2025年7月の予言を端緒に、筆者が遭遇した「魔女」のごとき占い師による執拗なハラスメントを描くエッセイだ。論理的な科学的スタンスと、信仰を盾に私生活を侵食する異常者との対比が強烈である。シーライオニングや宗教的偏執狂との闘争、日本社会の歪み、そして国外脱出に至るまでの壮絶な実体験が、冷徹かつ情熱的な筆致で記録されている。オカルトの暴力性を知りたい者や、SNS上での執拗な嫌がらせに悩む読者におすすめできる。