【メンヘラ短歌】心の叫び

何しても迷惑かけるかなと言われて育つ。そんなの無理だ。

死にたくて、それでも助けられたけど　やっぱ死にたい生きてたくない

脳だけの存在ならば思い出の映像思い浮かべていたい

泣きたいよ？泣きたいけれど泣けないの　大和男児は泣いてはならぬ

迷惑を悪いことだと考える我は石破に憧れている

悲しくて辛くて　そんなときにこそ　ザコシショウの偉大さを知る

生きているだけで迷惑かけるなら散りゆく花の大迷惑よ

自殺するくらいならもう最後くらいプロメテウスのように生きたい

我が内の苦しみさえも愛おしく思えるような強さがほしい

蜘蛛の巣を払って「ごめん」と呟いてあの蝶になって喰われてやりたい

病院は生きる希望のある人の行く場所であり我に場違い

自らの死の体験を歌にして　特別席に閻魔大王

産まれたら死ぬまで生きる　人間も動物も虫も植物だって

アドバイスされても腹が立つ上に励まされても申し訳ない

もし僕がポジティブ人間だったなら短歌を詠むことなんてなかった

繊細で弱くて生きるの下手くそで　そんなところが短歌に向いてる

朝八時満員電車に乗る人の生きる光に我が影の濃き

短歌とは変人だという吾を全て受け入れてくれる聖域である

吾はどこでなにを間違えたんだろう。そもそも生まれてきたところから？

盗むことせず死んだなら少しくらい閻魔様も許してくれるか

もし我が神の子光の子であれば、懲罰中の蛍の子かな

輪廻してカルマを清算してるなら我は前世で人を殺めた

孤独死を悪く言うなよ、いいだろう？孤独死予備軍我が主張なり

生きているだけで迷惑ポイントのスタンプ貯まる　景品は罰

事件事故戦争で死ぬ被害者と代わってほしい。代わらせてくれ。

今の吾に最も幸福なことは目を覚ますことない朝が来ること

草むらに寝転び死んでしまったら　我の形の地上絵できそう

「死にたい」という感情は唯一の　吾に残された希望の言葉

生きるのが偉くて尊いことならば　生きているだけ　生きているだけ

許せない　とにかく我を許せない　だからといって罰する気もない

視界にはならぬ程度に悪さして　無期懲役になれば安泰