最強の淫乱族の娘。ヤリ◯ンの教え子になる

新有機

第1話 なぜかそこにいる少女

前回までのあらすじ

ナレーション)中学生を卒業した凛城陵。通称ヤリりょう。その整った顔立ちと、その巧みなテクニックで、凛城は色々な女をたぶらかしていた!

出会った女子には片っ端から、「君、かわいいねぇ」だの、「君、すごいなんかかわいいねぇ」だの、「君のつむじ、右回りなのかわいいねぇ」だの、言葉巧みに女を操り、その結果今までエッチをした女の人の数は脅威の15人!中学生で15はぁ多くはしませんかねぇ?と、言った感じで、そんなこともあり、男子からはえげつないくらい嫌われて、元カノからも特定の人からはさらに嫌われて、学校中の嫌われ者になって、結局高校は誰も知り合いのいないところに行こうと猛勉強!その結果、県内の中でもトップクラスの桜座丘高等学校に入学。ここからは、そんな彼が、高校生活を歩んでいくお話である………多分。


「陵!陵起きて!今日私と映画行く約束してたでしょー!」


「あぁ…そうだったな凛花。よっし!着替えるか」

俺の名前は凛城陵。なんか前回のあらすじを初回に持ってくるっていうボーボボのパクリをした挙句、俺のことをクズ野郎と誤解させるようなあらすじになってしまうため、一応訂正するがまず女を操ってなんかいない。ただ女から告白されるのを全部おっけいしてたらエッチした女の人数が15人に登ったってだけで、浮気をしてるとかじゃない。別れてからちゃんと他の女と付き合ってるからな。至って健全だ。それに、俺はつむじは左回り派だ。ここが一番ときたい誤解だった。

そして、凛花。こいつも相手から告ってきたのを俺がおっけいしたから付き合ってる。昨日からうちに泊まっている。今回はエッチなことはしないで欲しいところだ。もうエッチにはつくづくうんざりする。

そんなことを考えながらも、ちゃくちゃくと準備を進め、俺たちは近くのバス停からバスに乗って映画館に向かった。


ーーーーー数時間後ーーーーーー


映画館から出た俺は、テンションの上がった声で凛花に言った。

「映画面白かったなぁ!特にあのキスシーン!めっちゃエモかったわぁ!」


「はははっ!そうだね!ほんとに陵は映画のことになるとテンション上がるよね?」


「そりゃそうだろ!俺の大好きな俳優も出てるんだ!テンション上がらずにはいられねぇよ!」


「まぁでも確かに面白かったよ!みんなかっこよかった!」


「そうだな!」

そんな会話をしながら帰りのバスに乗り、俺は凛花を家まで送り別れを告げ、家に帰った。


「クゥー!それにしてもやっぱりデニーロの兄貴の演技力はちげぇぜ!惚れるわー」

そんな独り言を呟きながら帰宅した俺は、買ってきたグッズをどこに飾ろうかをウキウキ考えながら自分の部屋へと向かう。


「俺もう少しでデニーロ関連の映画の棚ができるんだ!やっぱり将来はタクシードライバーになりてぇな!それでタクシーで彼女迎えに行って、こんなに世界は美しいんだよと世界中を彼女とタクシーで観光したい!」

あの映画のどこにタクシーで彼女を乗せて世界中を観光したいという考えが生まれるようなシーンがあるかは謎だが、とりあえずデニーロの兄貴は俺の憧れの存在である。

そんな楽しい思いを胸に、俺は自分の部屋のドアを勢いよく開けた。


「他のデニーロ関連グッズのみんなぁ!新しい仲間だよぉ……?………んん?」

ドアを開けた先にはいつものデニーロ関連グッズの棚ではなく、見えたのはなんと全裸の女性の姿が出会った。

その女性はこっちを向きながら、少し照れながら言った


「こ、こんにちは人間。私はテッペリン族の王の娘、サリーよ、、」


「な、、、なんなんだテメェ!!!」







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最強の淫乱族の娘。ヤリ◯ンの教え子になる 新有機 @soutoyo0930

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