氷の音が光のように感じられる作品

とてもとても丁寧に丁寧に描かれた作品だと感じました。

「氷の音」は、主人公の閉ざされた世界に差し込む小さな光のように感じられました。

従弟さんの死と、摂食の困難さ、お薬による感覚の鈍さなどの厳しい状況の中にあっても

水筒を準備し、映画へ向かう行動に、かすかな光を感じました。

夏は厳しいですね。
誰にも暑いです。
冬になろうとする今、この作品に出会いました。