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  • 本編への応援コメント

    樹液しか吸わない蝉になることで、何らかの救いを得たかったのかなぁ、とも思いました。
    それでいて、短い期間しか生きられない蝉。
    そんな蝉なら、生きるという業も短期間で終わる。
    だから、蝉になりたいのかと思いました。
    最後に、蝉だから夏の話なんだなと、ふと思いました。
    そういえばテーマは夏だった、と。
    それだけ圧倒的な内容でした。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そして、大賞受賞おめでとうございます。

    蝉になりたい理由に想いを馳せていただき嬉しいです。
    犀川様の選評にも書いていただきましたが、読者の皆様がそれぞれの理由を考えていただくこと、それがこの小説の楽しみ方なのだと思います。

    なお、正解は私にも分かりませんw

    というか正解なんてものがあれば、蝉になどなる必要はありませんからね。

    今後も共に創作に励んでまいりましょう!

  • 本編への応援コメント

    すごく心に刺さりました。
    人間が生きていく上で必要な仕事。
    でもそれは主人公にとっては心が死んでしまいそうになるもので。
    なんだかのうのうと生きている自分が恥ずかしくなりました。
    蝉になることで命の重さと痛みが溶けていく、この表現がすごく印象的でした。
    筋肉痛さん、ありがとうございました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    私ものうのうと生きています。
    自分を責めすぎても苦しくなるだけで良い事ないですからねw

    ただ、時々この物語の主人公のような優しさを思い出す時があります。

    まあ辛くなりますが、そんな時があるからこそ人生は楽しい、と思うようにしています。

  • 本編への応援コメント

    人間の食肉に関する業を一心に背負い、そのために心が壊れかけた主人公と完全に壊れてしまった叔父。。

    死に関する罪悪感と家庭から送られる生暖かい不快な愛は、人の精神を容易に壊してしまいます。いえ、死に関する事柄だけではなく自分に対して不義理な仕事に覚える感情は消化されることなく胸中で蓄積され、あっという間に精神を破壊します。

    その崩壊を促進させるのは孤独でしょう。他者から理解されないこと、他者から拒絶されること、当然を受け入れられないこと、それらは人を孤立させます。

    作中の叔父はこれらのために精神を壊し、蝉になったのでしょう。地獄のような地中の日々を懸命に生きて、くじけそうになっても前に進んだ。そうして地上にたどり着いたときには完全な蝉となっていた。

    叔父が蝉になるまでに生きた時間は決して幸福ではなかったはずです。家畜を手にかけ、その度に罪悪感を覚え、自己嫌悪に陥ったと思います。ですが、そんな生活の中でも、蝉と言う小さな命を大切に思える主人公の存在は彼に幸福を与えていたと思います。

    人間の業、それによる精神の疼痛を非常に丁寧に描いた作品でした。

    読ませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    きめ細かい感想をありがとうございます。

    生きるって業が多いですよね。
    それを深く感じてしまう優しい人々は、地獄のように生き辛いんだろうなぁと思いつつ書いた作品です。

    私自身はそこまで優しくないんですがw

  • 本編への応援コメント

    筋肉痛さま

    こんにちは。
    蝉になりたい。どういう気持ちなのでしょう。十年ほど地中にいて、日の下で一か月足らずの生活を終える蝉。叔父さんの頭の中には十五年前の主人公とのやりとりが色あせることなく焼き付いているのでしょうね。
    あまりに辛くて、自分ならどう救いを見出すかばかり考えてしまいます。
    どの仕事にも、向き不向きはあるでしょう。職業に貴賤はなく、ただ、向き不向きがあるのだと思います。もしも主人公がひとつだけ勇気を出して行動することができるのなら、仕事を変えてもらいたいです。家業であろうと、できないものは、できない。彼が抜けて困る人々が大勢出てくれば、やろうという人が出てくるでしょう。需要と供給です。
    屠殺業という職業、肉食という食性が悪なのではなく、それに耐えきれないほどの感受性を持つ主人公が、自分に準備された椅子にこわごわと座り、涙を流すしかない状態にやり切れなさを感じます。
    頭の中からいろんな悩みや迷いを追い出し、叔父さんと並んで蝉になった主人公は、束の間心を安らげ、このときがいつまでも続くことを願っていたのでしょうか。
    考えさせられます。読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご丁寧な感想をありがとうございます。感無量でございます。

    仕事ってままならない事多いですよね。

     "僕"には選択肢が色々あります。ただ、彼の優しさ(両親への忖度)が他の選択肢を選ぶ事を躊躇させる。

     両親か家畜かあるいは世間か。彼が健やかに生きるためには、何かに非情になるしかない。

     でも、それは本当に健やかといえるのか?

     ほんと、ままなりませんね。
     
     私も蝉になりたい。

    編集済