立ち入り禁止の教室で見つけた黄金のアーチ。
その向こうに広がる世界は、危険で、優しくて、どこか懐かしい感じがします。
迷い込んだ少年たちは、恐怖も、喜びも、喪失も、希望も、すべてを等しく抱えながら前へ進んでいきます。
彼らが出会うのは、ただの『異世界の住人』ではなく、それぞれに痛みと願いを抱えた『誰か』たち。
冒険の果てに待つのは、魔法ではなく、人の心が生み出す『もっと強い力』。
そして物語は、最後にそっと歩みを緩めます。
森を抜けるように、7人の旅路を静かに振り返りながら、
「ここまで来たんだ」
と胸に沁みる瞬間が訪れることでしょう。
別れの痛みと、帰還の安堵。
物語を読み終わった後、きっと、彼らの旅に
『お疲れさま』
と労いたくなることでしょう。
そんな優しい余韻のある物語です。
是非読んで欲しい!そんな作品です。