これは恋と呼ぶのか

@anonymous_lover

はじまり

まずは簡単な紹介。

彼の名前はオジ。

仕事はいろいろやっているが後ろめたいものではない。

忙しいといえば忙しいが、打合せとかを除けば仕事時間は自由だし、リモートで済む仕事も多いので在宅率は高い。

妻帯者だ。子供も居る。

頑張った甲斐もあって金回りは良くなった。


金回りが良くなるといろいろ欲しくなる。

最新のスマホ、車、家。

そして女。

欲に限りはない。


家庭に不満があるわけではない。

しかし。それでも。もう少しだけ彩りが欲しい。

今までもたまに風俗のお世話にはなっていた。

いわゆる射精産業。割と直接的な風俗だ。

あまりのめり込むことは無かった。

オジの下半身は割とナイーブで、常に元気溌剌というわけではない。

もちろん不能なわけでもないが、初対面の緊張感や制限時間、相手の反応など様々な要因で不発に終わることも多かった。


飲み友達にパパ活を進められた。

アプリで気軽に出会えるらしい。

お店とは違った付き合いが出来るかもしれない。

プロフィールの書き方などを指南してもらい早速始めてみた。

カジュアルなサービスもあれば、年収や資産の証明なんてことも出来るサービスもあった。

こういったところでは男性はステータスを、女性は若さや美貌をアピールするのだと教わった。

オジは様々なサービスを試してみた。


さまざまなサービスで女性と会った。

アパレル販売員、10万人フォロワーの居るTikToker、生活保護受給者、学費を払えない大学生、あからさまな業者。

最初から「割り切り」というキーワードでお金を払って一夜を共にする。

波長が合えば継続して会うこともできた。

ホテルにいくだけでなく、食事やレジャー、旅行にいったこともある。

ゲームのように複数人と同時に交流した。

月イチで会うのが3人くらい居た。

繋がりが切れてしまうこともあるので、継続的に新規の出会いは求めていた。


そんな中でムスメと出会った。

15歳の少女だった。

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