諦
Lindre
はじめまして
初めまして。これを読むなんてあなたはそうとうな変わりものだろう、私も人の事を言えたものではないが。
さて、早速本題に入ろうか。
まず、シリーズのタイトルについてだ。
「諦」...諦めるという漢字なのだが...読み方は[まこと]とも読める。どうやら本来この漢字は「心理を明らかに見極める」や「道理を理解する」などといったポジティブな意味の方が強かったらしい。だとしても今は今で、過去は過去だ時代とともに大概のものは変わる。今では考えを放棄した宣言の言葉と成り下がっている。諦めは諦めだ。それはそれで、これはこれ。
もちろんこれを小説だと言い張るつもりはない。気に入らないなら閉じてもらって構わない。気に入らないものを観る必要なんてないだろう。ただ悲しいかな世の中には気に入らないものをわざわざ観て、いちゃもんつけて無駄に時間を使っている人間もいる。自分の価値や正義に固執してなんと醜悪なことか。嫌いなものに自身のエネルギーを使いその末にあるものは空っぽの心に詰め込まれた一つ一つが灰のように小さく軽い詰め物。なんと滑稽であろうか。
時代が変わるにつれ変わって行った物の中変わらずにいたのは人間の本能や心理、本質。
考え方は変われどもその人間の本質、本性は変わらない。哀れだな。私も。
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