母というものについて、
改めて考えさせられる、
ノスタルジックでセンチメンタルな作品です。
5首全てが、
ママを回想する短歌になっていて、
「絶交」という言葉も見られるので、
両者の関係の複雑性が感じられます。
5首目。
どこへでもついて行ったよパチンコ屋嬉しかったのママと居るのが
しかしながら、
結局のところ、母というものは、
子供にとっては嫌いになれない愛おしい桃源郷、
そんな存在なのかもしれません。
ママへのほろ苦くも甘やかな感傷性が胸を打つ、
母という存在の揺れ動く記憶を、
愛おしむ短歌集になっていると言えるでしょう。
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