————————
「王子様!王子様!!」
「……?あれ、僕……?」
「王子様…!湖に浮いていたのですよ、お怪我は…!?苦しくはありませんか、水を飲んではいませんか!?」
「…だいじょうぶ…ボーッとするだけ」
「…!王子様、王家の腕輪が両方なくなっておりまする!」
「…腕輪…?分からない、落としたのかも…」
「…では、湖の底に…?」
「かもしれない。……すごく、大切なもの…落としてきちゃった…」
「それは…仕方ありませぬ。それよりお身体が冷えてしまいます、すぐに上着を…!早く宮殿に戻りましょう。」
「…うん。…」
「…?どうしました、王子様。」
「…いや…ごめん。皆には心配をかけたね。…戻ろうか。」
「………フン。妙な子供だったな。
人形の操り糸でも断ってやろうと思うたが、まさか利用しようなどとは。
従順そうで、どうしてなかなか…
…予言の王子、か。
また会う機会も、あるやも知れんな。」
予言の王子と賭けの邪神 星うめ @wakamori
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