自分
前回から2ヶ月程空いた。ただのやる気とネタの問題故悪しからず
私はtrpgをちょこちょことやっている。自分が作った個性の強い子達になりきってその物語を進んでいく
その「なりきり」が楽しい
私はその「なりきり」(以降rpと表記する)をする時、「その子」に喋らせる事を意識している。身体を貸しているような物だと思って貰っていい
これはrpがよりリアルにできる点があるが…自我が食われる時がある、それこそ自分とかけ離れた子であればなかなかないのが大半だ
ただ自分と共通点が沢山ある子の場合、本来の「自分の考え方」が「その子の考え方」とすり変わる事がある。自我が食われて元の自分が何処かに消え去る
これらの事が私には偶にある
「だからなんだよ」って言いたくなるかもしれないけど話はここからだ、いや話したとて結局、私の望んだ反応は貰えないだろうし「だからなんだよ」に落ち着くだろう
自我が消える事もあまり良い事とは言えないが、「そのrpの仕方ができるって事は自我が薄いもしくは自分の意識が弱いんじゃないか?」という考えがある
最近では、1年前の自分はどんな意志を持っていた?いや、寧ろはじめから自分の意志で決めた事などあったのか?などと考えるようになっている
おそらくその考え方が原因でこうなっているのかもしれない。そもそも私が原因なのかも
誰かを助けたい自分と綺麗事が嫌いな自分
傷つきたくないからと他人を信用しないと決めた自分とまだあの人は自分と一緒に居てくれて仲良くしてくれると信じて疑わない自分
どれも全部"自分"である事をわかっている自分と自分が分からなくなっている現状
胸を張って自分はこうだと言える人間なんか私は見た事ないし、見たくない
それでも生きなきゃいけない、なんて酷い呪いだろうか
諦 Lindre @Lindre
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