霧が絶えなず、地図にも記されていない忍びの里、その集落の忍びの一族の長男として生まれた主人公。この時点で主人公がどんな世界で生きているか軽く想像をしていたけど、そんな想像を越えていた世界。生まれた時から一族の跡継ぎである運命を背負わされ、名前も与えられず毎日の様に人を人とも思わない仕打ちを受けさせられる。自分の意見すら通らず、何が正しくて何が正しくないのかも分からずに全てを諦めて自分の運命を呪うしかない環境に酷く心を締めつけられました。
でもそんな主人公の元に訪れた従妹の鈴と里の同じ里のくノ一の如月の二人。この二人との出会いが主人公のこれからの運命を変えていき、また新しい者との縁を結んでいく期待を膨らませてくれました。
これ以上はネタバレになってしまうので最後に一つ。物語の名前である「愛縁奇縁」。
まさにこの物語の為にある言葉だと僕は感じました!是非色んな方に知って読んで貰いたいお気に入り作品です!