神様のオシゴト〜戦闘・労働・限界を司る神に転生した俺は神界でも労働中〜

異世界人(願望)

報告書の束1、主人公の日常

報告書一枚目、備考:神になった日

 ええと俺の名前は如月 渡、神だいや、厨二病とかじゃなくてな、まあこれは報告書だ、多分上が読むと思うそれじゃあ俺が死んだところから書いていこうと思う。

(なお俺は思いっきり小説風で書く理由は特にない!!そっちの方が読みやすいと思うからだ!?)

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 今日で連勤78日目サービス残業は月340時間まごうことなきブラック企業で俺は働いている、

「おい、如月君、エクセルなんて使っちゃダメだ印鑑とFAXを使え印鑑とFAXを」

 このクソ上司が印鑑にFAXなんて使ってたら、この仕事量じゃ足りねーんだよ

「あの〜こちらの方が仕事の効率がいいんで」

「ダメだダメ、そもそも僕エクセルとかわかんないし」

 くそっ時代の流れにおいていかれた老害が

「もういいやあとこれとこれとこれやっといてね期日は明日まで」

 最悪だ

「じゃあね」

 うっめまいがする意識が朦朧と・・・あっ

 ・

 ・

 ・

「キリがいい1兆人目の労災死者ですね、新しい紙を上が探してたはずですし、なんか司ってそうですし上に回しておきますか」

 なんだ?この声、1兆人目ってどういうことだ・・・

 ・

 ・

 ・

 はっここはどこだ?白い部屋?さっきまで俺は会社で働いてたはずじゃ・・・?

「こんいちは、如月くん君はブラック企業で働いて死んだんだよ」

 も、もしや異世界転生か?目の前にいる人、神っぽいし

「おお死んだことはすぐに受け入れるんだね」

 あれ心読まれてる?それなら話は簡単だな、言いたいことがあれば念じればいいし、死んだことは受け入れてますよだってあんな会社で働いていたら死ぬことは明白でしたもん

「そ、そうだね、君もしかしてだけど仕事のしすぎでおかしくなっちゃってる?少なくともこんなにあっさりと自分の死を認めた人は初めてだよ」

 そうですか・・・でもあの会社ですからね誰が一番最初に死ぬのかなんて言われたあの会社ですからね・・・

「そ・・・そうかい!?、まあいい君は労災で1兆人目に死んだきりがいい人なんだよ」

 ああ、さっきの1兆人目ってそういう

「そうだね、そして君には神になってもらおうと思います」

 え?神?

「そう神、僕らと同じ神にならないか?」

 な・なるほどね

「ちなみにだけど拒否権はないよ」

 あ・・・はい

「それでは君の訂正を調べることにするよ・・・えっと君の敵層は戦闘と労働、限界を司る上位神だよ、すごいなめずらしい人でありながら上位真の才能がある魂なんて珍しいんだよ」

 そうなんですか

「ああ如月渡君きみは今日から上位神だ」

 まじか俺TUEEEとかできるんじゃないか?

 ・

 ・

 ・

 20年後

 なんて思ってた日が俺にもあったな・・・懐かしいこの頃の俺はまだ希望に溢れてたんだよな※今も溢れているでしょう帰れるという希望が(上司が追記)※誰のせいだと(如月が追記)

「はあ」

「隊長これとこれ、サインお願いします」

「ああメールで俺のパソコンに送っててくれ」

 神になった俺は最初に邪神を討伐してしまった。これで実力が知れ渡って、俺は空席になっていた邪神討伐管理隊の第1隊長になることになったんだよな・・・そして今日も今日とて書類仕事に邪神討伐をやっているわけですね

「隊長ここどうすればいいですかね」

「そこはこうすればいいよ」

「ありがとうございます、隊長」

 くそっ慕ってくれるのは嬉しいが休みが欲しい今のところ350連勤だくそっいくら神になったからと言って精神的疲労がなくなるわけじゃないんだよ

「隊長!085世界で邪神が出現至急集合されたし、だそうです」

「了解だ、カイル、セレナ行くぞ」

「了解です。隊長」

 こいつらは俺の部下でも先頭においても優秀な二人だどちらも中位神で戦闘や努力を司っている、ちなみに言っとくと男神と女神だぞ

 まあとりあえず、邪神たちを殲滅するとしますか

 〜〜〜

「状況は?」

「状況は、現在、急に085世界に次元の裂け目が現れたかと思うとその中からザルゴトスと思わしき邪神が現れました、現在は我々天使と現地人と協力して対処に当たっています」

「了解だ、よし討伐隊第1隊出動」

「「了解です」」

 いい返事だ・・・これ終わったら有給申請させてもらおうかな※許可されていません(上司が追記)

「まずは俺があいつを対処するから、お前らは配下の天使と共に雑魚たちと戦っている現地人たちをサポートしろ」

「「はいっ!!」」

 よしじゃあ行くとしますか、

「なるほど、貴様らが来たか」

「なるほどね俺の名前は邪神界隈でも知れ渡っているのかな?」

「ふむ、知れ渡っておるぞ?なんてったって我らの王を倒したお前だからな」

 ああ・・・前倒したアレの眷属神か※そのアレは復活しましたね(上司が後に追記)※それ書く必要ないだろ(それを受けて如月が追記)

「悪いが早く上がらせてもらうために倒させてもらうぞ」

「やってみろ」

「爆ぜろ「エクスプロージョン!」」

「ガハッなかなかやるなだが効かんぞ」

「知るかボケさっさと帰らせろ、そうだ俺は家に帰りたいんだ!!「ホーリースラッシュ!!」」

「なん・・・だと」

 よし!討伐及び八つ当たり成功※八つ当たりとは、あまり良い傾向ではありませんね(上司が追記)※誰のせいだと思ってんだ(上司の言葉を受けて如月が追記)

「さすがです!隊長!お前ら隊長を見習って殲滅しろ!!」

 カイルありがとう、そういうのはエネルギーになるわ・・・ただ八つ当たりするのを真似しちゃダメだぞ※その通りですね(上司が追記)※だから誰のせいだと思ってんだよ(上司の追記を受けて如月が追記)

 〜〜〜

「お疲れ様です。それとこちら上から新しい仕事だそうです。それと上よりエクセルって便利だね、だそうです」

「そう・・・か、あたらしい仕事ね今日は帰れなさそうだな」

 まじか〜徹夜かよ、あとエクセル使うんだあの人たち※使いますよ(上司が追記)※一々反応すんな(如月が追記)※あなたこそ(上司が追記)

「それと・・・ラルフ様が今度飲みに行こうぜ、だそうです」

「まじか、喜んでと言っといてくれ」

「わかりました」

 有能な秘書だな、ちなみにラルフは俺の友人俺と同じで数少ない精神的疲労を感じる神だ※精神的疲労ってなんですか?(秘書が追記)

 ※お前らがなかなか知ることができない物だ、知りたければ俺以上の量の仕事を振ってやるが?(如月が追記)※パワハラはやめなさい(上司が追記)※では少なくとも精神的疲労をお前は知るべきだと思うよ(如月が追記)

「それじゃあ仕事を済ませるとしますか・・・」

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 邪神討伐管理隊第1隊 報告書

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 【基本情報】

 日時:XXXX年5月12日

報告者:如月(隊長)

 任務名: 邪神討伐

 対象邪神名:ザルゴトス

 発見場所:

 戦闘開始時刻: 15:30分

 戦闘終了時刻:

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 【戦況概要】

 私が単独で邪神を討伐、眷属たちは天使と部下が討伐

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 【敵の特徴】

 爆速で倒したため不明※確認してから倒せ、後にその世界の天使から魔法や剣を扱ってくる面倒な眷属神であることが判明(上司が追記)

 

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 【結果・評価】

 ホーリースラッシュで殲滅、カイル、セレナの戦いっぷりを見る感じ彼(彼女)らはまだまだ伸び代あり

 

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 【備考】

 有給よこせ、無理ならせめて休ませろ※考えておきましょう(上司が追記)※上で却下されました、まだ働けるだろ、だそうです(上司が追記)

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 ※簡潔に記入し、報告漏れに注意。

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 新連載始めました、インプ転生と並行して進ませていきます。

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